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ハイエンド空冷CPUクーラーの比較検証を今年はやろうと思っていたのですが、手持ちのG.Skill TridentZやCorsair Dominator Platinumではメモリヒートシンクとの干渉が発生してしまいました。そこで大型のハイエンド空冷CPUクーラーと組み合わせて使用できそうなロープロファイルなOCメモリを調べたところ「Kingston HyperX Savage」と「Corsair VENGEANCE LPX」の2つが良さそうだったので寸法を比較してみました。 ググっても実機のサイズ比較が見つからなかったので安いのを1枚ずつ買ったのですがメモリの高騰が響く。

まずは簡単に外観を比較。武骨なデザインの「Corsair VENGEANCE LPX」に対して、「Kingston HyperX Savage」はエッジの効いたスリムなデザインになっています。好みの問題だと思いますが管理人的には「Kingston HyperX Savage」のほうが好きでした。
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比較用サンプルではどちらもヒートシンクのカラーはブラックですが、「Corsair VENGEANCE LPX」のほうはカラーバリエーションとしてブラック以外にもホワイト、ブルー、レッド、グレイの4色があります。「Corsair VENGEANCE LPX」はカラバリの豊富さが魅力ですね。
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肝心の「Kingston HyperX Savage」と「Corsair VENGEANCE LPX」の寸法比較がこちら。
横から見ると1mmほどですが「Corsair VENGEANCE LPX」よりも「Kingston HyperX Savage」のほうが背が高いです。
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ただし正面から見ると「Kingston HyperX Savage」は左右の両端が盛り上がっているのに対して、「Corsair VENGEANCE LPX」は中央に寄るほどブリッジ構造の部分が高くなっていくので、最高部を比べるとほぼ差がないという結果になりました。
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結論としては、寸法的に言って「Kingston HyperX Savage」と「Corsair VENGEANCE LPX」には大差ないことがわかりました。大型ハイエンド空冷クーラーと組み合わせる場合にどちらか一方が使えてどちらか一方が使えないということはないと思います。
あと差があるとしたら、「Kingston HyperX Savage」はXMPプロファイルの最大周波数が3000MHzですが、「Corsair VENGEANCE LPX」は4266MHz(国内で良く出回っているのは3200MHz)なところでしょうか。XMPでメモリを手軽に高クロックで回したい場合は「Corsair VENGEANCE LPX」のほうが有利かもしれません。
とはいえメモリOCは基本的に自己満足で楽しむものなので、メモリヒートシンクの好みで選べばOKだと思います。








(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)



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