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一部のASUS製モニタにおいてPlayStation 5の可変リフレッシュレート同期機能(VRR)を使用すると、一時的な点滅、液晶パネルの焼き付きの現象が発生することが確認されています。
当サイトで確認した製品はASUS TUF Gaming VG28UQL1Aですが、ASUS ROG Swift PG32UQ、ASUS PA32UCGなどでも同様の現象が発生しているとツイッターなどで報告があります。
メーカーにも確認を取りましたが、PlayStation 5のMarvel’s Spider-Manやラチェット&クランク パラレル・トラブルにおいて、VRRを有効かつ、グラフィック設定を”忠実度重視”もしくは”パフォーマンス RT”にすると症状が発生するとのことで、再現性があるという認識で一致しています。
メーカー側の回答として、『4月26日のPS5側のFWアップデートで、現象はそのものについては確認済みで、具体的な原因を調査中、SONY側に本現象をフィードバックしています』とのことです。

今のところ再現性を確認しているのは「PS5において一部ゲームでVRRを使用した時」なので、ASUS製モニタでPS5を使用しているユーザーはファームウェア更新があるまではVRR機能を無効化するのを推奨します。
また補足すると、当サイトの認識としてはVRR有効時にオーバードライブ機能が原因で液晶パネルの焼き付きが発生しており、それが軽度な時に点滅として認識される、という状態だと思っています。なのでファームウェア更新があるまではモニタのVRR機能そのものをオフにするのを推奨します。

具体的に症状を確認しておくと、フリッカー状に薄っすらと点滅するというのが主な症状です。下は分かりやすくスローモーション動画をしようしていますが、肉眼でも目視できる程度に点滅が生じます。
また一定条件下では、下の動画のように液晶パネルの焼き付きに発展することがあります。
電源を切った状態で時間経過すると回復するとのことですが、液晶やバックライトのコントローラー側というより、液晶パネル自体の問題になっているので、不可逆に破損する可能性も否定できないと思っています。
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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)
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