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Intelのエンスー向けCPU Skylake-X最上位モデルの18コア36スレッドCPU「Core i9 7980XE」と17年最速GPUであるNVIDIA GeForce GTX 1080 Tiグラフィックボードを搭載したウルトラハイエンドBTO PC「GALLERIA VZ-X i9-7980XE搭載モデル」をメーカーよりお借りできたのでレビューしていきます。「7日で出荷」というこのクラスのウルトラハイエンドPCとしては早い納期だけでなく、BTO PC自体もリーズナブル&高品質なのか細かくチェックします。


今回提供いただいたレビュー用サンプルは「ドスパラ GALLERIA VZ-X i9-7980XE搭載モデル」のデフォルト構成となっています。マザーボード等の一部パーツは製品公式ページで詳細な記載がないのでサンプルに採用されているものとは別のパーツが使用される可能性もあります。
「GALLERIA VZ-X i9-7980XE搭載モデル」 サンプル機詳細スペック
OS Windows10 Pro 64bit DSP版
CPU Intel Core i9-7980XE
18コア36スレッド
CPUクーラー サイズ 虎徹 MarkⅡ
 [120mm、PWM、300~1200RPM]、公式ページ
マザーボード ASUS PRIME X299-A
(販売ページに記載なし)
製品公式ページ
メモリ 32GB[8GB*4枚] DDR4-2666MHz
Crucial CT8G4DFS8266
(10月24日現在、32GBへ無料アップグレード)
システムストレージ Samsung SM961 NVMe M.2 SSD
512GB、最大リード3,100MB/s
データストレージ 3TB HDD (SATA6Gb/s対応)
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
グラフィックボード GTX 1080 Ti 11GB
NEB1080Y019LC-1021F(一般販売なし)
PCケース オリジナル ガレリア専用 KTケース ブラック
(対応最大ファームファクタ:ATX)
電源ユニット Enhance 800W電源 Gold認証
(80PLUS GOLD / EPS-1780GA1)

製品ページで詳細不明だったマザーボードは一般販売もされている「ASUS PRIME X299-A」でした。GALLERIA VZ-X i9-7980XE搭載モデルに搭載されているマザーボード「ASUS PRIME X299-A」は国内で自作PC向けに一般に流通している高品質なスタンダードモデルなので、サンプル機だけでなく一般販売モデルでも同マザーボードが採用されているのであれば、マザーボードの機能性や品質については心配はないと思います。BIOSメニューも日本語ローカライズされています。
ASUS Prime X299-A_BIOS (3)
「ASUS PRIME X299-A」についてはオンラインで詳細な日本語マニュアルも公開されているので拡張性等についても事前に確認可能です。
マニュアル:http://dlcdnet.asus.com/pub/ASUS/mb/LGA2066/PRIME_X299-A/J12782_PRIME_X299-A_UM_WEB_20170706.pdf


レビューに入る前に注意事項として、今回提供いただいたものは貸出機であり一般販売されてユーザーの手元に届く新品ではないので、製品や梱包に若干傷や痛みがある場合があります。通常は新品で綺麗な状態のものが届くはずなので、サンプル機に傷等があっても無視してください。


ドスパラ「GALLERIA」のおすすめゲーミングBTO PCの選び方
ドスパラ「GALLERIA」



GALLERIA VZ-X i9-7980XE搭載モデル レビュー目次


1.GALLERIA VZ-X i9-7980XE搭載モデルの梱包・付属品
2.GALLERIA VZ-X i9-7980XE搭載モデルの外観
3.
GALLERIA VZ-X i9-7980XE搭載モデルの内部構造
4.GALLERIA VZ-X i9-7980XE搭載モデル(i9 7980XE)のCPU・ストレージ性能
5.GALLERIA VZ-X i9-7980XE搭載モデル(i9 7980XE, GTX 1080 Ti)のグラフィック性能
6.
ドスパラ GALLERIA VZ-X i9-7980XE搭載モデルのレビューまとめ



GALLERIA VZ-X i9-7980XE搭載モデルの梱包・付属品

まず最初にドスパラから購入した「GALLERIA VZ-X i9-7980XE搭載モデル」がユーザーの手元にどんな状態で届くのかをご紹介しようと思います。配送業者からは下画像のような段ボール箱に梱包されて製品が届きました。(注:梱包の外箱については貸出機のため少々傷みがある場合があります) 精密機器注意や天地無用などの注意書きがされています。50*50*30cmサイズとかなり大きい段ボール箱で重量も重いです。
段ボール箱の中にはキーボードやマウスなどの付属品が別の小さい箱に収められ、PC本体は透明ビニール袋に入れて硬めのスポンジ製スペーサーで安置されていました。
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BTO PCにはマウス&キーボードが付かないメーカーもありますがドスパラの「GALLERIA VZ-X i9-7980XE搭載モデル」には両方とも付属します。
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GALLERIA VZ-X i9-7980XE搭載モデルの外観

「ドスパラ GALLERIA VZ-X i9-7980XE搭載モデル」のPCケース外観をチェックしていきます。
トップとサイドはスチールで、フロントはプラスチック製でした。カラーはご覧のとおり黒一色です。トップとサイドには120と140サイズのファンを2個ずつ搭載でき、フロント下部はメッシュで吸気口になっています。
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マザーボード側サイドパネルのファン固定位置はそれぞれCPUとグラボの直上になっているのでケースファンを増設すれば冷却補助になると思います。マザーボード裏にはCPUソケットの真裏に当たる部分に80mm四方の通気口があります。
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フロントにはUSB3.0やヘッドホン端子など各種I/Oポートがあります。フロントパネルと5インチベイパネルはツールレスで取り外し可能です。
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ただI/OポートはPCケースシャーシではなくフロントパネルに固定されており、ケーブルの取り回しに余裕がないので、購入直後の状態だとフロントパネルはシャーシから5cmほどしか離すことができません。フロントパネル裏の下側にあるケースファンはケース内部からではなく、フロントパネル側から固定されているので換装が面倒な構造になっていました。
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5インチベイはデフォルトでDVDドライブに1段使われていますが、他にも3段拡張可能になっています。あと最近ではあまり使われていませんが、3.5インチベイも付いていました。
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リアには120mmファンが搭載可能です。PCIスロットは7スロット分あり標準的なATXケースです。左右のサイドパネルはそれぞれリアのハンドスクリュー2本で固定されていました。
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GALLERIA VZ-X i9-7980XE搭載モデルの内部構造

続いて「GALLERIA VZ-X i9-7980XE搭載モデル」のPCケースの内側をチェックしていきます。
マザーボード側を見ると各種ケーブルはケーブルタイなどを使ってまとめられてはいますが、裏配線などは利用されていません。
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「GALLERIA VZ-X i9-7980XE搭載モデル」レビュー用サンプル機にはデフォルト構成パーツの電源ユニット「Enhance 800W 静音電源 (80PLUS GOLD / EPS-1780GA1)」が搭載されていました。
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同電源ユニットは非プラグインタイプのPC電源なので全てのケーブルは1か所から出ています。電源ケーブルは全て種類別に簡易スリーブ化されているので、下位モデルに標準搭載される「AcBel 500W電源(80PLUS BRONZE / PCA013)」搭載BTO PCの配線よりもすっきりして見えます。またPCケースシャーシと電源ユニットの間には防振スポンジが挟まれています。
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電源関連で気に入らないところが1点ありまして「GALLERIA VZ-X i9-7980XE搭載モデル」のサンプル機に使用されているマザーボード「ASUS Prime X299-A」はCPUへ電力供給を行うEPS電源端子として8+4PINが実装されているのですが、同BTO PCでは8PINしか接続されていませんでした。
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しかしながらPCケース下部にまとめられた未使用電源ケーブルの中には4PINのEPS端子ケーブルが入っていました。確かに「ASUS Prime X299-A」のEPS 4PINはオプショナルな端子ですがCore i9 7980XEを搭載するBTO PCで電源ユニットにあるにもかかわらず4PINを接続しないという仕様は解せません。
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「Enhance 800W 静音電源 (80PLUS GOLD / EPS-1780GA1)」にはグラフィックボード用の補助電源端子としてPCI-E 8PINと6PINが2つずつ用意されています。補助電源端子数的にはGTX 1080 TiのマルチGPU環境の構築も可能ですが、電源容量は800WしかないのでマルチGPUを構築する場合は素直に1000W級の電源ユニットに換装するのが無難だと思います。
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なお同電源ユニットはレビュー用サンプル機にのみ採用されており、製品版では標準搭載の「SILVERSTONE SST-ST75F-PT(750W/PLATINUM認証)」もしくはアップグレード項目の「CORSAIR HX850i(850W/PLATINUM認証)」から選択することになります。いずれもCore i9 7980XE(標準動作)とGTX 1080 Tiの環境の電源ユニットとしては十分ですが、マルチGPUへの増設を行う場合は各自で1000W級の電源ユニットにアップグレードする必要があるので注意してください。電源ユニットについては比較的長く使えるパーツなのでカスタマイズ項目で1000W級のものも用意しておいて欲しいところです。
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CPUには当然ながら18コア36スレッドの化け物エンスー向けCPU「Core i9 7980XE」が搭載されています。
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メモリスロットはCPUソケット左右に計8スロットありますが、「Crucial CT8G4DFS82668GB」というネイティブ2666MHzの8GB DDR4メモリ4枚でスロットの半分が埋められています。Skylake-X&X299プラットフォームはクアッドチャンネルのメモリ接続に対応しているのでチャンネル数ちょうどのメモリが装着されています。
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CPUクーラーはサイズ 虎徹 MarkⅡ(120mm、PWM、300~1200RPM)というサイドフロー型CPUクーラーが採用されています。
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サイズ 虎徹 MarkⅡはCPUクーラーとしてはミドルクラスの製品になっており決してエンスー向けの高性能CPUクーラーではありませんが、ASUS Prime X299-Aと組み合わせる場合、Core i9 7980XEは電力制限によって極端な発熱は発生しないので標準設定であれば運用上の問題はありません。
サイズ 虎徹 MarkⅡは120ファンを搭載できるシングルタワーヒートシンクのサイドフロー型CPUクーラーで、CPUヒートスプレッダの接触するベース部分は安価ながら高品質な鏡面磨き上げ銅製ベースで左右計8本のヒートパイプで放熱フィンへ効率的な熱拡散を可能にしています。
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PCケースのトップには2基の140mm冷却ファン、リアには120mm冷却ファンが搭載されています。排気性能も十分なのでCPUクーラーからの排熱がループしてCPUクーラーの冷却性能が下がってしまう心配もありません。
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ストレージ周りについては「GALLERIA VZ-X i9-7980XE搭載モデル」のサンプル機で採用されているマザーボード「ASUS Prime X299-A」には8基のSATAポートがあり、3.5インチHDDとDVDドライブで2基使用されていますが、6基の空きポートがあるのでこれらは増設が可能です。
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PCケースには2.5/3.5インチシャドウベイトレイが5基搭載されておりデフォルト構成ではデータ用の3.5インチHDD(2TB)の1基が搭載されているので、追加で4基のストレージを拡張可能です。マザーボード上のSATA端子の空きは6基あるので空きの4つのシャドウベイにストレージをフルに増設可能です。
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グラフィックボードはGTX 1080 Ti AIBモデルとして国内ではドスパラ独占取り扱いとなっているPalit製オリファンモデル「Palit GTX 1080 Ti 11GB(NEB1080Y019LC-1021F)」です。補助電源はGTX 1080 Tiのリファレンスと同じく8PIN+6PINが使用されています。
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「Palit GTX 1080 Ti 11GB(NEB1080Y019LC-1021F)」はブロアーファン搭載の廉価モデルのGTX 1080 Tiグラフィックボードです。バックプレートは非搭載となっています。
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ビデオ出力はGTX 1080 Tiリファレンスと同じくHDMI2.0*1とDisplayPort1.4*3の4系統です。DVI-D端子は実装されていないのでDVI-D接続のモニターを使用しているユーザーは注意してください。
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「GALLERIA VZ-X i9-7980XE搭載モデル」に搭載されるグラフィックボードについてはカスタマイズ項目から3スロット占有の大型GPUクーラーを搭載し動作クロックが標準でオーバークロックされた高性能な「Palit GeForce GTX 1080 Ti Super JetStream(NEB108TS15LC-1020J)」へアップグレード可能です。標準搭載の上記のグラフィックボードはGPUクーラーの冷却性能があまり高くないので、+12000円となりますが、グラフィックボードのアップグレードを推奨します。
製品公式ページ:https://www.palit.com/palit/vgapro.php?id=2859&lang=jp
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「Palit GeForce GTX 1080 Ti Super JetStream」へアップグレードする場合、同グラフィックボードは3スロット占有の大型クーラー搭載ということもあり重量は1200gとかなり重くなっています。シャーシにケーブルタイで縛り付けられた補助電源が若干の支えにはなっていますが、補助電源側へ少し傾くので基板の反りやPCI-Eスロットの破損を防止するためVGAサポートステイなどで垂れ下がりを防止したほうがいいかもしれません。
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PCI拡張スロットについては1段目がN/Aとなっており2段目のx16サイズPCI-Eスロットにプライマリグラフィックボードを設置する構造になっています。標準搭載のグラフィックボードの場合は直下のx1サイズスロットが、アップグレードの「Palit GeForce GTX 1080 Ti Super JetStream」では2段下のx4サイズスロットも使用できません。
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Core i9 7980XEは44レーンCPUなので5段目のx16サイズスロットはPCI-E3.0x16帯域、6段目のx16サイズスロットはPCI-E3.0x8帯域で使用可能となっています。電源ユニットを1000W級に換装すればGTX 1080 Tiのマルチグラフィック環境へ増設可能なマザーボードとなっています。
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同マザーボードにはグラフィックボードの直下には高速NVMe規格に対応したM.2 SSDスロットが設置されており、「GALLERIA VZ-X i9-7980XE搭載モデル」ではシステムストレージとして最大連続リード3100MB/sのNVMe M.2 SSD「Samsung SM961 512GB」が搭載されていました。
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「ASUS Prime X299-A」のチップセット下M.2スロットにはチップセットクーラーと一体型の独自のSSDヒートシンクが搭載されています。NVMe SSDはSATA SSDより小型かつ高速な反面、高負荷時には温度によるサーマルスロットリングの発生が懸念されますが、専用ヒートシンクの設置された同機種であれば安心して運用することが可能です。
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過去にレビューしてきた同社の「GALLERIA XG」や「GALLERIA XF」などでは3.5インチストレージベイとフロントパネルの間にあるフロントファンの電源の取り方が4PINペリフェラル経由のためファンノイズが煩いという問題を指摘してきましたが、「ドスパラ GALLERIA VZ-X i9-7980XE搭載モデル」ではフロントファンについてはマザーボードから電源を取っていました。マザーボードにはブザーユニットも付いているので起動時にビープ音が鳴ります。ブザーは基本的にPOSTエラーのチェックくらいでしか使わないので起動時のビープ音が煩わしければ外しても大丈夫です。(ブザーはBIOSからも無効化可能です
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上記のようにフロントファンの電源取得はマザーボードからになってマザーボードのファンコン機能で速度調整が可能なのですが、PCケーストップに設置された2基の140mmファンは4PINペリフェラルから給電して定格動作の仕様になっていました。フロントファン用ファン端子のすぐ隣にはファン端子の空きがあるので分岐ケーブルを使用すればまとめてマザーボードからファンコントロールも可能だというのに自作er目線では解せない仕様です。付属のファンには3PINファン端子もあるので2分岐ファン端子ケーブルを別途購入してマザーボードとの接続をおすすめします。
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管理人がPCケースをチェックする時の重箱の隅的なポイントでPCI-Eスロットのネジ直上のシャーシとの干渉については、ドライバーがやや斜めになるもののネジ締めの妨げになるほどの干渉はありませんでした。
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マザーボード裏側は次のようになっています。
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PCケース前方の2.5・3.5インチストレージ用シャドウベイトレイに設置されたストレージのSATA通信・SATA電源ケーブルについては裏側から簡単に取り付け・取り外しが可能な構造になっています。
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CPU裏にはCPUクーラー固定用のホールがあるのですがホールの位置とソケットの位置がずれているため公式ページのうたい文句のように冷却面での効果が見込めるのかは気になるところ。X299プラットフォームでは関係ありませんが、マザボ裏からCPUクーラーをネジ止めするタイプのクーラーの場合、マザーボードをケースから取り外さないと取り付けや取り外しができないのでクーラーの選択に注意が必要です。
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また表から見た時は電源のすぐそばには裏配線用の穴が開いていたのになぜ裏配線が使われていないのか不思議に思っていたのですが裏を見て合点がいきました。マザーボードトレイ部分とストレージマウンタ部分の間、マザーボードトレイの端に返しが付いており24PINケーブルなど太いケーブルが通せない構造でした。このケースでは裏配線で配線を綺麗に隠すのは難しいですね。
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GALLERIA VZ-X i9-7980XE搭載モデル(i7 6700K)のCPU・ストレージ性能

GALLERIA VZ-X i9-7980XE搭載モデルのデフォルト構成で採用されるIntelのエンスー向けCPU Skylake-Xの最上位モデルで18コア36スレッドの「Core i9 7980XE」の性能をチェックしていきます。
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Core i9 7980XEはベースクロック2.8GHz、TB2.0クロック4.2GHz、TB3.0クロック4.4GHzと仕様上は記載されていますが、4.2GHzや4.4GHzで動作するのは16コアのうち1~2コアのみとなっており、全コアへ高い負荷のかかるワークロードでは動作環境のマザーボード設定に依存して動作が異なります。
「GALLERIA VZ-X i9-7980XE搭載モデル」のサンプル機に採用されている「ASUS Prime X299-A」においてはBIOSデフォルト設定の場合は、ソフトウェア別で電力制限がかかったりかからなかったりでまちまちなのですが、最大で全コア同時3.4GHzの動作が可能となっています。
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上述のようにCore i9 7980XEについては標準設定とは言ってもマザーボードの種類、BIOSのバージョン、使用するソフトウェアによって動作クロックや消費電力制限にかなりバラつきがあります。そのため「GALLERIA VZ-X i9-7980XE搭載モデル」に採用されているCPUクーラー「サイズ 虎徹 MarkⅡ」で冷却性能が十分なのかどうかを推し量ることが若干難しいので冷却性能の検証についてグラフ化は断念しました。
簡単に負荷をかけて検証してみたところ、Aviutl&x264やTMPGencを利用した動画のエンコードであればCPU温度はせいぜい80度半ばに収まりますが、DxO OpticsPro 11を使用したRAW現像では「DxO標準プリセット(PRIME有効)」で5枚同時の現像を連続で行うと100度を超えてしまいました。用途に合わせて各自でCPU温度のモニタリングを行うのをお勧めします。正直なところとしてはCore i9 7980XEを使用するなら240サイズの簡易水冷CPUクーラーを採用したいところです。
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CPU性能のマルチスレッド性能を測定するベンチマークとしてよく使われるCinebenchを実行してみたところ、Core i9 7980XEのスコアは3377となりました。Intelの前世代エンスー向けCPUであるBroadwell-Eの最上位モデルCore i7 6950Xの倍近い性能です。コストパフォーマンスではRyzen Threadripper 1950Xに劣るものの、Core i9 7980XEは一般向けCPUとして間違いなく最強のマルチスレッド性能を誇っています。
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GALLERIA VZ-X i9-7980XE搭載モデルのレビュー機ではシステムストレージとして最大連続リード3100MB/sのNVMe M.2 SSD「Samsung SM961 512GB」、データストレージとして2TBのハードディスクが搭載されています。これらのストレージでCrystalDiskMarkを使用して簡単にベンチマーク測定を行いました。左はシステムストレージのSSD、右はデーターストレージのHDDになっています。
システムストレージのNVMe M.2 SSD「Samsung SM961 512GB」は高速なNVMe SSDらしいSATA3.0 SSDよりも4倍以上高速な2600MB/sというシーケンシャルリードを弾き出しました。データストレージのHDDと比べると10倍以上の速度差です。ランダム性能も100倍近い差になっています。

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HDDはSSDに比べて連続リードだけでなくランダムリードも大幅に遅くなっているのが上のベンチマークスコアからもわかりますが、実際にPCゲームのThe Witcher3を使用したゲームのロード時間を比較が次のようになっています。


上の比較動画のようにHDDとSSDでは実際のPCゲームロード時間に倍近い差が出ています。HDDとSSDのロード時間の違いについてはゲームによっても変わってきますが、基本的にSSDのほうがPCゲームのロードは圧倒的に速いのでシステムストレージだけでなくPCゲームのインストール用ストレージにも必ずSSDを選択してください。容量単価の安いHDDについては動画ファイルなどの保存用ストレージとして使用するのがおすすめです。

またシステムストレージに使用されているNVMe M.2 SSDは一般にサイズが小さいためメモリコントローラーやメモリチップの温度が高温になりやすいことで知られていますが、「ASUS Prime X299-A」ではチップセットクーラー一体型のM.2 SSDヒートシンクが装着されているので、CrystalDiskMarkを数回連続で回しても、メモリチップが最大36度、メモリコントローラーは57度でサーマルスロットリングが発生することもなくアクセススピードは安定しており安心して運用できます。
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GALLERIA VZ-X i9-7980XE搭載モデル(i9 7980XE, GTX 1080 Ti)のグラフィック性能

さて本題の「GALLERIA VZ-X i9-7980XE搭載モデル(i9 7980XE, GTX 1080 Ti)」のグラフィック性能をチェックしていきます。
GALLERIA VZ-X i9-7980XE搭載モデルではGPUがGTX 1080という以外はグラフィックボードの型番が不明でしたが、レビュー用サンプル機にはPalit GTX 1080 Ti 11GB NEB1080Y019LC-1021Fが搭載されていました。コアクロックはGTX 1080 Tiのリファレンス同様でブーストクロック1582MHzです。
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FF14 紅蓮の解放者 ベンチマーク(4K解像度、最高品質)のスコアは非常に快適の水準を超えて8400をマークしています。GTX 1080グラフィックボードなら、国内で人気のMMO RPGであるファイナルファンタジー14が4K解像度でも快適にプレイできます。
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3DMark FireStrikeやTimeSpyのベンチマークスコアは次のようになっています。
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GTX 10XXシリーズ最上位モデルとなる「GeForce GTX 1080 Ti」は昨年5月末にNew Kingとして鳴り物入りで登場したGTX 1080よりも30%程度高速です。昨年8月に前世代TITAN X Maxwellよりも50%以上高速というバケモノGPUとして登場したTITAN X Pascalを僅差で上回るという圧倒的な性能を誇っており、1200ドルのTITAN X Pascalに対して699ドルという圧倒的な安価さも兼ね備えたGTX 1080 Tiは究極のハイエンドグラフィックボードと言っても過言ではない製品です。
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TheDivision 2016-11-13 19-37-48-33witcher3 2016-11-13 19-33-01-25
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今回はレビュー記事執筆時間の都合でGTX 1080 Tiグラフィックボードのゲーム性能に関して実ゲームの詳細なベンチマークを行えませんでしたが、GTX 1080 Tiグラフィックボードの各種レビュー記事では詳細なベンチマークも行っているのでそちらを参考にしてみてください。
GeForce GTX 1080 Ti レビュー記事一覧
定格2GHz越え超弩級グラボ「ZOTAC GTX 1080 Ti AMP Extreme」をレビュー


FireStrike ExtremeのストレステストにおけるのGPUコア温度、GPUコアクロック、GPUファン回転数のログを取って、その推移をグラフ化しました。
標準搭載のグラフィックボードはGPUクーラーに冷却性能の比較的低いブロアーファンの採用された廉価モデルなのでGPUに負荷をかけて2分もするとGPU温度は最大でも80度以上に達しファン回転数も2200RPMを超えるのでファンノイズも比較的大きくなります。またGPU温度に依存してコアクロックにも制限がかかるので最初1800MHz程度あったコアクロックもテスト終盤では1600MHz程度まで下がってしまいます。コアクロックが下がると当然グラフィック性能もそれに依存して下がるので実際にゲームをプレイしてみると長時間のプレイではベンチマークほどFPSが伸びない場面に遭遇する可能性もあります。「GALLERIA VZ-X i9-7980XE搭載モデル」では3スロット占有GPUクーラーを搭載した「Palit GTX 1080 Ti 11GB Super JetStream」へのアップグレードも可能なのでアップグレードを性能的にアップグレードを推奨します。
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ドスパラ GALLERIA VZ-X i9-7980XE搭載モデルのレビューまとめ

最後に18コア36スレッドCore i9 7980XEとNVIDIA GeForce GTX 1080 Tiグラフィックボードを搭載するウルトラハイエンドBTO PC「ドスパラ GALLERIA VZ-X i9-7980XE搭載モデル」の実機サンプルを検証してみた結果のまとめを行います。簡単に箇条書きで以下、管理人のレビュー後の所感となります。

良いところ
  • Core i9 7980XE&GTX 1080 Ti搭載という17年後半最強スペック
  • Core i9 7980XEはCinebenchスコア3300越えな化け物クラスのマルチスレッド性能
  • GTX 1080 TiはシングルGPU最強性能なので最新PCゲームで最も快適なプレイ環境を実現
  • マザーボードは「ASUS Prime X299-A」を採用(サンプル機の場合)
  • 高速NVMe M.2 SSDをシステムストレージに採用
  • キーボード&マウスがデフォルトで付いてくる
  • M.2 SSD、PCI-E NVMe SSD、サウンドボード等も拡張可能
  • 受注から7日で出荷可能
悪いところor注意点
  • 専用PCケースは裏配線不可や自作er目線で今後の拡張性を考えるとあまりおすすめできない
  • Core i9 7980XE用CPUクーラーとしては240サイズ以上の簡易水冷を採用して欲しい
  • PCケーストップの冷却ファンが4PINペリフェラルから給電されていてコントロールできない
  • 標準搭載のグラフィックボードは冷却性能が低いのでアップグレード推奨

「GALLERIA VZ-X i9-7980XE搭載モデル」の最大の魅力は何といっても18コア36スレッドの化け物CPUである「Core i9 7980XE」を標準搭載していることであることは間違いないと思います。CPUマルチスレッド性能ベンチマークの定番であるCinebenchでは3300というスコアをはじき出し、昨年発売されたIntelのエンスー向けCPUでi9-7980XEが後継という位置づけになる旧エクストリームCPUのCore i7 6950Xの2倍近いマルチスレッド性能を発揮することが可能です。
2コアまで4.4GHzで動作可能なIntel Turbo Boost Max Technology3.0も機能として備わっているので、メニーコアゆえに4コアや6コアCPUに比べてベース/ターボクロックが低くOSの起動などで下位CPUに比べて遅れをとるということもなく、PCゲームなどでも高いパフォーマンスを発揮することが可能です。
最近ではNVIDIAやAMD純正のGPUエンコードを使用した動画配信機能などもありますが、より詳細な設定が可能なCPUエンコードを使用した動画配信において、18コア36スレッドの「Core i9 7980XE」であればWQHDや4Kなど超高解像度に対応可能です。
ただしCPUクーラーについてはCore i9 7980XE用としてはミドルクラスのサイドフロー型空冷CPUクーラー「サイズ 虎徹 MarkⅡ」では力不足な気がします。定格でも一部のソフトウェアではCPU温度がかなり高くなるので注意が必要です。

GTX 10XXシリーズ最上位モデルとなる「NVIDIA GeForce GTX 1080 Ti」グラフィックボードを搭載しているところも「GALLERIA VZ-X i9-7980XE搭載モデル」の魅力の1つです。GTX 1080 Tiは昨年5月末にNew Kingとして鳴り物入りで登場したGTX 1080よりも30%以上高速、昨年8月には前世代TITAN X Maxwellよりも50%以上高速というバケモノGPUとして登場したTITAN X Pascalを僅差で上回るという圧倒的な性能を誇っており、1200ドルのTITAN X Pascalに対して699ドルという圧倒的な安価さも兼ね備えたGTX 1080 Tiは究極のハイエンドグラフィックボードと言っても過言ではない製品です。
ただし標準搭載グラフィックボードはブロアーファン採用の廉価モデルとなっており冷却性能や静音性能は比較的高くありません。カスタマイズ項目のグラフィックボードアップグレードで選択可能な3スロット占有のGTX 1080オリファンモデル「Palit GTX 1080 Ti 11GB JetStream」はGTX 1080 TiのAIBモデルの中でも屈指の静音性能と冷却性能を備えた優秀なグラフィックボードなので基本的にこちらへのアップグレードを推奨します。

管理人的に最大のマイナスポイントであるPCケースについてはカスタマイズから別のケースにも変更可能ですが、納期も遅くなるものがほとんどのようなので、増設や拡張でPCケースに不満が出てきた頃に評価の高い市販品PCケースへ買い替えるのがベストな選択肢だと思います。

50万円を超えるウルトラハイエンドBTO PCともなると注文から納期まで数週間以上かかることも少なくありませんが、「GALLERIA VZ-X i9-7980XE搭載モデル」であれば「7日で出荷可能」という比較的短期の納期は早く欲しいユーザーには非常にありがたく、ドスパラBTO PCの最大の魅力だと思います。

単純にPCゲームをプレイするだけのユーザーであれば18コア36スレッドのCore i9 7980XEは流石に持て余す可能性が高いので、メインストリーム向け最新モデルのCoffeeLake-S Core i7 8700KやSkylake-Xの10コアモデルCore i9 7900Xを搭載したBTO PCの方がおすすめです。
「GALLERIA VZ-X i9-7980XE搭載モデル」はPCゲームをプレイするだけでなく、フルHDを超えるような超高解像度のPCゲームのプレイ動画配信を行ったり、動画編集や3Dコンテンツ作成などクリエイティブ作業も行うパワーユーザーのための最強ゲーミングPCなので、そういった用途で予算に糸目をつけずウルトラハイエンドPCをお探しのユーザーにおすすめのBTO PCです。

以上、「GALLERIA VZ-X i9-7980XE搭載モデル」BTO PCのレビューでした。
GALLERIA VZ-X i9-7980XE review_01469



Core i9 7980XE&GTX 1080 Ti搭載「GALLERIA VZ-X」




おまけ:Skylake-X搭載BTO PCのカスタマイズ指南

続いてグラフィックボード以外の構成パーツの選び方を紹介していきます。
一口に○○グラフィックボード搭載BTO PC(BTO パソコン)と言ってもCPUやストレージなど多くの構成パーツにはBTO PCメーカー各社で違いがあり、それが各BTO PCの価格の違いに直結しています。
そのためググった時によく出てくる”BTO PCの価格比較”をうたうもので、各メーカーのデフォルト価格を載せているだけのサイトはほぼ当てになりません。
(全部とは言いませんが、BTO PCでカスタマイズしないユーザー以外にはほぼ意味がないと思います)

そこでどうするのかというと先ほどグラフィックボード別で大まかな価格帯を選んだので、次はCPU」「メモリ」「電源容量」「ストレージ」「マザーボード」のBTO PCの主要な5パーツに注目します。これら5つの適切な選び方さえ知っていれば各自でカスタマイズすれば簡単にリアルタイムな価格比較もできて自分にとって一番コスパが高くおすすめなBTO PCを選択可能になります。

  • CPUつてはSkylake-X CPUでは6コアのCore i7 7800Xから18コアのCore i9 7980XEまで幅広いラインナップが用意されており、価格も4万~24万円とコア数別で価格も大きく差があるので予算に合わせて選択してください。個人的には10コアのCore i9 7900Xや12コアのCore i9 7920Xがおすすめです。(6コアや8コアについてはIntel CoffeeLake-SやAMD Ryzen 7搭載BTO PCで安価に購入できるのでこちらのほうがいいとおもいます。)
  • システムメモリは16GBか32GBを積んでください。16GBでも問題ないと思いますがSkylake-X CPUはクアッドチャンネルメモリに対応しているので8GB*4=32GBがおすすめです。
  • 電源容量は選択したグラフィックボードによりますが700W以上なら大丈夫。ただしマルチGPUの場合は1000W以上を推奨します。変換効率もGoldかPlatinumがおすすめです。
  • システムストレージ(WindowsOSをインストールするストレージ)は必ずHDDではなくSSDを選んでください。HDDよりもGB単価は上がりますが実際に体感できるレベルでSSDのほうがキビキビ動きます。Windows10をインストールするシステムドライブのサイズは240GB以上であればOKです。
    ゲーム用ストレージもSSDで容量は可能なら960GB、少なくても480GBが望ましいです。480GB以上のSSDは1.2万円程度でパーツのみを購入できるので各自でBTO PC購入後に増設してもかまいません。
  • マザーボードは「X299」などチップセット名だけでなく「ASUS PRIME X299-A」のように市販のマザーボード名が記載されているor市販マザボを選択できるBTOが推奨です。市販のマザボであれば専用のマニュアルも存在しますし、何かトラブルがあってもググって解決法を見つけるのが容易になります。マザボメーカーは日本語マニュアルが一番しっかりしていてユーザー数の多いASUSを選ぶのが鉄板です。

以上の5項目さえ守ればそうそうハズレを引くことはないはずです。あと、これからゲーム用PCを購入するならOSはWindows10 Home 64bitの一択です。バージョンはProでなくてHomeで大丈夫です。


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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)



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