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HTC Viveのヘッドマウントディスプレイとリンクボックスを接続するケーブルは5mと長いのですがルームスケールトラッキングで遊ぶとなるとPCからの距離などの制限もあって足りないという人も多そうなので延長ケーブルの作成方法を紹介します。
【成功】HTC ViveのHMD接続ケーブルを2m延長
まずは簡単にHTC ViveのHMD接続ケーブルを2m延長してみました。HTC ViveのHMD接続ケーブルにはHDMI端子、USB2.0端子、そして見慣れぬDC端子の3つの端子があります。このうちHDMIやUSB2.0は延長ケーブルが簡単に見つかるのですが、DC端子で躓くユーザーも多いはず。実はこの端子はDCの内径1.5mm/外径3.5mmという国内では監視カメラなどに使用されている電源ケーブル用の端子でした。HTC Viveの独自規格というわけではないので「DC 3.5mm 延長」とかで探すとAmazonや楽天市場で普通に延長ケーブルが売っています。
今回作成した延長ケーブルを使用してHTC Viveは正常に動作しました。
【成功】HTC ViveのHMD接続ケーブルを3m延長
3mのHDMIケーブルとHDMI中継アダプタを使用することで延長に成功しました。延長に使用したケーブルとアダプタは次の2つになっています。3mのUSB2.0ケーブルや上で紹介したDCケーブルを2本使うことでHTC Vive用の延長ケーブルを作成可能です。MacLab. HDMIケーブル 3.0m 細線タイプ ver 1.4 BC-HH30BK 相性保証付Amazon.co.jpで詳細情報を見る
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MacLab.()【失敗】HTC ViveのHMD接続ケーブルを4m延長
2mの延長で使用できたHDMIの2m延長ケーブルを2本直列でつないで試しましたが無理でした。HTC ViveのHMDケーブルの延長は3mが限界のようです。
【失敗】HTC ViveのHMD接続ケーブルを5m延長
残念ながら追加で5mの延長は無理でした。2m延長ケーブルをベースにUSB、HDMI、DCについてそれぞれ動作確認を行ったところ、USBについてはUSB2.0の5m延長ケーブルで正常に動作したのですが、HDMIの5m延長でHMDが暗転したままになりました。
5mのHDMIケーブルには「MacLab. HDMI ケーブル 5.0m ハイスピード 細線タイプ」と「HTC Vive 3in1ケーブル」の2種類を使用して、中継には普通の中継アダプタだけでなくHDMIリピーターも使用したのですがバスパワーでも暗転したままでした。
追加の5m延長についてはHDMIが対応できないようなので諦めるしかなさそうです。
HMD接続ケーブルを吊ってみた
HTC ViveのHMDケーブルを吊っている人がたまにいるので試しにやってみました。正直に言うと微妙です。天井に可動式のレールでもないと前後左右への可動範囲が狭くなりますし、可動範囲を広くするためにケーブルを垂らすと邪魔になります。可動範囲を確保するためにケーブルを伸ばすと、足にからむか首にからむかの違いしかないという結果に。また床置きの場合に比べて上下への頭の移動がしにくいというネックもあります。天井釣りにメリットがないわけではありませんが床置きに対して圧倒的に便利かというとそんなこともない感じでした。HTC Viveの関連記事
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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)
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ワイヤレスキット待ちが良さそうな感じですかね?