Nintendo Switch 有機EL 比較


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Nintendo Switch 有機EL版が年末になってやっとネット通販でも普通に在庫が見つかるようになり、管理人も無事に購入することができました。
Nintendo Switch 有機EL版と通常版の最大の違い、有機EL(OLED)ディスプレイの画質は通常モデルの液晶ディスプレイと比較してどれくらい綺麗なのか、ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド、スマブラSpecial、マリオカート8など実際のゲーム画面写真で比較してみました。またその他のハードウェア周りについて標準モデルからの改良点も紹介します。





Nintendo Switch 有機ELはディスプレイが15%明るい

Nintendo Switch 有機EL版と標準版の違い、特にディスプレイ関連では、物理的にサイズが大きいこと、有機EL特有のコントラストの高さ(ブラックレベルの低さ)や発色の良さがクローズアップされますが、実はNintendo Switch 有機EL版の方が輝度最大におけるディスプレイ輝度が15%程度高い、という特長もあります。
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カラーキャリブレータを使用して、輝度100%設定におけるNintendo Switch 有機EL版と通常版のディスプレイ輝度を測定してみました。
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完全な白色点ではないので白色輝度はもう少し高いのですが、下写真のポイントで輝度を測定したところ、Nintendo Switch 有機ELの輝度は289cd/m^2、通常版の輝度は252cd/m^2でした。
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輝度の差は15%程度なので、メチャクチャ明るいというわけではありませんが、標準版だと少し暗いな、と感じるような明るい環境でもNintendo Switch 有機ELならちょうどいい画面の明るさになるというのは、有機EL版の隠れたメリットです。



Nintendo Switch 有機ELはディスプレイが大きい

Nintendo Switch 有機ELは本体サイズは数mm差でほぼ同じですが、ディスプレイ表示部分のサイズは標準モデルの6.2インチから7.0インチに大型化されています。
縦横の長さで言うと1,2センチくらいの差なので数字だけ見ると大して違いはないように思えますが、実際に手に取ってみると、体感では、”Nintendo Switch 有機ELのほうがかなり大きい”、と感じると思います。





Nintendo Switch 有機ELは鮮やかでコントラストも高い

Nintendo Switch 有機ELは、やはり有機ELディスプレイ特有の鮮やかさ(色域が非常に広い)、そして自発光素子ならではのブラックレベルの低さによるコントラストの高さと細かい色調表現が魅力です。
Nintendo Switch 有機ELのシステム設定で用意されている”あざやか”モードで強調された色彩が有機ELパネルの優れた発色によってしっかり再現されています。
また液晶ディスプレイの標準モデルと比較して、明るい環境でも背景の白色が映り込みにくく、黒に近い暗い色の色調につぶれも見えません。







Nintendo Switch 有機ELはJoy-Conレールのグラつきが改善

Nintendo Switch 有機ELの特長というとやはりメインは名前にもなっている”有機ELディスプレイ”ですが、その他にも通常版から改良されている部分があるので、個人的に気になった部分をピックアップして紹介します。
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Nintendo Switch 有機ELの改良点で以外と見過ごされているのが、Joy-Conレールのグラつき軽減だと思います。
有機EL版と通常版でJoy-Conを捩じるようにガチャガチャしてみましたが、音の違いでNintendo Switch 有機ELの改善具合が分かると思います。


その他のハードウェアの違いとして、キックスタンドの改良も大きなポイントです。ただこれについてはNintendo公式や各種大手メディアでも取り上げられているので、それほど言うこともありません。
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通常版では”とりあえず立てられる”程度の機能でしたが、有機EL版は無段階で角度を調整でき、キックスタンドが幅広なので安定性も良好です。
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1つ補足しておくと、Nintendo Switch 有機ELでは本体下端に左右2カ所、ゴム足が追加されていました。キックスタンドの安定性にとってプラスアルファとなる地味な改良点です。
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以上、『Nintendo Switch 有機ELの画質を比較』でした。
標準モデルよりも価格は5000円程高くなりますが、画質の高さ、より明るい画面、大画面による快適プレイといったディスプレイ周りのアップグレードを筆頭に、標準モデルよりも多くの改良が施されているので、今からNintendo Switchを購入するならNintendo Switch 有機EL版がオススメです。
あと、2022年1月現在、多くのネット通販で即納在庫ありで普通に購入できますが、任天堂公式から2022年初頭以降に今後の生産が滞る可能性も報告されているので、欲しい人、検討している人は早めに購入した方がいいかも。
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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)



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