RTX 2060 SUPER搭載のおすすめゲーミングBTO PCを徹底比較



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新時代高画質機能レイトレーシングに対応し、2020年最新PCゲームのフルHD解像度/144FPSのハイフレームレートゲーミングやWQHD解像度の高画質ゲーミングに最適なミドルクラスGPU「NVIDIA GeForce RTX 2060 SUPER」を搭載したゲーミングBTO PCのおすすめ機種について各社製品の価格や構成パーツの比較から徹底解説します。ただおすすめ機種をリストアップするだけでなく、読者が一人でも簡単にBTO PCのカスタマイズが可能なカスタマイズ指南も交えて説明していきます。


目次


1.はじめに - GeForce RTX 2060 SUPERについて
2.BTO PCメーカー別の簡易比較と特集記事
3.RTX 2060 SUPER搭載のBTO PCの簡易紹介
4.RTX 2060 SUPER搭載BTO PCのカスタマイズ指南

  ・CPUやグラボなど各CPU部品の解説記事

5.パーツを揃えてRTX 2060 SUPER搭載BTO PCを価格比較
6.おすすめRTX 2060 SUPER搭載BTO PCのまとめ


付録.その他のGPU搭載BTO PCのまとめ記事


【執筆:2019年7月15日、最終更新:2020年3月3日】



はじめに - GeForce RTX 2060 SUPERについて

2019年7月9日より販売が解禁された「GeForce RTX 2060 SUPER」を搭載したBTO PCが早くも各社からリリースされています。
RTX 2060 SUPERは、シェーダー数の増加や動作クロック(TDP)の引き上げによってRTX 2060無印版よりも15%の高速化を果たし、さらにVRAM容量が6GBから8GBに増加したマイナーアップグレード版です。RTX 20 SUPERシリーズの登場に伴ってモデルが乱立しており分かり難いのですが、単純に言うと「RTX 2070無印版が100ドル安価になってリブランドされたGPUがRTX 2060 SUPER」です。
RTX 2060よりも希望小売価格は5000円ほど値上がりしていますが、BTO PCの価格としては誤差くらいなので、「RTX 2060搭載BTO PCを買おうと思っていた人は価格そのままで15%程度性能がアップしてラッキー」、「RTX 2070搭載BTO PCを買おうと思っていた人は性能そのままで1万円以上安価になってラッキー」、というのがRTX 2060 SUPER搭載BTO PCです。
GeForce RTX 2060 SUPER
RTX 2060 SUPERの性能は前述の通り無印版上位モデのRTX 2070とほぼ同等なので、前世代で2つ上のナンバリングに位置するGTX 1080を10%程度、2019年以降にリリースされた最新のPCゲームでは20%近くも上回る性能を発揮しており、フルHD/144FPSのハイフレームレートゲーミングやWQHD解像度における高画質なPCゲーミングに対応できる性能を備えています。
RTX 2060 SUPER_RX 5700_pefsum

「GeForce RTX 2060 SUPER Founders Edition」をレビュー
GeForce RTX 2060 & RTX 2060 SUPERのレビュー記事一覧へ
GeForce RTX 2060 SUPER Founders Edition


上位モデルRTX 2070 SUPERとの組み合わせで特にオススメしている製品ですが、2020年現在、手ごろな価格で普及しつつあるWQHD/144HzのIPS液晶ゲーミングモニタと組み合わせて高画質・ハイフレームレートなPCゲーミングに入門するのもありだと思います。
WQHD/144HzのIPS液晶ゲーミングモニタは色々と販売されていますが、リモコン操作&USB Type-C対応でマルチメディアに最適な「BenQ EX2780Q」、OSDクロスヘアやMBRなどゲーミング機能が豊富な「AORUS AD27QD」、同スペック製品の中でも特に高発色・高応答速度な「LG 27GL850-B」は当サイトでもレビューを公開していてオススメなモデルです。
WQHD_144Hz_IPS


また”RTX”の頭文字の通り、RTX 2060 SUPERはGPUメーカーNVIDIAやPCゲーム向けAPI「DirectX」をリリースするMicrosoftが次世代高画質技術として推進している「レイトレーシング(RayTracing)」にも専用コアをGPU内に内蔵することで対応し、レイトレーシングの描画に関する性能では前世代を6倍程度も上回ります。
RTX 2060 SUPERがサポートする高画質機能レイトレーシングでは、照明(エリアライト)や太陽光(グローバルイルミネーション)の影響を厳密に再現し、光の反射や透過も現実に即して忠実に描写されます。「Raytracing(レイトレーシング)」を採用したわかりやすい例としては鏡に映る反射など、視覚(視点から見た)の外にある物体もリアルに描画することができます。
Raytracing_c1_onRaytracing_c1_off
Raytracing_c2_onRaytracing_c2_off
Raytracing_c3_onRaytracing_c3_off
RTX 20XXシリーズのロンチイベントではレイトレーシング(NVIDIA RTX)をサポートするゲームとしてShadow of the Tomb Raiderやバトルフィールド5を含めて20タイトル以上が発表されましたが、2020年現在では10タイトル程度の最新PCゲームが対応しています。今後もレイトレーシング対応タイトルは増えていく予定です。
21 Games RTX Support


そんな高性能GPUであるRTX2060 SUPER搭載ゲーミングBTO PCを狙っている非自作erとしてはどこで買うのが一番良い(お得であるとか、高品質であるとか)のかわからない人も多いと思うので、ハード面やコスト面中心に徹底比較を行い、RTX 2060 SUPER搭載のおすすめBTO PCを紹介していきます。サポート面についてはググってください。


最新PCゲームでもフルHDの高画質設定でプレイできてさらに安価なGTX 1660 SUPER搭載BTO PCも絶賛発売中なので、価格を重視するのであればこちらを検討してみてもいいかもしれません。
GTX 1660 SUPER搭載のおすすめゲーミングBTO PCを徹底比較!
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BTO PCメーカー別の簡易比較と特集記事

当サイトでもよく紹介するBTO PCメーカーの取り扱いモデルについて簡単な比較表を紹介しておきます。各パーツを個別に選択できるほうが管理人的には好みですが、固定のほうが価格面では優れていることが多いです。
BTO PCメーカーの特徴比較

グラフィックボードのモデル PCケース マザーボード 納期
サイコム 〇:選択可能 〇:自作向け 〇:選択可能

TSUKUMO 固定 自社オリジナル 固定
(ほぼASUS製)


ドスパラ 固定 自社オリジナル
固定
◎:
最短当日
PCショップアーク 〇:選択可能 〇:自作向け 〇:選択可能

パソコン工房 固定 △:自作向ベースのオリジナル
固定

マウスコンピューター
固定 △:自作向ベースのオリジナル 固定



TSUKUMO「G-GEAR」のおすすめゲーミングBTO PCの選び方
TSUKUMO「G-GEAR」のおすすめゲーミングBTO PCの選び方

ドスパラ「GALLERIA」のおすすめゲーミングBTO PCの選び方
ドスパラ「GALLERIA」のおすすめゲーミングBTO PCの選び方

マウスコンピューター「G-Tune」のおすすめゲーミングBTO PCの選び方
マウスコンピューター「G-Tune」のおすすめゲーミングBTO PCの選び方


RTX 2060 SUPER搭載のBTO PCの簡易紹介

1.PCショップアーク

PCショップアークではRTX 2060 SUPERグラフィックボードを選択可能なBTO PCとして、自作PC向けの高品質で拡張性の高いPCケースを使用したコンセプトモデルが展開されており、カスタマイズ自由度も高いので、基本的にPCケースの好みで選択していけばOKです。RTX 2060 SUPERを標準搭載したモデルとしては「CROYDON Antec P5」や「CROYDON Corsair Carbide 88」がラインナップされています。
CPUはCore i3、Core i5、Core i7から自由に選択可能であるなど、カスタマイズ項目が多様で採用パーツも高品質なBTOメーカーなので”わかっている”人にはありがたいのですが、初心者向きとは言い辛いかもしれません。RTX 2060 SUPERグラフィックボードのベンダーやモデルをカスタマイズで選択可能です。
 

その他にも最新PCケースが採用されたモデルとして、NZXT H510をベースにした「CROYDON NZXT H510」、NZXT H710をベースにした「CROYDON NZXT H710」、Fractal Design Meshifyをベースにした「CROYDON Fractal Design Meshify」などがラインナップされており、カスタマイズからRTX 2060 SUPERを選択できます。PCケースをスタート地点にして、自作PCシミュレーター的なBTO PCが構築できるショップです。
  


2.TSUKUMO(ツクモ) eX.computer

ツクモeX.computerからはRTX 2060 SUPER搭載BTO PCがまだリリースされておらず、下位GPUのRTX 2060もしくは上位GPUのRTX 2070 SUPERを選択する必要があります。RTX 2060かRTX 2070 SUPERを選択できるBTO PCについては、CPUにCore i5 9400Fを選択できる「G-GEAR GA5J-B194/T」やCPUにRyzen 5 3600を選択できる「G-GEAR GA5A-D194/T」がラインナップされています。
自作PCでも定番のマザーボードである「ASUS PRIME H370-A」や「ASUS PRIME B450-PLUS」が採用されているところも魅力的です。RTX 2060 SUPERグラフィックボードのベンダーやモデルを指定できません。

TSUKUMOからは上で紹介したモデル以外にもBTO PCが複数ラインナップされており、同社販売ページのトップではCPU別とGPU別で縦横軸分類表で各モデルが紹介されています。詳しくは『TSUKUMO「G-GEAR」のおすすめゲーミングBTO PCの選び方』の記事を参考にしてください。
G-GEAR


3.パソコン工房

パソコン工房のゲーミングBTO PCは主に5つのシリーズが展開されています。5シリーズの中で最も一般的なモデルはミニタワーPCケース採用のLEVEL∞ M-Class、ミドルタワーPCケース採用のLEVEL∞ R-Classの2つです。さらにコンパクトサイズなLEVEL∞ C-Class、フルタワーPCケース最上でハイスペックなLEVEL∞ G-Class、メニーコアなエンスージアスト向けCPUを搭載したハイエンドモデルLEVEL∞ F-Classがあります。
LEVEL∞_series
パソコン工房のBTO PCでは各モデルでCPUやGPUの組み合わせが固定されていることが多いです。マザーボードや電源ユニットに型番不明の廉価なパーツを使っているのが気になるところ。カスタマイズの幅もさほど広くありませんが価格面では強いです。RTX 2060 SUPER グラフィックボードのベンダーやモデルを指定できません。

今回はGeForce RTX 2060 SUPERに最適なCPUであるCore i5 9400Fを選択可能なミニタワーPC「LEVEL∞ M-Class LEVEL-M040-i5F-RWR」をチェックしていきます。なおパソコン工房のゲーミングBTO PCではラインナップの移り変わりが激しく、新製品や終売になるモデルも多いため、RTX 2060 SUPER搭載BTO PC一覧ページも確認してみて下さい。
slide_pc_geforce_rtx_super_parts


4.サイコム

サイコムではスタンダードなミドルタワーPC「G-Master Mace H370」や、Z390マザーボード採用でやや高級な「G-Master Spear Z390 II」など複数のシリーズでカスタマイズ項目からRTX 2060 SUPERを選択可能になっています。他社と違ってRTX2060 SUPER搭載のデフォルト構成がリストアップされていないのが特徴です。CPUはCore i3、Core i5、Core i7から自由に選択可能であるなど、カスタマイズ項目が多様で採用パーツも高品質なBTOメーカーなので”わかっている”人にはありがたいのですが、初心者向きとは言い辛いかもしれません。RTX 2060 SUPERグラフィックボードのベンダーやモデルをカスタマイズで選択可能です。またOSがデフォルトでカスタマイズに入っていないので追加を忘れないように注意してください。
サイコムのRTX 2060 SUPER搭載BTO PCについては拡張性やメンテナンス性に優れたPCケースと安価なH370マザーボードを採用している「G-Master Mace H370」に的を絞って紹介します。このBTO PCではFractal Designというメーカーの自作er界隈で非常に評価の高いPCケースを採用しているのがポイントです。



5.ドスパラ

ドスパラからはRTX 2060 SUPER搭載BTO PCがいくつかリリースされていますが、ミニタワーPCでCPUにCore i5 9400Fを採用する「GALLERIA DF」、もしくはCPUにRyzen 5 3600/3600Xを採用する「GALLERIA RV5」がオススメのモデルです。
ドスパラBTO PCは”当日出荷可能、カスタマイズしても翌日”という驚愕の納期速度を誇っているので早く欲しいユーザーにとっては有力な候補だと思います。RTX 2060 SUPERグラフィックボードのベンダーやモデルを指定できません。



6.マウスコンピューター

マウスコンピューターについてはRTX 2060 SUPERを搭載するBTO PCとしてG-TuneデスクトップPCの基本4ブランドから各モデルがラインナップされています。
マウスコンピューター G-TuneのゲーミングBTO PCのブランドは大まかに、若干廉価なミニタワーケース採用「NEXTGEAR-MICRO」(PCケース詳細)、中堅モデルでミドルタワーケース採用の「NEXTGEAR」(PCケース詳細)、高級品の「MASTERPIECE」(PCケース詳細)と松竹梅の3段構成、コンパクトキューブ「LITTLEGEAR」(PCケース詳細)の4バリエーションとなっています。
G-Tune-4v
GPUとCPUの組み合わせが固定されているので、希望の組み合わせを探すのが少し難しいかもしれません。カスタマイズの幅は広くありませんが、その分だけ他社と比べて安価になっています。RTX 2060 SUPERグラフィックボードのベンダーやモデルをカスタマイズ(選択)できません。

マウスコンピューターからは4シリーズを基本ラインアップとして、CPU&GPUセット別で細かく分類されたBTO PCが販売されています。詳しくは『マウスコンピューター「G-Tune」のおすすめゲーミングBTO PCの選び方』の記事を参考にしてください。
マウスコンピューター「G-Tune」のおすすめゲーミングBTO PCの選び方



RTX 2060 SUPER搭載BTO PCのカスタマイズ指南

一口にRTX 2060 SUPER搭載BTO PCと言っても上で述べたようにCPUやストレージなどその他の部分で製品スペックには各社で違いがあります。それによって価格が上下するのでそのまま価格比較を行っても公平ではありません。そのためググった時によく出てくる”BTO PCの価格比較”をうたうもので、各メーカーのデフォルト価格を載せているだけのサイトはほぼ当てになりません。
(全部とは言いませんが、BTO PCでカスタマイズしないユーザー以外にはほぼ意味がないと思います)

RTX 2060 SUPER搭載BTO PCの価格比較を行う前に、購入を検討している人が理解しておくべきRTX 2060 SUPERを搭載するBTO PCの最適なカスタマイズ方法や予備知識を簡単に紹介しておきます。

RTX 2060 SUPER搭載BTO PCのカスタマイズについては、CPU」「メモリ」「電源容量」「ストレージ」「マザーボード」のBTO PCの主要な5パーツに注目します。
これら5つの適切な選び方さえ知っていれば、記事の更新や閲覧のタイミングに左右されず、解説に合わせてカスタマイズすれば各自で簡単にリアルタイムな価格比較もできて最適なBTO PCを選択可能です。

  • CPUについて、6コア6スレッドのCore i5(9400Fや9600K)は6コア12スレッド/8コア8スレッドのCore i7(8700や9700Fや9700K)と比べてもPCゲームが目的であれば大きな性能差はありません。ミドルクラスGPUのRTX 2060 SUPERと組み合わせるのであればCore i5でいいと思います。予算に余裕があるのであれば、Core i7 9700KやCore i9 9900Kを選択するよりは、その予算をRTX 2070 SUPERなど上位GPUへのアップグレードに回すのがおすすめです。
  • システムメモリゲーム用途なら16GBあれば十分です。8GBでは足りない場合もあるので16GB以上を推奨します。メモリ枚数は合計容量が同じなら4枚でなくて2枚で大丈夫。
  • 電源容量は600~700Wもあれば問題ありません。変換効率もGoldでいいと思います。
  • システムストレージ(WindowsOSをインストールするストレージ)は必ずHDDではなくSSDを選んでください。HDDよりもGB単価は上がりますが実際に体感できるレベルでSSDのほうがキビキビ動きます。Windows10をインストールするシステムドライブのサイズは240GB以上であればOKです。
    PCゲーム用ストレージはシステムとは別に用意するほうが後々便利です。加えてHDDではなくSSD推奨。ゲーム用は可能なら960GB、少なくても480GBが望ましいです。
  • マザーボードは「Z390」や「H370」などチップセット名だけでなく「ASUS Prime H370-A」のように市販のマザーボード名が記載されているor市販マザボを選択できるBTOが推奨です。市販のマザボであれば専用のマニュアルも存在しますし、何かトラブルがあってもググって解決法を見つけるのが容易になります。マザボメーカーは日本語マニュアルが一番しっかりしているのでASUS製のものを選ぶのが鉄板です。
以上の5項目さえ守ればそうそうハズレを引くことはないはずです。あと、これからゲーム用PCを購入するならOSはWindows10 Home 64bitの一択です。

CPUやグラボなど各CPU部品の解説記事

グラフィックボードや電源ユニットなどBTO PCを選択する上で主要なパーツについては、個別のまとめ記事も公開しているので予備知識としても参考にしてください。
BTO PCにオススメなCPUを用途&予算別で5種厳選
【できる!自作PC】最新CPUの選び方とオススメCPUを徹底解説

オススメCPUを徹底比較_2019

おすすめグラボまとめ。予算・性能別で比較。各社AIBモデルの選び方
おすすめグラボまとめ

【SATA SSD vs NVMe SSD vs HDD】 ゲームロード時間を比較
おすすめSSDまとめ。QLC/TLC/MLCやNVMe/SATA3.0など最新SSD事情を解説
SSD vs HDD ゲームロード時間比較

自作PC電源ユニット(PSU)の徹底解説とおすすめ電源の選び方
自作PC電源ユニット(PSU)の徹底解説とおすすめ電源の選び方

おすすめの自作PCマザーボードを徹底解説
おすすめマザーボード



パーツを揃えてRTX 2060 SUPER搭載BTO PCを価格比較

上で紹介したカスタマイズ指南を念頭において、下の表の基本パーツ構成に可能な限り準拠した状態で各社のRTX 2060 SUPER搭載BTO PCの価格を比較します。
価格比較用のパーツ構成
OS Windows10 Home
CPU Core i5 9400F
メモリ 16GB (8GB*2)
グラボ RTX 2060 SUPER
システムストレージ SSD 240GB
データストレージ なし(実際の購入に際しては
480GB以上のSSDが推奨)
電源 600W~700W、Gold
その他付属品 なし

比較を行う上での注意点
・ゲーム用のデータストレージは480GB以上のSSDがおすすめですが、個別に購入しても問題ないので簡単のためになしの設定で比較します。ちなみに480~512GBのSSDの価格相場は1.2万円程です。
・PCショップアークのBTOはシステムドライブにNVMe M.2 SSDを使うのがデフォルト構成で変更できないため価格が高くなっています。
・各社カスタマイズできない設定で1TB HDD(2千円程度)やオリジナルCPUクーラー(2~3千円程度)の有無があり最終価格には数千円誤差がある場合があります。


BTOメーカー 型番 電源 マザボ 価格
PCショップアーク CROYDON Antec P5

Antec
NeoECO
650W
Gold
ASUS PRIME
H310M-A R2.0
Micro-ATX
14.7万円
TSUKUMO

GPUがRTX2070
G-GEAR GA5J-B194/T
Seasonic
SSR-650FM
650W
Gold
ASUS PRIME
H370-A
ATX
13.7万円
パソコン工房 LEVEL-M040-i5F-RWR
LEVEL∞ M
700W
Gold
Z390
Micro-ATX
(詳細不明)
14.4万円
サイコム
G-Master Mace H370

Antec
NeoECO
650W
Gold
ASRock
H370 Pro4
ATX
17.5万円
ドスパラ
GALLERIA DF

オウルテック
AS-700
700W
Gold
H310
ATX
(詳細不明)
15.1万円
マウス
コンピューター

CPUがCore i7 9700
SSD容量が500GB
NEXTGEAR-MICRO
NEXTGEAR-MICRO
700W
Gold
B360
Micro-ATX
(詳細不明)
19.4万円



おすすめRTX 2060 SUPER搭載BTO PCのまとめ

構成パーツが多少違うので誤差はあるものの、各BTOメーカーやPCの種類で上の表のような価格になることが分かりました。上記参考価格とBTOメーカーの特色を踏まえて、RTX 2060 SUPERを搭載したBTO PCの価格と特徴を簡単にまとめます。
  • PCショップアークについては、マザーボードや電源も自作PC向けに一般販売されている高品質なものになっていて、PCケースも2020年最新のものが選択できて拡張性が高く、品質・カスタマイズ性いずれも優れたBTO PCになっており、価格も標準的でなのでおすすめです。
  • TSUKUMOについては、今のところRTX 2060 SUPER搭載BTO PCが販売されていませんが、近い性能のRTX 2060やRTX 2070を搭載したモデルは販売されており、マザーボードや電源ユニットの品質も高く、価格は安価です。
  • パソコン工房については、マザーボードや電源ユニットが不明ですが非常に安価なモデルとなっており、価格重視ならオススメだと思います。
  • サイコムについては、マザーボードや電源も自作PC向けに一般販売されている高品質なものになっていて、PCケースも2020年最新のものが選択できて拡張性が高く、品質・カスタマイズ性いずれも優れたBTO PCになっており、価格も標準的でなのでおすすめです。
  • ドスパラはCPUにCore i7しか選択できずやや割高ですが、「当日で出荷可能、カスタマイズしても翌日」という納期に関する面では頭一つ飛び抜けています。早く欲しいということであればかなり有力な候補でしょう。
  • マウスコンピューターについてはCPUの選択肢が狭い(GPUとCPUの組み合わせが基本的に固定されている)ため、RTX 2060 SUPREに最適なCore i5 9400Fのようなコスパの高いCPUが選べず、やや割高に感じる傾向があります。


当サイトの結論としてはRTX 2060搭載PCの中でも、ミニタワーPCでCPUにCore i5 9400Fを採用するドスパラの「GALLERIA DF」、もしくはCPUにRyzen 5 3600/3600Xを採用する「GALLERIA RV5」がオススメのモデルです。価格が最安値クラスであり、ドスパラBTO PCは”当日出荷可能、カスタマイズしても翌日”という驚愕の納期速度をも魅力です。


PCケース、マザーボード、電源ユニット等の品質にもこだわるのであれば、PCショップアークの「CROYDON Antec P5」やサイコムの「G-Master Mace H370」もオススメです。




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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)



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