kenko Zeta Quint C-PL


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不要な光の反射を抑えることで、被写体本来の色彩を鮮明に再現する円偏光フィルター「Zéta Quint C-PL」をレビューします。
今までPLフィルターは風景とか外撮り用だと思っていたのですが、レビュー用素材撮影でもかなり便利だと気づき、高級PLフィルターの「Zéta Quint C-PL」を購入しました。

DSC02613_DxO


製品公式ページ:https://www.kenko-tokina.co.jp/imaging/filter/pl/4961607725214.html
kenko Zéta Quint C-PL_top


PLフィルターは風景など外撮りでコントラストを上げたり、ガラスや水面の反射をカットするくらいにしか使わないと思っていたのですが、レビュー用素材撮影でも白い背景布の写り込みをカットできて非常に便利です。(下の比較写真は2000円7枚キットのPLフィルターなので少々黄ばみがあります)
PL-Off_ISO200-tile


「kenko Zéta Quint C-PL」は黒地に金色文字という高級感のある紙製パッケージの中に、オリジナルデザインでこれまたオシャレなプラスチック製ケースが入っています。
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コンパクトのような感じでフィルターケースを開くと、「kenko Zéta Quint C-PL」のレンズフィルター本体が現れます。
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「kenko Zéta Quint C-PL」はレンズ保護ガラスフィルター等と同様にネジ込み式で一眼カメラ用レンズに装着するフィルターです。37~82mmまでのフィルターサイズがあるので、フィルターにさえ対応していればだいたいのレンズで使用できるはずです。フィルター径が大きくなるほど価格もあがりますが。

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公式に広角レンズとも高互換性であるとアピールされているように、回転構造を備えながらも、ネジ込み部を除いて厚み4.7mmと確かに非常に薄いフィルターです。
DSC02662_DxO
レンズ側に加えて被写体側にも同じ径のネジ山があるのでPLフィルターの上からさらに別のフィルターを装着できます。
DSC02618_DxO

PLフィルターの価値に気付かせてくれた2000円7枚キットの付属品と比較すると、「kenko Zéta Quint C-PL」のほうがフィルター部分が背面の白をより透過して、明るいのが分かると思います。
DSC02612_DxO
DSC02612_DxOs
「kenko Zéta Quint C-PL」は市販のPLフィルターの中でも特に明るい製品とはいえ、やはり輝度低下はあります。同じカメラ設定でフィルターを装着するとこんな感じです。
DSC02402-tile
フィルターなしのISO200に対して、「kenko Zéta Quint C-PL」を装着した場合はISO400くらいでちょっと暗いぐらいの露出になります。レビュー素材撮影など静物が対象の場合はシャッター時間でカバーできますが。
PL-Off_ISO200-horz
ちなみに2200円7枚キットのPLフィルターと比較してみても意外と明るさには差はありませんでした。シャッターを一段動かすと逆転するくらいです。
安いPLフィルターのほうに黄ばみ感があるのは、おそらく古い在庫で経年劣化していたのが原因だと思うので、PLフィルターの明るさについては、「kenko Zéta Quint C-PL」みたいに高いものでも、安いものでもそれほど差はなさそうです。
PL-K_1-5-horz







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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)



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