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CPUクーラーやグラフィックボードの冷却性能検証用としてリファレンス機に使うため購入したPCケース「Cooler Master MASTERCASE MAKER 5t」にキャスター足が欲しかったので、年始にレビューした「汐見板金 AX2」でご縁のあった汐見板金に特注していたキャスター足の試作品第2号が完成しました。前回の試作品1号に比べて外見はかなりバージョンアップしています。実は昨日のカメラ照明記事で顔見せ済みです。
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試作1号はいかにも自作足(依頼品ですが)という趣ですが、2号は純正品と見紛うレベルです。
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オリジナルの足を元に採寸して傾斜などもオリジナルに準拠しています。
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オリジナル足の形状のままでキャスターをつけると板が反ってしまうので、補強のため前後に折り返しをつけ斜めの部分は溶接する構造になっています。
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重量も前回は片側1000gでしたが今回は片側750gと軽量になっており、純正の足が250gなのでキャスター足に換装しても1000g増に収まっています。
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構造も純正足に準拠しているので取り付けも簡単です。
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フロントパネルの枠の傾斜と一致しており自作キャスター足でも違和感が全くありません。
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1号と2号を見比べるとよりPCケースに溶け込むデザインになっているのがわかります。
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シャーシとの間隔もギリギリを攻めて、足の高さを抑えています、
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隙間はギリギリですがちゃんと電源ユニット用のダストフィルターも取り出せます。
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一見、キャスター足2号は完成品に見える…、というか管理人も完成品のつもりで汐見板金様に依頼していたのですが、1つ少々重大な問題がありました。オリジナル足のデザインを維持したままキャスターを設置したため、キャスターがかなり中央寄りになってしまいました。
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キャスター足が中央寄りになっているため1号の足や純正足よりも左右に倒れやすくなっています。特にシステム(主にマザーボード)を組み込んだ状態でマザボ裏にガラスパネルを装着し、マザボ側のガラスパネルを外すと重心が上写真の左側に寄ってしまうので少し押しただけ、例えばグラフィックボードを装着しようとしただけで簡単に倒れそうになってしまいました。

キャスター足2号はデザイン的には満点なのですが、オリジナル足の形状に準拠したためキャスターが中央に寄ってしまい、左右方向の安定性に欠けるというデメリットが浮上してしまいました。

ひとまずキャスター足2号で運用中ですが、安定性を考えると1号ベースにブラッシュアップしたほうがいいのではないかとちょっと悩んでいます。
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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)



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