夏は過ぎた!
ファンレスの時間だ!!
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人柱レビューとは何か。
基本的に他人がやりたがらない。だからこそロマンがある。そんなレビューだと思う。
もともと、EVGAの専用キットで GTX TITAN X 冷却クーラー換装のススメなんて記事を書いた手前、
自分でもなんかグラボのクーラー換装記事をやっとかないとダメだろと思ってまして、
970かFury Nanoあたりの水冷化かなあとか考えてたのですが、
前者が6万、後者は10万越えとお財布的にちょっと厳しい。
なので総額3万程度と比較的リーズナブルなGTX960のファンレス化とあいなりました。
ということで本題に戻って、現状でファンレスというと、
GTX 750 Ti KalmX (ドスパラの販売ページリンク)
が公式に製品化されているものとしては最高スペックになっています。
ちなみに750tiのFF14シュガルドベンチのフルHD・最高品質のスコアは約4500。
これを超えられるかどうかが今回の人柱レビューのひとつのヤマとなっています。
使うグラボは先にレビューを行ったGTX960 GV-N960IXOC-2GD。
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日本ギガバイト(2015-01-23)そして、ファンレス化に使うのが、ARCTIC Accelero S3 です。
製品の詳細はARCTICの製品ページか代理店ZAWARDの紹介ページをご覧ください。
ここで改めて言っておきますが
グラボのクーラーを外すので当然、製品メーカーの保障はなくなります。
自己責任です!!
さて、注意もすみましたし早速分解です。
今回のボードはクーラーを固定しているのはコアの周囲のネジ4個だけなので簡単でした。
ちなみに管理人はグラボの分解とか自作関係のネジ回しにはこれを使っています。
ヘックスから星型まで揃っていて、プラス・マイナスのサイズも豊富なので、
DIY水冷からリファレンスグラボのクーラー分解までなんでもこなせますよ。
そんな感じでサクッと分解しました。
右側のVRMには専用に小さいヒートシンクがついてますね。
あと表に2つ、裏に2つメモリがついてました。
クーラーのほうですが、冷却性能的に実はあまり効率のよくないヒートパイプ直付けタイプでした。
まあ960くらいの発熱量だとこれでも十分なんでしょう。
裏面には専用のデカイヒートシンクがあるのですが表には何もないので、
これを表のメモリ2つにつけました。
裏面に付属のサーマルパッドを張ります。
ヒートシンク付けるのに集中し過ぎて写真撮るの忘れてました……
ごめんなさい、石を投げないでっ。
ちょっとですが画像追加しました。
こんな感じで裏と表のヒートシンクを固定してます。
サイズ比較
組み立てについてはyoutubeに動画があったのでこちらで。
あとは私が組んだ時を思い出して注意事項というかアドバイスを。
GPUコアとヒートシンクの接触具合が結構シビアなので、
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ワイドワーク(2007-11-01)専用に設計された水冷ブロックと違ってあくまで汎用性があるクーラーなんで、
裏を返すと微調整次第ではGPUコアが欠けてお陀仏です。
CPUみたいにヒートシンクがないのでクーラー交換も難しい。
管理人は手元にちょうど、Vertical-GraphiteProが1枚余っていたんで、
ちょうどいいサイズにカットして貼り付けました。
粘着性はないので、ごく少量のグリスを接着剤代わりにすると上手くいきますよ。
換装写真を撮り忘れたのでスキップでサブ機に組み込みました。
なおmini-ITXでやろうとするとクーラー固定ネジの1つが、メモリと干渉するので、
クーラーは事実上の3点固定になります。
まあクーラー自体が馬鹿デカくて管理人の使ってるPC-Q36くらいしかITX用ケースでは入りません。
ほんとこの手のクリアランスだけは入念に調査してるつもりでも最後は当たって砕けろですね。
わかるだろうか、超デカイと。
ハハハ、これだけデカければさぞ冷えるに違いない!!
そう思ってFF14ベンチを最高品質で回したら、即効でコア温度が90度になったよ!
アイドルでは30度台なのでクーラーとの接着には問題ないはず。
な、なぜだ……。
とりあえずAfterBunerからTemp Limitを80度に設定するがクロックが900とかに下がってダメ。
そこで閃いた、エアフローだ!!
蓋を閉じて、画像で見て上側のファン穴を塞いだ。
グラボのある下側からCPUを通って、左に抜ける構造。
ちなみに背面のファンは650RPM程度でゆるゆる回ってます。
この状態で同じく、Temp Limitを80度に設定して優先設定にした。
その結果がこちら。
フルHD、高品質で非常に快適!
フルHD、最高品質でとてもに快適!!
きた!!
ファンレス750tiの最高品質スコアを2000も上回ってますよ。
さすがに付属クーラー&ファンの時よりもスコアは下がってますが、
ファンレスグラボのスコアとしては十分に及第点、
いやファンレスグラボ界の最高峰と言っても過言ではないはず
エアフローなしというのは無理ですが、グラボ付属の90,100mmファンをぶん回すよりは、
PCIスロットに120ファンをつけるパーツ等と併用すればさらに高性能&静音を目指せると思います。
来週には人柱レビュー第二弾(本当は第一弾になる予定だったんですが)もしますよ。
ではでは。
10月8日追記―――――――――――
スコアにちょっと不満があったのでリベンジして記事を書きました。
ファンレス化GTX960でFF14ベンチにリベンジ。フルHD、最高品質で「非常に快適」をマーク!!
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日本ギガバイト(2015-01-23)(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)
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