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DirectX12や非同期演算対応となるTime Spyのベンチマーク比較結果は基本的にGoW:UE、QB、ForzaなどDirectX12ネイティブ対応タイトルのベンチマーク比較結果に準じおり、同スペックであればややRadeon優勢のようです。ただ同時にGTX1070とGTX980tiの比較からNVIDIAのPascalは旧アーキよりもDX12性能が明確に伸びているので、今後の事情についてはRX 480と19日発売のGTX 1060の比較待ちだと思います。



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グラボの性能を測るベンチマークとして定評がありリーク情報でも信憑性の高いFireStrike等を含む3DMarkの新たなベンチマーク「Time Spy」が公開されました。「Time Spy」の見どころは度々話題に上がる非同期演算(Asynchronous Compute)をはじめとしたDirectX12の性能測定をサポートしている点です。



techpowerupから最新版の3DMarkがダウンロード可能になっています。
DL先:https://www.techpowerup.com/downloads/2744/futuremark-3dmark-timespy-v2-1-2852


「Time Spy」はWQHD(2560*1440)解像度でレンダリングされているようです。
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あと「Time Spy」のカスタムセッティングは個別のアップグレードキーの購入が必要みたいです。非同期演算無効化で比較を行いたい場合は購入必須となります。
3DMark版:http://www.futuremark.com/benchmarks/3dmark
Steam版:https://store.steampowered.com/app/496101/
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管理人もメイン機の6950X(4.2GHz)、GTX1080 ROG STRIX OC SLI(PL120%、メモリ+200MHz)でベンチを回してみました。やや注意点があって対象は少ないと思いますがUWQHD解像度のデスクトップからベンチを起動するとグラフィックスコアが600ほど小さくなりました。デスクトップをWQHDにして実行すると問題なく下の画像のスコアになりました。ベンチ実行時はデスクトップ解像度を可能ならWQHD、ましくは16:9にしたほうがいいようです。
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また「Time Spy」が公開されて早速各種グラボ別ベンチマーク比較も公開されました。

まずはCPUを5960Xに統一したグラボ別の総合スコア比較になります。基本的にFireStrike Extremeのスコアに準じて若干RADEONがスコアアップしている感じに見えます。ベンチ結果はAshes、Rise、HitmanなどDX11とDX12並存型よりも、GoW:UE、QB、ForzaなどDX12ネイティブゲーム寄りですね。GTX1070がGTX980tiに大差をつけているのが面白いです。依然管理人が検証したPascalアーキではMaxwellアーキ以前よりもDX12性能が上がっているという結果は間違っていなかったようで良かった。
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ソース:https://www.guru3d.com/articles-pages/futuremark-3dmark-timespy-benchmark-review,1.html

先日発売したばかりのAMD RX 480と性能的に競合するGTX980リファレンス、GTX970 OC AIBモデルの比較もかなり興味深いです。DX11ベンチでは「GTX980>RX 480=GTX970 OC」といった具合でしたが、DirectX12ベンチのTimeSpyで特に非同期演算(AsyncCompute)有効化時はグラフィックスコアが「RX 480 > GTX980 > GTX970 OC」に逆転します。
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ソース:http://www.pcworld.com/article/3095301/components-graphics/3dmark-time-spy-tested-we-pit-radeon-vs-geforce-in-this-major-new-dx12-benchmark.html#tk.rss_all


非同期演算の有効&無効の性能(グラフィックスコア)の伸び率の比較が面白いです。「AMD Fury>AMD Polaris>NVIDIA Pascal>NVIDIA Maxwell」の順になっています。あとSLIにすると伸び率がかなり下がりますね。CFXでどうなるのか気になります。
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ソース:http://www.pcper.com/reviews/Graphics-Cards/3DMark-Time-Spy-Looking-DX12-Asynchronous-Compute-Performance


【追記1】
サブ機のR9 NANO、6700Kでも確認してみました。NANOは水冷化しているので若干スコアが高めに出ていますが基本的にTimeSpyもFireStrike同様にグラフィックスコアはCPUの性能にはあまり依存しないようです。AsyncのON・OFFでR9 NANOの定格なら12%の性能向上、OCしてFuryX相当にすると15%の性能向上となりました。実ゲームでも非同期演算の導入でこれくらい性能が上がるというならありがたいですね。
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あとはGTX1060とRX 480のベンチマーク結果がどうなるかも気になります。




(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)



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