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サイコムからCPUとGPUの両方を簡易水冷クーラーで冷やすデュアル水冷採用BTO PC「G-Master Hydro」シリーズの新モデルとして、PCケースに「Fractal Design Define R6」を採用し、次世代GPU GeForce RTX 2080のオリジナル簡易水冷化グラフィックボードも選択可能な、AMD第2世代Ryzen CPU搭載ゲーミングBTO PC「G-Master Hydro X470A II」が発売されました。

前世代「G-Master Hydro X470A」から「G-Master Hydro X470A II」へ更新されるにあたっての大きな変更点はPCケースとなっており、前世代では往年の名機「Fractal Design Define R5」が採用されていましたが、新モデル「G-Master Hydro X470A II」ではPCケースもその後継モデルである「Fractal Design Define R6」が採用されています。「Fractal Design Define R6」は18年最新のトレンドをふんだんに取り込み、ユーザービリティやカスタマイズ性にも優れたPCケースなので、後々の増設にも柔軟に対応できる非常に優れたPCケースです。当サイトでも「Fractal Design Define R6」のレビューを公開しています。
・変幻自在な万能型PCケース「Fractal Design Define R6」をレビュー

「G-Master Hydro X470A II」のカスタマイズオプションからはサイコムによって独自に簡易水冷化された「GeForce RTX 2080」も選択可能です。空冷GPUクーラーを採用する一般的なRTX 2080搭載BTO PCよりも低い温度で動作可能なので動作クロックも高くなり高性能であり、加えて高い静音性も実現しています。

下のグラフはGeForce GTX 1080 Tiの例ですが簡易水冷クーラーであればラジエーターの設置スペースを確保する必要があるもののコア温度は50度前後で運用が可能になります。(詳細はこちらの記事で) グラフィックボードの場合、空冷と比較して簡易水冷の冷却性能と静音性は抜群に優秀なので高性能なGPUを搭載するBTO PCを購入するなら、簡易水冷の導入を検討する価値は十分にあります。


G-Master Hydroシリーズの主だった製品を簡単に説明すると、Intelのメインストリーム向けCPUを搭載したモデルがPCケースサイズやCPUクーラーの違いで、ミドルタワーPCケース「Fractal Design Define R5」が採用された最も標準的なモデル「



その他にもマルチスレッド性能とコストパフォーマンスでIntel CPUを上回るAMD 第2世代Ryzen CPUを搭載する「



Ryzen 7 1800XとGTX 1080 Tiを搭載した旧モデルですが、「G-Master Hydro X370A」のレビュー記事を公開中なので参考にしてください。
・Ryzen CPU&簡易水冷グラボ搭載「G-Master Hydro X370A」をレビュー

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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)
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