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フルキー搭載ながらミニマルなサイズでスペースを取らずマウスを動かすスペースを最大限確保可能、軽量かつ着脱式USBケーブル採用で持ち運びも可能な、いつでもどこでも愛用のゲーミングキーボードを使いたいという要望を叶える「HyperX Alloy FPS メカニカルゲーミングキーボード」をKingston社からご提供いただけたのでレビューします。
商品ページ:http://www.hyperxgaming.com/jp/keyboards/HX-KB1
国内代理店ページ:http://www.milestone-net.co.jp/news/new_product/2017/20170201.html
HyperX Alloy FPS ゲーミングキーボード 製品スペック |
|
キー配列 | 英語 |
型番 | HX-KB1BL1-NA/A3 |
搭載キースイッチ | Cherry MX 青軸スイッチ |
キースイッチ仕様 | ・最低押下保証: 5,000万回 |
ロールオーバー アンチゴースト |
6キー対応 ゲームモードではNキー対応 &100%アンチゴースト |
LEDバックライト | 単色 レッド 6種のLEDモードと5つの輝度レベル |
ポーリングレート | 1000 Hz |
接続方式 | USB2.0 *2(通信用&充電用) 充電用USBのパススルーにより モバイル端末の充電器としても使用可能 |
ケーブル長 | 1.8メートル(着脱式編み込みケーブル) |
寸法 | 441.65 x 129.38 x 35.59 mm |
重量 | 1049g (キーボード本体&ケーブル) |
メーカー希望 小売価格 |
税込15,530円 |
今回レビュー用サンプルとして提供いただいたものは、赤色LEDバックライト&Cherry MX 青軸スイッチの機種となっていますが、バリエーションモデルとして茶軸や赤軸を採用した機種やRGB LEDを搭載したモデルも今後国内で展開されていく予定とのことです。
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キングストンテクノロジー(2017-02-06)HyperX Alloy FPS メカニカルゲーミングキーボード レビュー目次
1.HyperX Alloy FPS ゲーミングキーボードの梱包・付属品
2.HyperX Alloy FPS ゲーミングキーボードの外観
3.HyperX Alloy FPS ゲーミングキーボードのキートップ交換
4.HyperX Alloy FPS ゲーミングキーボードのゲーミング機能
5.HyperX Alloy FPS ゲーミングキーボードのLEDバックライト
6.HyperX Alloy FPS ゲーミングキーボードのレビューまとめ
HyperX Alloy FPS キーボードの梱包・付属品
まず最初に「HyperX Alloy FPS メカニカルゲーミングキーボード」の外観をチェックしていきます。パッケージ外側はスリーブになっていました。
内箱を開くと専用のトラベリングメッシュポーチが最初に現れます。
メッシュポーチの下にキーボード本体がスポンジ製スペーサーで衝撃から保護されて置かれていました。
その他の付属品は4ページほどの多言語マニュアル、交換用キートップ、着脱式USBケーブルです。
USBケーブルは丈夫な布巻ケーブルが採用されており黒地に赤のドットが入ったデザインです。径も4.5mmで細いので取り回しに優れています。
USBケーブルにはキーボード本体に接続するMicro-USB端子とPCとの通信用のUSB端子に加えて、モバイル端末へ給電を行うためのパススルー用USB端子もついています。
HyperX Alloy FPS メカニカルゲーミングキーボードは持ち運び可能なゲーミングキーボードが売りの1つなので、専用のトラベリングメッシュポーチが付属します。
キーボード本体がすっぽり入るサイズになっており、HyperXロゴの入っていないほうの裏面にはポケットがあるので着脱式のケーブルなど小物を収納しておくことができます。
HyperX Alloy FPS キーボードの外観
「HyperX Alloy FPS メカニカルゲーミングキーボード」本体の外観をチェックしていきます。キーボードの俯瞰写真は次のようになっています。余分な装飾もなく黒一色の武骨なデザインです。キー下の天板はスチールの合金1枚板になっており、剛性にも優れているので持ち運びにも安心です。
HyperX Alloy FPS メカニカルゲーミングキーボードのレビュー用サンプルは英語キー配置になっています。同キーボードは海外で昨年後半から先行展開されており、それがそのまま国内に入ってきた形です。日本国内のユーザーとしては今後、日本語キー配列のバリエーションモデルに期待したいですね。
横幅は450mm以下となっており、メカニカルスイッチ採用のテンキー付きキーボードとしては売り文句通り、マウス操作を妨げないミニマルなデザインになっています。
キーボード右上にはHyperXのロゴが刻印されており、そのすぐ右にはGameMode、NumLock、CapsLockのインジケータLEDが設置されていました。
裏面の俯瞰図は次のようになっています。キーボード裏には滑り止めのゴム足が4つ付いていました。天板はスチールフレームでしたが、底面はプラスチックになっており耐久性を維持したままで軽量化を図っています。
後部の足は傾斜付け用の可動式になっていました
傾斜角度の差は10度程度だと思います。
キーボードの背面には通信・充電用のMicro-USB端子とスマートフォンなどへの給電用USB端子があり、HyperX Alloy FPS メカニカルゲーミングキーボードはモバイル端末用充電器としても使用できます。モバイル端末用給電端子はパススルー構造になっており、通信・充電用のMicro-USB端子の充電側USB端子のDC出力が直接送られる構造でキーボード内にバッテリーが組み込まれているわけではありません。ただゲーミングキーボードに必要な機能だったのか?については疑問が残ります。
キーボード本体の重量は約1.0kgです。
HyperX Alloy FPS キーボードのキートップ交換
HyperX Alloy FPS メカニカルゲーミングキーボードには専用の交換用キートップが付属しており、マットブラックなキートップをメタリックレッドなキートップに交換可能になっています。付属する交換用キートップはゲーミングユースでは基本となるWASDの4キーと1~4の数字キーの8個です。
WASDキーには表面に凸凹があるので触覚のみではっきりとWASDキーの位置を認識できて非常に便利です。
製造誤差かもしれませんが、数字キーについてはデフォルトの黒いキートップよりも赤いキートップのほうが数ミリほど背が高いようでした。
キートップの取り外しには専用のツールを使用しますが、上からキートップを挟み込んで引っ張るだけなので非常に簡単に取り外し可能です。
どことなくブランドロゴ「HyperX」のXをイメージして赤色キートップを用意したように見えますね。
HyperX Alloy FPS キーボードのゲーミング機能
HyperX Alloy FPS メカニカルゲーミングキーボードのゲーミング機能をチェックしていきます。キースイッチにはゲーミングキーボードのスイッチとして定評のある「CHERRY MXスイッチ」の青軸モデルが採用されています。
CHERRY MXの青軸(MC)は感触としてクリック感があり、また押下時にはスイッチの認識点でクリック音がするので入力が明確という特徴がありゲーミングユースには人気の高いスイッチです。
クリック音については動画で録音したのでこちらを参考にしてください。
CHERRY MX 公式ページ:
http://cherryamericas.com/product/mx-series/
http://cherryamericas.com/wp-content/uploads/2014/12/mx_cat.pdf
http://www.cherry.de/cid/MX_Technology.htm?#/modules/mx-blue-level
CHERRY MXスイッチを使用したキーボードを販売している他社の紹介ページですが、CHERRY MXスイッチでメジャーな黒軸、茶軸、青軸、赤軸の4種類の違いやメカニカルスイッチについて詳しく紹介されています。
https://www.diatec.co.jp/products/CHERRY/
スイッチの交換は保証外ですが、保証切れ後にスイッチのチャタリングが起きても互換品のスイッチが単品で購入できるので各自でメンテナンスも可能です。
https://www.jw-shop.com/P-keyboard-mswitch10/page45/detail.htm
「HyperX Alloy FPS メカニカルゲーミングキーボード」にはゲーミングユースに最適な「CHERRY MXスイッチ」だけでなく快適なゲームプレイを実現する「ゲームモード」という機能も用意されています。
ゲームモードの特徴は大まかに次の3つです。
- キーロールオーバーが通常の6キーからNキー対応になる
- 100%アンチゴーストに対応
- Windowsキーの無効化
HyperX Alloy FPS キーボードのLEDバックライト
HyperX Alloy FPS メカニカルゲーミングキーボードのLEDバックライトについて紹介します。HyperX Alloy FPS メカニカルゲーミングキーボードには全キースイッチに個別の赤色バックライトLEDが埋め込まれており、6種類のバックライトLEDイルミネーションモードと5段階の輝度レベルに対応しています。LEDバックライトはPCアプリケーション上ではなく基本的に全てハードウェアから設定を行います。
LEDバックライトの操作ファンクションキーは次の4つの組み合わせです。
FN + 上カーソル : LEDバックライトの輝度を上げる
FN + 下カーソル : LEDバックライトの輝度を下げる
FN + 左カーソル : モード変更(1←2←3←4←5←6)
FN + 右カーソル : モード変更(1→2→3→4→5→6)
LEDバックライトの発光パターンは次の6種類になっています。
モード1「Static」: 全てのキーを点灯
モード2「Breathing」: 全てのキーがゆっくりと明滅
モード3「Trigger」: 押下したキーを点灯し1秒後にゆっくり消灯
モード4「Explosion」: 押下したキーを中心に放射状に点灯
モード5「Wave」: 波のようなパターンで左から右に点灯
モード6「Custom」: 全キーに対して個別に点灯・消灯を設定
(Customモード時にCtrl+Fnで設定開始と終了)
具体的な動作や操作方法についてはいくつか動画を撮影しているのでそちらをご参照ください。
・輝度の調整
・発光パターン「Beathing」
・発光パターン「Trigger」
・発光パターン「Explosion」
・発光パターン「Wave」
HyperX Alloy FPS キーボードのレビューまとめ
最後に「HyperX Alloy FPS メカニカルゲーミングキーボード(型番:HX-KB1BL1-NA/A3)」の実機サンプルを検証してみた結果のまとめを行います。簡単に箇条書きで以下、管理人のレビュー後の所感となります。良いところ
- テンキー搭載で英字フルキーレイアウトながらミニマルなコンパクトサイズ
- ゲーミングユースに定評のあるCHERRY MX 青軸スイッチを採用
- 天板がスチールフレームなので頑丈で持ち運びにも安心
- スイッチ個別に点灯・消灯を設定可能なLEDバックライト
- ゲームモードではNキーロールオーバー&100%アンチゴースト
- モバイル端末充電用のUSBパススルー機能付き
- 価格は1.5万円とゲーミングキーボードとしては高級品の価格帯
- マクロなどプログラム機能がない
- 日本語キー配置のモデルがラインアップされていない
持ち運び可能なミニマルデザインを売りにしているだけあって、「HyperX Alloy FPS メカニカルゲーミングキーボード」はコンパクトな筐体にPCゲーミングユースにとって必要十分な機能を詰め込んだゲーミングキーボードとなっています。
スチールフレームの天板を搭載しているので持ち運びにも安心な頑丈さを備え、USBケーブルは着脱式で、専用のトラベリングメッシュポーチも付属するのでLANパーティやゲームイベントなど場所を選ばずどこでも使い慣れた愛用のキーボードでゲームをプレイ可能というのが同キーボード最大の魅力だと思います。
ファンクションキーで簡単に起動できるゲームモードではNキーロールオーバー&100%アンチゴーストにも対応しているのでガチプレイでハード的に後れを取る心配もありません。
キースイッチもゲーミングユースでは定評のあるCHERRY MX 青軸スイッチが採用されているので、触覚と聴覚で明確にキーの押下を認識でき、メリハリの利いた快適なタイピングが可能です。
ただし、ゲーミングキーボードを展開している先駆メーカーでは専用のマクロソフトウェアが付属しているものが多いですが、「HyperX Alloy FPS メカニカルゲーミングキーボード」にはそういったソフトウェアが付属しないのでマクロソフトを重視するユーザーにとっては魅力の薄い製品かもしれません。
「HyperX Alloy FPS メカニカルゲーミングキーボード」は持ち運び可能なミニマルデザインなゲーミングキーボードをお探しなら良い選択肢の1つだと思います。
以上、「HyperX Alloy FPS メカニカルゲーミングキーボード」のレビューでした。
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キングストンテクノロジー(2017-02-06)(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)
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マウスに関しては、出たら何でも購入しちゃうほどです。
今のところ軸で選んでいるので、キーボードはCherry MX Speed RGB軸です。
光学式みたいな物もあるらしいので、ドンドンレビューしてほしいです。
以前FF14をやっていましたが、今はOWなのでテンキー・ドライバレスのキーボードはとても興味深いです。