NVIDIA-GeForce-GTX-1080_4
 NVIDIAから2種類のGTX1080が出るわけではありません。


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NVIDIAの次世代GPU Pascalの5月27日発売となるGTX1080、6月10日発売となるGTX1070にはイベントのスライドでは無印で表記されていたベンダーオリジナル基板(AIB)よりも設定価格の高い「Founders Edition」が存在していました。
GTX1080では無印が599ドル、Founders Editionが699ドルと100ドルほど高い設定になっています。
NVIDIA-GTX1080-Hardwareluxx-4

こちらのサイトではこのFounders Editionについて次のようにまとめられています
ソース:http://www.gamersnexus.net/news-pc/2427-difference-between-gtx-1080-founders-edition-and-reference

「Founders Edition」というのは従来のリファレンスという名前を置き換えただけ
・NVIDIAからGTX1080、1070がそれぞれ無印と「Founders Edition」で2種類出るわけではない
・これまで通りNVIDIAはリファレンス(Founders Edition)を1機種ずつ作成
「Founders Edition」は特別コアを選別されているわけではない
・「Founders Edition」は基本仕様どおりであり、個別のOCは施されていない

一番気になっていたコアの選別の有無について、NVIDIA公式ではないものの、カウントダウンのなぞなぞグッズが送られてくるようなレビューサイトが明言しているので信用しても良い情報だと思います。

ということで、GTX1080についても従来のGTX980やGTX980ti同様に、まず発売日予定日にリファレンスが発売開始され、以降、各ベンダー次第で順次オリジナルボードが投入されるという流れになります。

基本的にベンダーオリジナルボードのほうが冷却性能は高く、個別にリファレンスの仕様にOCが加えられ、さらにOC耐性に影響する電源部の強化も施されているので、あえて高額なFounders Editionを狙う必要はないと思います。

初物を即ゲットしたい管理人みたいな人は+100ドルして購入してもいいですし、リファレンスは水冷ブロックが確実にリリースされるという強みもあります。(最近はBitsが頑張ってるので、ハイエンドボードは大体水枕があるようですが。) 17日解禁となるレビュー用のサンプルもすでに提供されているようなのでEKWBについてはほぼ確実に発売日当日かそれより前に水枕を投入してくるはずです。

とりあえずよくわからないという人は価格の高いリファレンスを購入する必要はまったくありません
MSIのTwinFrozerとかギガバイトのWindForceあたりは早期に599ドルで販売開始されると思うのでそれを待つのが財布には優しいと思います。

管理人は初物ヒャッハーな人種&水冷化前提なのでとりあえず1つポチって(2ついっちゃうかもですが)、シングルスロット水冷化可能なオリジナルボードを待つ予定です。
EVGAのKINGPINあたりは少なくとも対応してくれるはず。
背の高いボードは水冷化的に有難くないので戯画の3連ファンが対応してくれると一番なんですが……。

まあとりあえずバリエーションや販売スケジュールもハッキリしたので、これで余裕をもって待機できます。

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GTX1080とGTX1070の詳細スペックやベンチマーク情報はこちらの記事でまとめています。
GTX1080(5月27日発売)&GTX1070(6月10日発売) 情報まとめ





(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)



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