Sabrent M.2 NVMe PS5 heatsink



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PlayStation 5の拡張スロットカバーと置き換えて使用するM.2 SSDヒートシンク「Sabrent M.2 NVMe PS5 heatsink(型番:SB-PSHS)」をレビューします。連続読み出し7GB/s超の最新SSDをしっかり冷やすことができるのか試してみました。

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製品公式ページ:https://www.sabrent.com/product/SB-PSHS/sabrent-m-2-nvme-ps5-heatsink-sb-pshs/





Sabrent M.2 NVMe PS5 heatsinkについて

まずはPS5互換のM.2 SSDヒートシンク「Sabrent M.2 NVMe PS5 heatsink」について基本的な仕様を紹介します。
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「Sabrent M.2 NVMe PS5 heatsink」の内容品は、ヒートシンク本体(サーマルパッドは貼り付け済み)とプラス0番ドライバーです。
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「Sabrent M.2 NVMe PS5 heatsink」は黒色塗装に銅色のアクセントが施されたアルミニウム製ヒートシンクです。表面には放熱を促進するため斜めのエアスリットも設けられています。
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「Sabrent M.2 NVMe PS5 heatsink」は上から見ただけだと厚み数mm程度の薄いアルミニウム板のように感じますが、M.2 SSDと接する部分が10mm弱程度盛り上がっており、厚みの大きいヒートシンクです。厚み3.0mm程度でSSDの凹凸に合わせて変形しやすい柔らかいサーマルパッドが標準で貼り付けられています。
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PS5公式サポートページを見ての通り、PS5のストレージ増設に使用するM.2 SSDには放熱ヒートシンクが必須となっています。
いくつか図解がありますが公式サポートページで掲載されている一番最後の両面ヒートシンク取り付け時の図が一番分かりやすいと思います。難しく考えず、単純に『M.2 SSD基板から上8.0mmまで』、『M.2 SSD基板から下2.45mmまで』の2つの要件を抑えておけばOKです。
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「Sabrent M.2 NVMe PS5 heatsink」はPlayStation 5備え付けの拡張スロットカバーと互換サイズで設計されており、拡張スロットにピッタリとはまります。
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PS5の標準構成ではSSDに装着されたヒートシンクによって拡張スロット内で放熱し、負圧構造で排気されていくとう冷却構造ですが、「Sabrent M.2 NVMe PS5 heatsink」は拡張スロットの金属製カバーと置き換えて使用する放熱ヒートシンクなので、拡張スロット外へ直接に放熱し、すぐ傍にある冷却ファンで拡散してしまうという冷却構造になっています。
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PS5互換のSSDヒートシンクを搭載したSSDと「Sabrent M.2 NVMe PS5 heatsink」を比較するとこんな感じです。比較の参考用に使っているNextorage NEM-PAはPS5拡張スロット互換ギリギリのサイズですが、拡張スロットカバーサイズの「Sabrent M.2 NVMe PS5 heatsink」と比較するとかなり小さく感じます。
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放熱バッファ性能の指標になる重量についても、SSDを9g程度として、「Sabrent M.2 NVMe PS5 heatsink」は60g、Nextorage NEM-PAは34gなので、ヒートシンク部分には2倍近い質量差があります。
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Sabrent M.2 NVMe PS5 heatsinkの装着手順

「Sabrent M.2 NVMe PS5 heatsink」をM.2 SSDに装着する手順を紹介します。
「Sabrent M.2 NVMe PS5 heatsink」はM.2 SSD基板背面に素子実装がない片面実装だけでなく、背面にメモリチップ等の実装がある両面実装のM.2 SSDにも対応しています。
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今回は「Sabrent M.2 NVMe PS5 heatsink」の検証用に、連続読み出し7GB/sのPCIE4.0対応NVMe M.2 SSD「CFD PG4VNZ 1TB」を使用しました。
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「CFD PG4VNZ 1TB」のPS5におけるゲームロード性能については個別のレビュー記事を公開しているので、こちらを参照してください。


「Sabrent M.2 NVMe PS5 heatsink」の組み立て手順を紹介していきます。
「Sabrent M.2 NVMe PS5 heatsink」にはプラスドライバーが付属するので、同製品を購入して置けばPS5のSSD増設でドライバーを別途用意する必要はありません。
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「Sabrent M.2 NVMe PS5 heatsink」はカバー自体がM.2 SSDヒートシンクの役割を果たすので、M.2 SSDにはヒートシンクを装着せず、そのまま拡張スロットに設置します。
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「Sabrent M.2 NVMe PS5 heatsink」にはサーマルパッドが貼り付け済みですが、保護フィルムも貼ってあるので忘れずに剥がしてください。
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標準カバーを固定しているネジを流用して、「Sabrent M.2 NVMe PS5 heatsink」を拡張スロットに固定したら組み込み完了です。
「Sabrent M.2 NVMe PS5 heatsink」はPlayStation 5備え付けの拡張スロットカバーと互換サイズで設計されており、拡張スロットにピッタリとはまります。
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なお「Sabrent M.2 NVMe PS5 heatsink」とM.2 SSDの接触を確認してみると、まず、ヒートシンクの右端について、拡張スロットに固定するためのツメがネジ止めされているため、SSDと接する部分が右端から少し引っ込んでいるので、M.2端子ギリギリの位置にメモリコントローラーなどの素子があると1/3程度ですがサーマルパッドと接しない部分が出てしまいます。
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では中央にメモリコントローラーがあるM.2 SSDがベストな組み合わせか、というと、「Sabrent M.2 NVMe PS5 heatsink」は右端や左端はサーマルパッドがしっかりと接して凹んでいるのが確認できたのですが、中央は接触が緩いように見受けられました。
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自作PC向けマザーボードだとM.2 SSDとヒートシンクがしっかりと接するようにSSDの中間部分にスポンジ製のスペーサーが採用されています。
「Sabrent M.2 NVMe PS5 heatsink」も片面実装と両面実装に対応できるよう、2種類のスポンジ製スペーサーが付属していれば、と思いました。
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Sabrent M.2 NVMe PS5 heatsinkの冷え具合をチェック

最後に本題となる、M.2 SSDヒートシンク「Sabrent M.2 NVMe PS5 heatsink」の冷え具合、長期的に負荷がかかっても安定動作するのかをチェックしていきます。
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拡張スロットに増設するSSDには「CFD PG4VNZ 1TB」を使用し、メモリコントローラーの裏側に温度センサーを貼り付けています。下写真では見て分かりやすいように透明テープで固定していますが、実際の測定では耐熱・絶縁テープを使用しています。
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一般的なM.2 SSDヒートシンクを代表して、「Thermal Grizzly TG-M2SSD-ABR」のヒートシンク本体だけをM.2 SSDの上から装着したケースについても測定を行っています。
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温度センサーのケーブルは拡張スロットの一部にあるスリットから出して、拡張スロットの標準カバーも装着しています。
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最後にPlayStation 5の外装カバーも装着し、この状態で各種温度測定を行います。
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温度測定については、『アイドル:ホーム画面表示を長時間表示したまま放置』、『コピーインストール:PS5のゲーム5種類、約270GBをUSB3.1 Gen2ストレージからコピー』、『ゲームロード:PS5ネイティブ対応ゲームを10分程度プレイし、ロードやファストトラベルを繰り返す』の3パターンで行いました。コピーインストールとゲームロードは測定中の最大温度をチェックしています。

「Sabrent M.2 NVMe PS5 heatsink」と一般的なM.2 SSDヒートシンクの冷え具合を比較すると次のようになりました。
質量、面積ともに大きいだけあって「Sabrent M.2 NVMe PS5 heatsink」は一般的なM.2 SSDヒートシンクよりも10~20度も冷えるという非常に良好な結果です。
やはり拡張スロット内というスペースが限定されるM.2 SSD装着型ヒートシンクよりも、拡張スロットカバー型ヒートシンクのほうが大幅に冷えます。

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あと補足しておくと、「Sabrent M.2 NVMe PS5 heatsink」は、スペーサーがないためM.2 SSD中央部分の接触が甘い、右端メモリコントローラーの接触面積が足りないなど、見た目で気になる部分はあったものの、測定結果の通り実際の冷却性能には特に問題ありませんでした。


以上、「Sabrent M.2 NVMe PS5 heatsink」のレビューでした。
Sabrent M.2 NVMe PS5 heatsink



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