第2世代「Ryzen+」ことRyzen 2000シリーズが発売。8コア16スレッドの「Ryzen 7 2700X」と「Ryzen 7 2700」、6コア12スレッドの「Ryzen 5 2600X」と「Ryzen 5 2600」がラインナップされ、国内販売価格は税込みでそれぞれ4.1万円、3.9万円、2.8万円、2.5万円。
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第2世代「Ryzen+」ことRyzen 2000シリーズが国内でも発売となりました。Ryzen 2000シリーズでは8コア16スレッドの「Ryzen 7 2700X」と「Ryzen 7 2700」、6コア12スレッドの「Ryzen 5 2600X」と「Ryzen 5 2600」の4モデルがラインナップされており、国内販売価格は税込みでそれぞれ4.1万円、3.9万円、2.8万円、2.5万円となっています。
またASRock、ASUS、GIGABYTE、MSIの主要4社からRyzen+シリーズにネイティブ対応となるX470チップセット搭載AM4マザーボードも各種発売されています。なお狙っている人も多そうな最上位マザーボードについてはGIGABYTE AORUS 7とMSI M7は発売中ですが、ASUSのC7HとASRockのTaichi ULは4月末から5月頭の発売となるようです。
第2世代「Ryzen+」ことRyzen 2000シリーズの初期投入ラインナップは8コア16スレッドの「Ryzen 7 2700X」と「Ryzen 7 2700」、6コア12スレッドの「Ryzen 5 2600X」と「Ryzen 5 2600」の4モデルとなっています。最上位モデルの「Ryzen 7 2700X」は最大動作クロック4.35GHz、ベースクロック3.7GHzなので前世代最上位のRyzen 7 1800Xよりも高速なコアクロックが実現しています。第1世代同様に全モデルアンロックCPUなので手動OCに対応しています。
第1世代では定格メモリ周波数は2666MHzでしたが、Ryzen 2000シリーズでは2月に発売したRyzen APU同様に定格メモリ周波数が2933MHzに引き上げられています。
販売価格は「Ryzen 7 2700X」が329ドル、「Ryzen 7 2700」が299ドル、「Ryzen 5 2600X」が229ドル、「Ryzen 5 2600」が199ドルなのでほぼ第1世代の同ナンバーを置き換える形になっています。下位には4コアモデルとしてRyzen APUの2400G/2200GがあるのでRyzen 2000シリーズは計6モデルが基本ラインナップとなりそうです。今回も299ドルのRyzen 7 2700が大人気の予感。
第2世代「Ryzen+」 Ryzen 2000シリーズは倍率ロックフリーなOC対応CPUなので、CPUダイとヒートスプレッダ間の熱伝導素材は要チェックポイントの1つですが、第1世代Ryzen同様に全モデルソルダリングです。
最上位8コア16スレッド「Ryzen 7 2700X」にはアドレッサブルLEDイルミネーションを搭載するTDP105W対応の高性能CPUクーラー「Wraith Prism」が標準で付属しましす。一方「Ryzen 7 2700」は、Ryzen 7 1700ではRGB LED搭載のWraith Spireが付属しましたが、白色LED搭載のWraith Spireとのことなので微妙にスペックダウンなのが少し残念です。
TDP内でコアクロックを上昇させてパフォーマンス向上を図る「Precision Boost」や冷却性能に応じて(TDPを超えて)追加の自動OCが行われる「XFR (Extended Frequency Range)」はいずれも改良が加えられたver2.0の「Precision Boost 2.0」および「XFR 2.0 (Extended Frequency Range 2.0)」として刷新されています。「Smart Prefech」等の機能にも改良が加えられているとのことです。
Ryzen 2000シリーズにネイティブ対応となるマザーボード用に新たにX470チップセットとB450チップセットが投入されます。X470とX370およびB450とB350を世代別に比較するとPCI-Eレーン数等のインターフェース周りの仕様は一致しており、400シリーズと300シリーズの違いは、『TDP105WのRyzen 7 2700Xに合わせた電力プロファイルにチップセットレベルで対応する点』と『NVMe接続もしくはSATA接続SSDをHDDのキャッシュとして使用して高速化できる「StoreMI Technology」に対応する点』の2つです。
製品によってはVRM電源回路やVRM電源クーラーの強化などが盛り込まれている可能性は十分にあるものの、手動OCをするつもりならX370/B350マザーボードのままでも良さそうです。とはいえ400シリーズチップセット搭載AM4マザーボードはVRM電源の強化や高速メモリへの最適化もアピールポイントとして挙げられているので新製品への期待もあります。
最上位8コア16スレッド「Ryzen 7 2700X」は競合となるIntel CPUからメインストリーム向けCPUの最上位Core i7 8700Kと比較するとハイフレームレートではCPUボトルネックが先に現れ、60FPSターゲットでは大きな差は出ないという傾向なので、Intel CPUとの比較では第1世代とほぼ同じような結果になるようです。とはいえ前世代のRyzen 1000シリーズと比較すると高フレームレートでもIntel CPUとの差は小さくなっています。
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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)
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第2世代「Ryzen+」ことRyzen 2000シリーズが国内でも発売となりました。Ryzen 2000シリーズでは8コア16スレッドの「Ryzen 7 2700X」と「Ryzen 7 2700」、6コア12スレッドの「Ryzen 5 2600X」と「Ryzen 5 2600」の4モデルがラインナップされており、国内販売価格は税込みでそれぞれ4.1万円、3.9万円、2.8万円、2.5万円となっています。
またASRock、ASUS、GIGABYTE、MSIの主要4社からRyzen+シリーズにネイティブ対応となるX470チップセット搭載AM4マザーボードも各種発売されています。なお狙っている人も多そうな最上位マザーボードについてはGIGABYTE AORUS 7とMSI M7は発売中ですが、ASUSのC7HとASRockのTaichi ULは4月末から5月頭の発売となるようです。
第2世代「Ryzen+」ことRyzen 2000シリーズの初期投入ラインナップは8コア16スレッドの「Ryzen 7 2700X」と「Ryzen 7 2700」、6コア12スレッドの「Ryzen 5 2600X」と「Ryzen 5 2600」の4モデルとなっています。最上位モデルの「Ryzen 7 2700X」は最大動作クロック4.35GHz、ベースクロック3.7GHzなので前世代最上位のRyzen 7 1800Xよりも高速なコアクロックが実現しています。第1世代同様に全モデルアンロックCPUなので手動OCに対応しています。
第1世代では定格メモリ周波数は2666MHzでしたが、Ryzen 2000シリーズでは2月に発売したRyzen APU同様に定格メモリ周波数が2933MHzに引き上げられています。
販売価格は「Ryzen 7 2700X」が329ドル、「Ryzen 7 2700」が299ドル、「Ryzen 5 2600X」が229ドル、「Ryzen 5 2600」が199ドルなのでほぼ第1世代の同ナンバーを置き換える形になっています。下位には4コアモデルとしてRyzen APUの2400G/2200GがあるのでRyzen 2000シリーズは計6モデルが基本ラインナップとなりそうです。今回も299ドルのRyzen 7 2700が大人気の予感。
第2世代「Ryzen+」 Ryzen 2000シリーズは倍率ロックフリーなOC対応CPUなので、CPUダイとヒートスプレッダ間の熱伝導素材は要チェックポイントの1つですが、第1世代Ryzen同様に全モデルソルダリングです。
最上位8コア16スレッド「Ryzen 7 2700X」にはアドレッサブルLEDイルミネーションを搭載するTDP105W対応の高性能CPUクーラー「Wraith Prism」が標準で付属しましす。一方「Ryzen 7 2700」は、Ryzen 7 1700ではRGB LED搭載のWraith Spireが付属しましたが、白色LED搭載のWraith Spireとのことなので微妙にスペックダウンなのが少し残念です。
TDP内でコアクロックを上昇させてパフォーマンス向上を図る「Precision Boost」や冷却性能に応じて(TDPを超えて)追加の自動OCが行われる「XFR (Extended Frequency Range)」はいずれも改良が加えられたver2.0の「Precision Boost 2.0」および「XFR 2.0 (Extended Frequency Range 2.0)」として刷新されています。「Smart Prefech」等の機能にも改良が加えられているとのことです。
Ryzen 2000シリーズにネイティブ対応となるマザーボード用に新たにX470チップセットとB450チップセットが投入されます。X470とX370およびB450とB350を世代別に比較するとPCI-Eレーン数等のインターフェース周りの仕様は一致しており、400シリーズと300シリーズの違いは、『TDP105WのRyzen 7 2700Xに合わせた電力プロファイルにチップセットレベルで対応する点』と『NVMe接続もしくはSATA接続SSDをHDDのキャッシュとして使用して高速化できる「StoreMI Technology」に対応する点』の2つです。
製品によってはVRM電源回路やVRM電源クーラーの強化などが盛り込まれている可能性は十分にあるものの、手動OCをするつもりならX370/B350マザーボードのままでも良さそうです。とはいえ400シリーズチップセット搭載AM4マザーボードはVRM電源の強化や高速メモリへの最適化もアピールポイントとして挙げられているので新製品への期待もあります。
最上位8コア16スレッド「Ryzen 7 2700X」は競合となるIntel CPUからメインストリーム向けCPUの最上位Core i7 8700Kと比較するとハイフレームレートではCPUボトルネックが先に現れ、60FPSターゲットでは大きな差は出ないという傾向なので、Intel CPUとの比較では第1世代とほぼ同じような結果になるようです。とはいえ前世代のRyzen 1000シリーズと比較すると高フレームレートでもIntel CPUとの差は小さくなっています。
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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)
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