AMDから7月発売と発表された次世代GPU”Navi”「Radeon RX 5700」シリーズについて、上位モデル「AMD Radeon RX 5700 XT」と下位モデル「AMD Radeon RX 5700」の詳細スペックがリーク
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AMDから7月発売と発表された次世代GPU”Navi”「Radeon RX 5700」シリーズについて、上位モデル「AMD Radeon RX 5700 XT」と下位モデル「AMD Radeon RX 5700」の詳細スペックがリークしました。
上位モデル「Radeon RX 5700 XT」のスペックは、シェーダー数がRX 590から1割増えて2560、コアクロックもベース1605MHz、ゲーミング1705MHz、最大1950MHzへと上昇しており、VRAMには速度14Gbpsで容量8GBのGDDR6メモリが採用され、消費電力の指標となるTBP(Typical Board Power)は225Wです。
下位モデル「Radeon RX 5700」のスペックは、シェーダー数はRX 590と同じく2306ですが、コアクロックはベース1465MHz、ゲーミング1625MHz、最大1725MHzへと上昇しており、VRAMには上位モデルRX 5700 XTと同じく速度14Gbpsで容量8GBのGDDR6メモリが採用され、消費電力の指標となるTBP(Typical Board Power)は180Wです。
RTX 2070競合モデルのRX 5700 XTがTBP225W、RTX 2060競合モデルのRX 5700はTBP180Wなので一見してRadeon RX 5700シリーズの方が依然として省電力性能で劣るように思えます。ただし直近で発売されたTBP300WのRadeon VIIの実測消費電力が約20%低い250W程度だったので、実際の消費電力はRX 5700 XTが180W程度、RX 5700が150W程度と、NVIDIA競合モデル同等になる可能性もあります。
またRadeon RX 5700シリーズではゲーミングアーキテクチャがGCNからRDNAに更新されたことに加えて、リアルタイム配信やプレイ動画の録画で重要なハードウェアエンコーダ「Radeon Multimedia Engine」も40%のエンコード高速化、8K HEVC&VP対応、HDR対応など改良が加えられています。
ソース:https://videocardz.com/81012/amd-radeon-rx-5700-xt-and-radeon-rx-5700-final-specs
Radeon RX 5700シリーズのスペックや価格など詳細情報についてはこちらの記事で紹介しています。
・強気な価格設定の「RX 5700 XT」と「RX 5700」は買いなのか?
・Radeon VII 販売ページ:
<Amazon><PCショップアーク><パソコン工房>
<TSUKUMO><ドスパラ><PCワンズ><ソフマップ>
・GeForce RTX 20XX/GTX 16XXシリーズのレビュー記事一覧へ
・おすすめグラボまとめ。予算・性能別で比較。各社AIBモデルの選び方
・グラフィックボードのレビュー記事一覧へ
・おすすめBTO PCまとめ。予算・性能別で比較。カスタマイズ指南も
(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)
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AMDから7月発売と発表された次世代GPU”Navi”「Radeon RX 5700」シリーズについて、上位モデル「AMD Radeon RX 5700 XT」と下位モデル「AMD Radeon RX 5700」の詳細スペックがリークしました。
上位モデル「Radeon RX 5700 XT」のスペックは、シェーダー数がRX 590から1割増えて2560、コアクロックもベース1605MHz、ゲーミング1705MHz、最大1950MHzへと上昇しており、VRAMには速度14Gbpsで容量8GBのGDDR6メモリが採用され、消費電力の指標となるTBP(Typical Board Power)は225Wです。
下位モデル「Radeon RX 5700」のスペックは、シェーダー数はRX 590と同じく2306ですが、コアクロックはベース1465MHz、ゲーミング1625MHz、最大1725MHzへと上昇しており、VRAMには上位モデルRX 5700 XTと同じく速度14Gbpsで容量8GBのGDDR6メモリが採用され、消費電力の指標となるTBP(Typical Board Power)は180Wです。
RTX 2070競合モデルのRX 5700 XTがTBP225W、RTX 2060競合モデルのRX 5700はTBP180Wなので一見してRadeon RX 5700シリーズの方が依然として省電力性能で劣るように思えます。ただし直近で発売されたTBP300WのRadeon VIIの実測消費電力が約20%低い250W程度だったので、実際の消費電力はRX 5700 XTが180W程度、RX 5700が150W程度と、NVIDIA競合モデル同等になる可能性もあります。
またRadeon RX 5700シリーズではゲーミングアーキテクチャがGCNからRDNAに更新されたことに加えて、リアルタイム配信やプレイ動画の録画で重要なハードウェアエンコーダ「Radeon Multimedia Engine」も40%のエンコード高速化、8K HEVC&VP対応、HDR対応など改良が加えられています。
ソース:https://videocardz.com/81012/amd-radeon-rx-5700-xt-and-radeon-rx-5700-final-specs
AMD Radeon RX 5700シリーズ スペック一覧 | ||||||
RX 5700 XT | RX 5700 | RX 590 |
||||
GPUコア | Navi | Navi | Polaris 30 |
|||
製造プロセス | 7nm FinFET | 7nm FinFET | 12nm FinFET | |||
シェーダー数 | 2560 | 2304 |
2304 | |||
ベースクロック | 1605 MHz | 1465 MHz | 1469 MHz | |||
ゲームクロック | 1755 MHz |
1625 MHz | - | |||
ブーストクロック | 1905 MHz |
1725 MHz | 1545 MHz | |||
単精度性能 | 9.75 TFLOPs | 7.95 TFLOPs | 7.1 TFLOPs | |||
VRAM | 8 GB GDDR6 | 8 GB GDDR6 | 8GB GDDR5 | |||
バス幅 | 256-bit | 256-bit | 256-bit | |||
メモリクロック | 14 GHz | 14 GHz | 8.0 GHz | |||
メモリ帯域 | 448 GB/s | 448 GB/s | 256 GB/s | |||
補助電源 | 8PIN*1~ | 8PIN*1~ | 8PIN*1~ | |||
TBP | 225 W | 180 W | 225W | |||
発売日 | 2019年7月 | 2019年7月 | 2017年6月 | |||
希望小売価格 | - | - | 279ドル~ |
Radeon RX 5700シリーズのスペックや価格など詳細情報についてはこちらの記事で紹介しています。
・強気な価格設定の「RX 5700 XT」と「RX 5700」は買いなのか?
・Radeon VII 販売ページ:
<Amazon><PCショップアーク><パソコン工房>
<TSUKUMO><ドスパラ><PCワンズ><ソフマップ>
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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)
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よってSP性能より一段高い3D能力になるということに。
7nmでワットパフォーマンスで競合より圧倒的に有利なはずなのにそうではなさそうなのは、高クロック動作は相変わらず一気に消費電力が上がるGCNと同じなのかなとも。