Quantum Break PC版のグラボ別パフォーマンスが公開された。おすすめのグラボは?


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海外では4月5日から好評発売中のQuantum Break PC版のグラボ別パフォーマンスが公開されました。
ソース:http://gamegpu.com/action-/-fps-/-tps/quantum-break-test-gpu

ちなみに管理人も早速購入して冒頭のみプレイしました。


コメントから頂いた情報によると4月7日の夕方でもまだ国内販売は解禁していないようですが、一応裏技的な購入方法があります。
Quantum Break PC版をWindows Storeで購入する方法を紹介


前置きはこのあたりにして、本題のグラボ別パフォーマンスを見ていこうと思いますが、予め言っておきます。
めっちゃくちゃ重くてグラフィック設定でもほぼ負荷軽減が期待できないようです。
快適にプレイしようと思うとハイエンドグラボが必須
あとすでにわかっていたことですがマルチGPUには現状で非対応になり、V-Syncも強制になります。ただ120Hzのモニターに繋ぐとV-Syncが無効化されるみたいという情報もあります。

一つ注意点というか疑問点なのがDX12ゲームはFrapsやRivatunerをはじめとしたMonitorソフトが使えないはずなのでどうやってFPSを測定したのかが不明です。
測定環境はソースに載っているのですが測定方法がわからないんですよね。

ということでまずはフルHDからパフォーマンスを見ていきます。フルHDにも関わらず見事に重いですね。ただグラが圧倒的に綺麗なので順当な負荷だとは思います。
QB_1920
まず面白いのは遂にFuryXが980tiへの下克上に成功したところでしょうか。HitmanはあからさまにAMD有利な最適化ゲームでしたが、Quantum BreakはDirectX12ネイティブ対応ゲームではあるものの両陣営に対して明らかな肩入れはないゲームみたいなのでこの結果は非常に興味深いです。
そしてフルHDですら60FPSで安定してプレイしようと思うとR9 NANO以上が必要になります。60FPS安定を満たす選択肢としてはR9 NANO、R9 Fury、R9 FuryX。GTX980tiという4つしか選択肢はないようです。
ただ290X、390、390XやGTX980も50FPS程度はマークしているのでこれらでもプレイは可能だと思います。

一方GTX970は40FPS程度という悲劇。推奨動作環境とはなんだったのか。(おそらく30FPS目標)
スクリーンショット (20)

上のパフォーマンス比較を見る限り、修正前のこっちがどう考えても正解でしたね。
qb_1

この推奨動作環境修正は地味に詐欺臭い……。というか数日前にBTO各社がこぞって出してたGTX970搭載のQuantum Break推奨PCが悲劇的過ぎる。

ともあれ続いてWQHDでの比較結果となります。
ここでもFuryXが980tiを超える結果になっています。ただしFPSについては現行のシングルカードでは60FPSで安定させるのは不可能みたいです。ただ上でアップした動画は管理人がFuryX相当にOCしたR9 NANOでプレイした時のものなので45~50FPS程度でもある程度快適にプレイは可能だと思います。
QB_2560

最後に4K解像度です。
全てのグラボが30FPSを切るという惨状ですね。マルチGPUに対応していない現状では一言、諦めろ。
QB_3840

そして悲しいことにこれまで順調に下克上をかましていたFuryXさんが980tiに負ける結果に。
理由? VRAM不足じゃないかな……。
QB_vram


あとCPU別のパフォーマンスは次のようになっています。Haswell世代以降であればi3でも特にボトルネックになることはないようですね。コスパを重視するなら6600Kなどのi5が良さそうです。
QB_proz

システムメモリは8GBだとカツカツになるっぽいので16GB以上の搭載が推奨だと思います。
QB_ram2


以上パフォーマンス比較でした。




(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)



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