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EK-XLC PredatorシリーズのDDCポンプはver3.1の旧型で流量や揚程の性能が若干低いことに気付いて、急遽レビュー用にストックしていた「EK-XTOP DDC 3.2 PWM Elite」を使いDDC 3.2 PWMにアップグレード換装したので、その方法を簡単にご紹介します。普通にDDC3.2使っていると思っていたので誤算でした。コメント欄でも換装したという報告がありなんのこっちゃと思っていたのですがそういうことだったのね。
上画像を見ての通り、市販のDDC 3.2 PWMは電源は4PINペリフェラルから取って、タコメータとPWM信号だけ4PINファンという構成になっています
今回は綺麗に仕上げるため、ハンダごてを使うので適当にセットを購入してください。(なくても大丈夫ですが、その場合はポンプ電源の取り方が4PINペリフェラルから別系統になります。)
その他必要なものは交換するDDC3.2 PWMポンプ、あとお好みでデフォルトよりもサイズが大きくなりますがDDCポンプの冷却用ヒートシンクになります。DDC3.2 PWMポンプはPPCSで販売されているAlphacoolのOEM品が安いのでお勧めです。
個別に買うのが面倒くさいという人は管理人が今回使った「EK-XTOP DDC 3.2 PWM Elite」でも問題ありません。ポンプトップ分のお金が無駄になりますが。あとヒートシンクからポンプ外す時にかなり力がいるというか当て木&ハンマーが必要なのもちょっと注意。
では早速換装の手順を紹介していきます。
まずはEK-XLC Predatorからポンプを外します。星形ネジで固定されていますが、当サイトの水冷記事ではお馴染みの「Ifixit 54 Bit Driver Kit」ドライバーセットなら問題なく対応可能です。
ネジを外すとポンプも簡単に取り外せます。
デフォルトのポンプからカバーを外してDDC3.2 PWMを見比べると、ポンプの羽部分の形状が異なっていますが基板側は全く同じです。またデフォルトのポンプとDDC3.2 PWMの基板から出ている4つの配線の12V、タコメータなどのアサインも共通なので、はんだごてを使ってそっくりそのまま入れ替えてやります。
はんだごてを使って両ポンプの基板とケーブルの接続部分のはんだを溶かしてケーブルを引っこ抜きます。
【追記】―――――――――
はんだの取り扱いについてコメント欄からご指摘いただいたので、引用させていただきます。
>はんだを再利用するのはあまりいいやり方ではないですね。
>はんだごてをうまく扱える方なら大丈夫だと思います。
>しかし手早く出来なければこてを当てる時間が長くなってしまうため、
>はんだの中に含まれるやにが蒸発して
>余計うまくくっつかなくなってしまいますし汚くなってしまいます。
>初心者もしくは不器用な方はきちんと吸い取り線を用意するほうがうまくいくのではないでしょうか。
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端子間の間隔は狭いのでショートしないようには注意して下さい。
両方からケーブルを外したらEK-XLC Predatorの4本の黒いケーブルを交換するDDC 3.2 PWMにはんだで再接着します。EK-XLC Predatorにポンプを固定する前に、ショートしていないか目視で確認してからSATA-ACアダプタなどを使ってポンプが正常に動作するか確認してください。正常にポンプが回れば換装成功です。
(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)
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はんだごてをうまく扱える方なら大丈夫だと思います。
しかし手早く出来なければこてを当てる時間が長くなってしまうため、はんだの中に含まれるやにが蒸発して余計うまくくっつかなくなってしまいますし汚くなってしまいます。
初心者もしくは不器用な方はきちんと吸い取り線を用意するほうがうまくいくのではないでしょうか。