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AMDの次世代GPUに関するロードマップが公式に更新されました。2016年には14nmの新型アーキテクチャGCN4.0を採用するPolaris、2017年にはGCN4.0に加えてHBM2を採用するVegaがリリースされるようです。

ソース:http://videocardz.com/59206/amds-official-gpu-roadmap-for-2016-2018

過去に公開されたワッパ向上に関するスライドでもHBM2搭載のVegaが2017年リリースっぽいと話題になりましたが、こうもはっきりと2017年だ!と表記された以上、今年のHBM2搭載フラッグシップGPUのリリースはないと断言してもよさそうですね。
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新たなロードマップではPolaris10の上位がFuryシリーズに置き換わるように書かれていますが便宜的というか言葉の綾的な表現でしょうね。実際のところPolaris10はシェーダー数がせいぜい2500程度になる見込みなので、旧世代GCNですがシェーダー数4000程度のFuryシリーズが据え置かれる形になるかと思います。

HBM2の開発遅れも影響しているとは思いますが、CS向けGPU、APUの開発で忙しいんだろうなあ。

話は変わりますが、こうなってくると2016年グラボの絶対パフォーマンス的にはNVIDIAの現行の980ti・TitanXか、今夏登場予定のフルスペックGP104である「GP104-400-A1」が最強ということになりそうです。事前予測通り「GP104-400-A1」のCUDAコア数2500程度であれば絶対性能の伸び的には寂しい年になるかも。







(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)



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