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Oculus Rift CV1でUSB延長ケーブル、HDMI延長ケーブル、USBハブなどを使用できるか試してみました。HDMIやUSB3.0の延長ケーブルについては相性問題も多いようなのでOculus RiftのHMDやセンサーで使用できた延長ケーブルなどを紹介していきます。
相性問題やUSB端子の要件が厳しそうなOculus Riftですが、管理人の環境では実際に試してみると延長ケーブルやUSBハブなどでも結構動きました。管理人が紹介してもの以外でも「これは動いた」「これは動かなかった」などコメント欄を活用して情報交換してもらえれば、と思います。
Oculus RiftはASMedia製USB端子で使用できるか？
まず最初にタイトルの検証内容とは若干ずれますが、Oculus RiftでASMedia製USB端子を使用できるか紹介します。自作PC用のマザーボードに搭載されているUSB3.0端子はIntelのチップセットによって提供されるものとASMedia製のコントローラーによって追加されているものの2種類があります。このうちIntel製のものは基本的にOculusのVR HMDとセンサー両方で正常動作するはずなのですが、ASMedia製については互換性が微妙なので一応検証してみました。検証には管理人のメイン機（マザーボードはASUS X99-E WS）を使用しています。リアI/Oに搭載されているASMedia製USB3.0端子にセンサー2つのうち１つを接続したところRift＆Touchのセットアップが可能でした。セットアップ中にエラーが表示されることもありましたが、その場合はOSを再起動してから再度セットアップを行うことで最後までセットアップできました。セットアップ完了後もASMedia製USB3.0に接続しているセンサーについては注意が表示されます。
ゲームについてはUnspoken、Toy Box、The Climbの3つで確認しましたが、Unspoken、Toy Boxについては全く問題なくプレイできました。The Climbについてはセンサーのエラーの検出が敏感なのか次の写真のようなエラー画面が映りプレイできなくなることがありました。これも再起動すれば大丈夫でしたし発生頻度は稀なのでそこまで問題はないと思います。
可能ならIntel製のUSB3.0に接続するのが推奨ですが、ASMedia製のUSB3.0でもOculus RiftとTouchのセットアップとゲームプレイは可能です。センサー周りで何かしらエラーが出る場合はOSの再起動でなんとかなることも多いです。
Oculus Rift HMDのUSBとHDMIを延長
Oculus Riftのヘッドマウントディスプレイ接続用ケーブルのHDMIとUSB3.0が延長ケーブルで延長可能かを試してみました。結果として管理人の環境ではHDMI、USB3.0ともに2.0mの延長ケーブルで正常に動作しました。2mの延長ケーブルを使用することでOculus Rift CV1のHMDのケーブルを全長5mまで伸ばすことができます。
延長するだけだとケーブルが2本になって邪魔なので、ケーブルまとめチューブを使用して1本にまとめました。2mのをまとめましたが作業がかなり面倒なので30～50cm間隔くらいでケーブルタイでまとめたほうが楽かも。
以下のHDMI延長ケーブルとUSB3.0延長ケーブルでOculus RiftのHMDを延長可能でした。
Oculus Rift センサーのUSB3.0を延長
Oculus Rift センサーのUSB3.0ケーブルを市販の延長ケーブルで延長してみました。ひとまず長さ1～2mmの延長であれば問題なく延長ケーブルを使用しても動作します。以下の2種類のケーブルで正常動作を確認しました。
Oculus Rift センサー2つにUSB3.0ハブは使えるか？
Intel製のUSB3.0端子にUSB3.0対応のUSBハブを使用してそこにOculusのセンサーを接続してみました。検証に使用したのはバッファロー製のUSB3.0ハブです。マザーボードのIntel製USB3.0端子にハブを接続してセンサーのうち一つはそのまま接続し、もう一つについては上で紹介したエレコム製の延長ケーブル（2m）を繋いでから接続してみました。
これまで同様にOculus Rift＆TouchのセットアップとUnspoken、Toy Box、The Climbの3つのゲームで確認しましたが問題なく動作しました。OculusHomeのデバイス確認でも正常に認識されています。
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（注：記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります）
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