Fractal DesignからE-ATXやSSI-EEBに対応したフルタワーPCケースDefine 7 XLをベースに、PCケース前面へ高エアフローなポリゴンデザインのメッシュパネルを搭載したバリエーションモデル「Fractal Design Meshify 2 XL」が11月20日発売
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北欧PCパーツメーカーFractal Designから、E-ATXやSSI-EEBに対応したフルタワーPCケースDefine 7 XLをベースに、PCケース前面へ高エアフローなポリゴンデザインのメッシュパネルを搭載したバリエーションモデル「Fractal Design Meshify 2 XL」が11月20日より発売されます。
「Fractal Design Meshify 2 XL」は同社のフルタワーPCケースDefine 7 XLとほぼ共通のPCケースシャーシが採用されており、Define 7 XLとの主な違いは『フロントパネルがメッシュパネルに(5インチ拡張デバイスが非対応に)』と『トップパネルは金属メッシュパネルのみ』、『フロントIOからUSB2.0 Type-A×2が省略』の3点です。
「Fractal Design Meshify 2 XL」の寸法は、標準ミドルタワーMeshify 2が奥行542mmm×幅240mm×高さ475mmに対して、奥行604mmm×幅240mm×高さ566mmと大幅に巨大です。
「Fractal Design Meshify 2 XL」は一般的なATXサイズよりも30mm程度横幅の長いE-ATXでもマザーボード右隣のケーブルホールに右端が被らない余裕のあるレイアウトです。右側ケーブルホールは覆われてしまいますが最大でSSI-EEBサイズにも対応します。
「Fractal Design Meshify 2 XL」にはSolid版はなく、マザーボード側サイドパネルが最近流行りの強化ガラスパネルを採用したTG版のみラインナップされています。
カラーバリエーションはブラックの1色です。従来機種のブラックは内装の一部にホワイトがありましたが、Define 7のブラックは内装も全てブラックなので従来機種で言うところのブラックアウトカラーです。強化ガラスサイドパネルについては無色当面なLight Tintと、濃いスモーク処理が施されたDark Tintの2種類があります。
「Fractal Design Meshify 2 XL」のサイドパネルについては、下端の溝(ヒンジ)と上端3か所のボールキャッチによって固定され、上端後方のノブによって片手で開閉が可能というアクセサビリティーの高い構造です。
「Fractal Design Meshify 2 XL」のトップパネルは、外装パネル、ダストフィルター、ファン・ラジエーターマウントブラケットの3層構造で全てPCケースシャーシから着脱が可能です。
Define 7 XLでは外装パネルに高静音性なスチール製フラットパネルに加えて通気エアスリットパネルの2種類が付属しましたが、「Fractal Design Meshify 2」では高通気性な金属製メッシュパネルのみが付属します。
「Fractal Design Meshify 2 XL」はフロントI/Oが、パワースイッチ、リセットスイッチ、HD Audio(3.5mmステレオ出力&3.5mmマイク入力)、2×USB3.0 Type-A端子、さらに最新規格のUSB3.1 Gen2 Type-C端子と非常に豊富です。
「Fractal Design Meshify 2 XL」は内部構造にも特長があり、標準ミドルタワーのDefine 7と同様にPCケースフロントに配置された着脱可能なモジュール式ストレージプレートによって、ストレージレイアウトとオープンレイアウトの2種類のレイアウトを選択できます。
ストレージレイアウトはDefine R5以前によく見られたPCケースフロントに3.5インチストレージを多数設置可能なクラシカルな内部構造になっていて、オプションの追加アクセサリを購入すれば、最大で18基(標準は8基)の3.5インチストレージと、最大5基(標準は2基)の2.5インチストレージを設置できます。
一方でオープンレイアウトはその名の通りPCケース前方がマザーボード側の空間と直結して解放された近年流行りの内部構造になっています。360サイズや420サイズと言った大型の水冷ラジエーターに対応し、DIY水冷環境に最適なレイアウトです。
「Fractal Design Meshify 2 XL」の水冷ラジエーター積載可能数を見ると、トップに最大480or420mm、フロントに480or420mm、ボトムに最大240or280mmのラジエーターを配置できるので、1000Wクラスの放熱を要求するハイエンド環境でもDIY水冷用PCケースとして十分対応可能です。
「Fractal Design Meshify 2 XL」はケーブルマネジメントの面でも優秀で、ケース内部の見た目をスッキリさせるPSUシュラウドを搭載し、裏配線側のPSUカバーはシャーシから着脱が可能、裏配線スペースにはプラスチック製ケーブルガイドやマジックテープ式ケーブルタイが標準で搭載されています。電源ユニットの奥行スペースもゆとりのある300mmが確保されています。またバラけると面倒なフロントI/Oケーブルは先端までがスリーブ化によって1本にまとめられています。
「Fractal Design Meshify 2 XL」には「Nexus+2 PWM Fan Hub」と呼ばれるファンハブが標準で搭載されています。6基の3PINファンと3基のPWM対応4PINファンを追加することが可能で、30W(12V, 2.6A)の出力に対応します。Nexus+2 PWM Fan Hubに接続されたファンは、マザーボードなどのPWM対応ファンコントローラーによって一括してファン速度の制御が可能です。
「Fractal Design Meshify 2 XL」には3スロット分の垂直PCIEブラケットがあるので、Define R6向けに発売済みの別売りアクセサリ「Fractal Design Flex VRC-25 PCIE x16」を使用することでサイドパネルに平行なグラフィックカードの配置にも対応しています。
国内代理店ページ:https://www.ask-corp.jp/products/fractal-design/fulltower-pccase/meshify-2-xl-tg.html
製品公式ページ:https://www.fractal-design.com/products/cases/meshify/meshify-2-xl-light-tempered-glass/Black/
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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)
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北欧PCパーツメーカーFractal Designから、E-ATXやSSI-EEBに対応したフルタワーPCケースDefine 7 XLをベースに、PCケース前面へ高エアフローなポリゴンデザインのメッシュパネルを搭載したバリエーションモデル「Fractal Design Meshify 2 XL」が11月20日より発売されます。
Fractal Design Meshify 2 XL
<TSUKUMO><PCショップアーク><PC4U>
<パソコン工房><ソフマップ><ビックカメラ>
Fractal Design
Amazon.co.jp で詳細情報を見る<TSUKUMO><PCショップアーク><PC4U>
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「Fractal Design Meshify 2 XL」は同社のフルタワーPCケースDefine 7 XLとほぼ共通のPCケースシャーシが採用されており、Define 7 XLとの主な違いは『フロントパネルがメッシュパネルに(5インチ拡張デバイスが非対応に)』と『トップパネルは金属メッシュパネルのみ』、『フロントIOからUSB2.0 Type-A×2が省略』の3点です。
「Fractal Design Meshify 2 XL」の寸法は、標準ミドルタワーMeshify 2が奥行542mmm×幅240mm×高さ475mmに対して、奥行604mmm×幅240mm×高さ566mmと大幅に巨大です。
「Fractal Design Meshify 2 XL」は一般的なATXサイズよりも30mm程度横幅の長いE-ATXでもマザーボード右隣のケーブルホールに右端が被らない余裕のあるレイアウトです。右側ケーブルホールは覆われてしまいますが最大でSSI-EEBサイズにも対応します。
「Fractal Design Meshify 2 XL」にはSolid版はなく、マザーボード側サイドパネルが最近流行りの強化ガラスパネルを採用したTG版のみラインナップされています。
カラーバリエーションはブラックの1色です。従来機種のブラックは内装の一部にホワイトがありましたが、Define 7のブラックは内装も全てブラックなので従来機種で言うところのブラックアウトカラーです。強化ガラスサイドパネルについては無色当面なLight Tintと、濃いスモーク処理が施されたDark Tintの2種類があります。
「Fractal Design Meshify 2 XL」のサイドパネルについては、下端の溝(ヒンジ)と上端3か所のボールキャッチによって固定され、上端後方のノブによって片手で開閉が可能というアクセサビリティーの高い構造です。
「Fractal Design Meshify 2 XL」のトップパネルは、外装パネル、ダストフィルター、ファン・ラジエーターマウントブラケットの3層構造で全てPCケースシャーシから着脱が可能です。
Define 7 XLでは外装パネルに高静音性なスチール製フラットパネルに加えて通気エアスリットパネルの2種類が付属しましたが、「Fractal Design Meshify 2」では高通気性な金属製メッシュパネルのみが付属します。
「Fractal Design Meshify 2 XL」はフロントI/Oが、パワースイッチ、リセットスイッチ、HD Audio(3.5mmステレオ出力&3.5mmマイク入力)、2×USB3.0 Type-A端子、さらに最新規格のUSB3.1 Gen2 Type-C端子と非常に豊富です。
「Fractal Design Meshify 2 XL」は内部構造にも特長があり、標準ミドルタワーのDefine 7と同様にPCケースフロントに配置された着脱可能なモジュール式ストレージプレートによって、ストレージレイアウトとオープンレイアウトの2種類のレイアウトを選択できます。
ストレージレイアウトはDefine R5以前によく見られたPCケースフロントに3.5インチストレージを多数設置可能なクラシカルな内部構造になっていて、オプションの追加アクセサリを購入すれば、最大で18基(標準は8基)の3.5インチストレージと、最大5基(標準は2基)の2.5インチストレージを設置できます。
一方でオープンレイアウトはその名の通りPCケース前方がマザーボード側の空間と直結して解放された近年流行りの内部構造になっています。360サイズや420サイズと言った大型の水冷ラジエーターに対応し、DIY水冷環境に最適なレイアウトです。
「Fractal Design Meshify 2 XL」の水冷ラジエーター積載可能数を見ると、トップに最大480or420mm、フロントに480or420mm、ボトムに最大240or280mmのラジエーターを配置できるので、1000Wクラスの放熱を要求するハイエンド環境でもDIY水冷用PCケースとして十分対応可能です。
「Fractal Design Meshify 2 XL」はケーブルマネジメントの面でも優秀で、ケース内部の見た目をスッキリさせるPSUシュラウドを搭載し、裏配線側のPSUカバーはシャーシから着脱が可能、裏配線スペースにはプラスチック製ケーブルガイドやマジックテープ式ケーブルタイが標準で搭載されています。電源ユニットの奥行スペースもゆとりのある300mmが確保されています。またバラけると面倒なフロントI/Oケーブルは先端までがスリーブ化によって1本にまとめられています。
「Fractal Design Meshify 2 XL」には「Nexus+2 PWM Fan Hub」と呼ばれるファンハブが標準で搭載されています。6基の3PINファンと3基のPWM対応4PINファンを追加することが可能で、30W(12V, 2.6A)の出力に対応します。Nexus+2 PWM Fan Hubに接続されたファンは、マザーボードなどのPWM対応ファンコントローラーによって一括してファン速度の制御が可能です。
「Fractal Design Meshify 2 XL」には3スロット分の垂直PCIEブラケットがあるので、Define R6向けに発売済みの別売りアクセサリ「Fractal Design Flex VRC-25 PCIE x16」を使用することでサイドパネルに平行なグラフィックカードの配置にも対応しています。
国内代理店ページ:https://www.ask-corp.jp/products/fractal-design/fulltower-pccase/meshify-2-xl-tg.html
製品公式ページ:https://www.fractal-design.com/products/cases/meshify/meshify-2-xl-light-tempered-glass/Black/
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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)
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