splash-aventum-3 DellのエイリアンウェアみたいなBTOメーカー。

水冷ユーザーならきっと驚く、
   革新的なギミックが隠れてた。

マジでケースだけ売って欲しい。



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画像転載元、メーカーホームページ、紹介記事。
http://www.digitalstorm.com/aventum-3.asp
Digital Storm Launches Aventum 3 Gaming Desktop
https://www.techpowerup.com/216267/digital-storm-announces-the-aventum-3-gaming-desktop.html

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↑この写真のアクリルウィンドウの右側に注目して欲しい。
マザーボードの裏側に電源ケーブルを回す裏配線はもうどのメーカーも取り込んでいるのだが、
水冷ブロックみたいにアクリルでケース裏側に水路を作ってるじゃないか!!

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ケース裏にチューブを回して裏水路を作っている水冷自作erはいるだろうけど、
こんな形でケース一体型の裏水路を作るっていうのはかなり革新的で感動しました。

というか汎用性の問題でPCケースメーカーでは採用しにくく、
水冷BTOショップならでは、いや、だからこそ可能な発想なんだよね

ちなみにこのケース背面ウォーターブロックですが、
Digital Storm PCのエンジニアがデザイン、EKWBが製造ということで信頼性も高いです。

下部にあるラジエーター用のスペースをチャンバー分けするだけでなくて、
側面パネルから分けてしまったのもオシャレ。

逆ATXのマザーボード配置にすることで、ビデオカードのアクリル水冷ブロックを使った場合、
従来なら下を向いて隠れてしまった水路もカッコよく飾れたりと、
ほんっとうに、BTO限定なのがもったいない水冷ユーザー向けPCケースです。


紹介動画をいくつか。






外装の塗装カラーは選べるみたいです。

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塗装の光沢にも拘っているようです。



このホース折れ防止のつっかえ棒みたいのいいなあ。
すごい理に適ってるのに何で今までなかったんだろ。
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冷却システムのコントロールソフトウェアも自前で用意している模様。
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ちなみにお値段のほうは、松竹梅的に4種類のデフォルト設定があるのですが、
いずれもCPU、マザボなどのPCパーツから、ショップ側でOC設定をしてくれるオプションなど、
かなり事細かに設定できるようです。

なお一番安いデフォルト設定価格はなんと、4930ドル、130円/ドル換算で64万円!!
た、たけえ……。

適当にパーツ価格を算定してみた。

・PCケース
System Configuration:Chassis Model: Special Deal Hot Seller - Aventum 3
Exterior Finish: Black Metallic Matte Finish
Trim Accents: - Not Available

・パーツ設定 -280000円くらい。
Windows OS: Microsoft Windows 10 Home (64-Bit Edition)   ― 11000円 
Processor: Intel Core i7 6700K 4.0GHz  ― 50000円
Motherboard: ASUS Z170-A    ― 23000円
System Memory: 16GB DDR4 2666MHz   ― 17000円
Power Supply: 850W EVGA SuperNOVA 16000円
Optical Drive: DVD-R 5000円
Storage Set 1: 1x SSD (1TB Samsung 850 PRO) 50000円
Storage Set 2: 1x Storage (2TB Western Digital/Seagate/Hitachi) 10000円
Graphics Card(s): 1x NVIDIA GeForce GTX 980 Ti 6GB (ASUS Strix Edition) 98000円

・冷却システム、ケースMOD
Extreme Cooling: H20: HydroLux Level 1: Digital Storm Exotic Custom Cooling System (CPU Only)
Internal Lighting: Digital Storm RGB LED Lighting System (Requires Thermal Management Control Board & Software)
Airflow Control: Digital Storm Thermal Management Control Board & Software

・OC設定
CPU Boost: Stage 2: Overclock CPU 4.5GHz to 4.8GHz (Requires High-End Motherboard Selection)

冷却はCPUのみ本格水冷なのですが、intelのデフォルトCPUクーラーとの価格差が618ドルで80000円。
パーツ見た感じ、クイックディスコネクトとかD5ポンプとか良い部品を使っている。
1,2万ほどは盛ってそうだけど技術代と考えれば決して高くないと思う。

ここまでパーツと水冷で、差額280000円。
ケースについては管理人の独断で60000円としよう、それくらい出しても欲しいと思った。
これで残りは220000円。

OC設定についてはどうなんだろ6700Kを4.8GにOCしてくれて、
動かない場合の保証もあると考えると人によってはそれなりにお金を出してもOKなんじゃないかな。
この間、OC設定でデータ飛びかけた管理人的には、これも技術料として50000~60000円はいけると思う。

以上、管理人の独断も多分に含むものの約150000円ほど割高かなと感じた。
そもそも自分でOCします水冷組みますなんて自作erがマーケティング対象ではないことは明白なので、
こんな勘定には意味がないんだけどね。

管理人はあくまでこのカッコいいケースが欲しいと思ったわけなので初志貫徹すべく、
設定を下げられるパーツやサービスを下げてみた。

サービス類は全部外せたので、最も安い構成でのパーツはこちら。

Recovery Tools: Windows Recovery Toolkit (Bundled with Windows CD)  ― 11000円
Processor: Intel Core i5 6600K 3.5GHz    ― 30000円
Motherboard: ASUS Z170-K  ― 18000円
System Memory: 8GB DDR4 2666MHz  ― 12000円
Power Supply: 500W EVGA SuperNOVA   ― 5000円
Optical Drive: DVD-R/RW/CD-R/RW (DVD Writer 8x / CD-Writer 8x)  ― 5000円
Storage Set 1: 1x SSD (120GB Samsung 850 EVO)  ― 7000円
Graphics Card(s): 1x AMD Radeon R7 250X 1GB system  ―  10000円
Windows OS: Microsoft Windows 10 Home (64-Bit Edition)   ―  10000円

この設定でPC代は320000円だったので、ケース代(差額)は210000円なり。
あかん、最安設定で買ってパーツを売り払う作戦は不可能と判断。

でもケースがカッコいいんだよなあ、ぐぬぬ。

がんばってレビューするんでDigital Storm PCの中の人見てたら連絡くれないかな?
ちらっ、ちらっ。
まあ、無理か。うーん10万までなら考えるんだけど厳しい。





(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)



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