これだけ小型だとクリアランスの関係があるので一発では厳しい。
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まずは前回分解したサブ機からマザボを取り外してFractalのポンプ一体型ウォーターブロックを取り付けようと思い、マニュアルを見たのですが、これはあかん。
バックプレート単体でマザーボードに固定できない方式でした。
このタイプは取り付けが面倒なんですよね。
EKWBの水枕みたいな方式のほうがありがたかった。
ともあれ取り付けました。
ご覧の通りマザボ上のクリアランスがかなりギリギリでした。(上手くいって良かった)
高さ方向のクリアランスにばかり注意していたため、マザボ上のパーツとのクリアランスに注意していなかったので危なかったです。M8Iだと画像のようにギリ問題ないですが、マザボによっては危険な場合があるので注意が必要です。
それを考えるとポンプ一体型としてはLEPA Exllusion240 LPWEL240-HFのほうが安全かもしれません。
M1のシルバーではなくブラックを選んだのも、このリザーバーの白よりも黒のほうがカッコよかったからです。
ちなみに公式サイトのほうではFrostedというアクリル版も売っているようです。
シャーシだけにバラしたケースに組み込みました。
マザボ上のクリアランスを犠牲にした分、高さ(厚さ)方向のクリアランスはかなり余裕が出来ました。
(はしょりましたが電源も組み込みました。SFX電源万歳。)
リザーバーも専用の品だけあってピッタリフィットですよ。給水・排水も簡単そうで良い。
そんなこんなで基本的なパーツは組み込んだので、水冷配管の青写真を描いていきます。
まずボトムラジエーターは可能かどうか?
水冷化でシングルスロットにしても通常の2.5cm厚のファンを使うとボトムラジエーターは厳しい。
薄型ファンを使えば無理ではないと思いますが……、
こんな感じでフロントIOとの干渉も考える必要があります。
正直、観賞用の水冷MODという観点では面白そうですが、
メンテとか実用的な観点からはお勧めできない構成だと思いました。
となると消去法的にラジエーターはサイドに配置の一択になるのですが、
これもクリアランスに気を使う必要があります。
まずグラボを水冷化する場合。
下の画像のようにグラボの上側にターミナルから配管する場合は、3cmくらいしか余裕がないので、
90度のアングルが必須になります。
また厚さ方向も若干注意が必要です。
管理人はFractalのポンプ一体型水枕を使っているので空間的にかなり余裕があるように見えますが、
通常の水冷用ウォーターブロックの場合、上に伸びるフィッティングやチューブとケースファンが干渉する可能性が否めません。
とはいえ90度アングルを使えばEKWBとかの水枕も十分使用可能だと思いました。
NCASE M1で本格水冷を行う場合、1番の問題はポンプをどこに配置するかだと思います。
管理人はスペースを広く取りたかったので、Fractalのポンプ一体型水枕を使いました。
もしも本格水冷用のポンプを使うなら下の画像のように電源下のスペースを使うのが有力だと思います。
ただし、SFX電源かつショート基盤のグラボ必須になります。
ということで水路の青写真(適当)がこちら。
ひとまず水路の青写真は描けたので、必要なフィッティングを追加購入しなくては……。
メンテナンス性を考えるとラジエーターだけはQD使いたい。
(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)
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電源はSFX-Lにすればよかったのにとも思う。