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水冷ヘッド天面に2.4インチ大型フルカラー液晶ディスプレイを搭載し、さらにCPUソケット周辺を冷やすためのスポットクーラーも内蔵した360サイズ簡易水冷CPUクーラー「MSI MPG CORELIQUID K360」が3月26日より発売されます。
「MSI MPG CORELIQUID K360」の対応CPUソケットは『Intel: LGA 1200, 115x, 1366, 2011, 2011-3, 2066』『AMD: FM1, FM2/+, AM2/+, AM3/+, AM4, TR4』となっています。
最新CPUでは、Core i9 11900KなどIntel第11世代Rocket Lake-S、Core i9 10980XEなどIntel第10世代Core-X、およびRyzen 9 5900XなどAMD Ryzen 5000シリーズに対応しています。ヒートスプレッダに対してCPUクーラーベースコアが小さいので当サイト的には非推奨ですが、CPUに付属するリテンションブラケットを使用することで、Ryzen ThreadripperのsTRX4ソケットにも対応します。

「MSI MPG CORELIQUID K360」のOEM元は自作PC用水冷CPUクーラーでは定評のあるAsetekとなっており、水冷ポンプには最新のAsetek第7世代ポンプが採用されています。

「MSI MPG CORELIQUID K360」のラジエーターには3基の120mm角冷却ファン搭載に対応する360サイズラジエーターを採用で、寸法は長さ384mm x 幅120mm x 厚さ27mmとなっています。付属ファンの定格回転数は2500RPM、PWM速度調整に対応します。
冷却ファンには、同社製グラフィックボードのGPUクーラーでも定評のある「TORX FAN 4.0」が採用されています。TORX FAN 4.0では2枚のファンブレードを円弧を描く外周リングで一体化することで、振動しやすいファンブレードを安定させ、静圧を向上、ブレによるノイズの低減を実現しています。また軸受けには10万時間の高耐久性なダブルボールベアリングが採用されています。

「MSI MPG CORELIQUID K360」の水冷ヘッドにはCPUソケット周辺のM.2スロットやVRM電源に風を当てて冷却するるためエアフローファンとして60mm径のTORX FAN 3.0が内蔵されています。エアフローファン動作時はパッシブ空冷時と比較して20~30度もVRM電源周りの温度が低減するとのこと。

また「MSI MPG CORELIQUID K360」の水冷ヘッド天面には専用アプリケーションによって表示内容をカスタマイズできる2.4インチ大型フルカラー液晶ディスプレイが搭載されています。LCDディスプレイにはPCシステムのモニタリング情報、任意の画像ファイル、時計などを表示できます。

「MSI MPG CORELIQUID K360」の水冷ヘッドに搭載されたエアフローファン、ラジエーター上の2基の冷却ファン、水冷ポンプはいずれも専用ユーティリティ「MSI Center」から独立して制御が可能です。
ラジエーター冷却ファンはアイドル時に完全に停止させるセミファンレス動作に対応しており、独立制御と組み合わせて、低負荷時はファンを1基だけ可動させるといった運用も可能です。

製品公式ページ:https://www.msi.com/Liquid-Cooling/MPG-CORELIQUID-K360
マニュアル:




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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)
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