Oculus Rift S (1)PC向け二大VR HMDのOculus Riftから、外部センサー不要のインサイドアウト式トラッキングを採用し、かつディスプレイ解像度を片目1280×1440ドットに上げた後継モデル「Oculus Rift S」が5月21日より5万円で発売。



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PC向け二大VR HMDのOculus Riftから、外部センサー不要のインサイドアウト式トラッキングを採用し、かつディスプレイ解像度を片目1280×1440ドットに上げた後継モデル「Oculus Rift S (オキュラス リフト エス) 」が5月21日より発売されました。Oculus公式通販に加えて、国内Amazonからも購入が可能です。




「Oculus Rift S」について詳細レビューを公開しました。レビュー後半では前モデルOculus Rift CV1や競合HTC VIVE Proと画質比較し、精細感の向上やスクリーンドア(SDE)の減少も詳しくチェックしています。
「Oculus Rift S」をレビュー。CV1やHTC VIVE Proと画質比較
Oculus Rift S


「Oculus Rift S」のディスプレイ解像度は、無印版の片目1080×1200ドットから、片目1280×1440ドットへと垂直解像度で20%増加しており、レンズの構造にもよりますが、精細感の向上とスクリーンドアの抑制が期待できます。1枚パネルとのことなのでWQHD(2560×1440)のディスプレイパネルを採用することで価格を抑えているようです。
ただしパネルタイプは自発光型の有機EL(OLED)から、液晶(Fast-switch LCD)に変わって、リフレッシュレートも90Hzから80Hzへと減少しているので、コントラストや残増感がどうなるかは気になるとことです。同じくLCD採用のPimax 8K/5K+が綺麗だったので大きな問題にはならないと思いますが。

「Oculus Rift S」のディスプレイ解像度については大きな特徴の1つではあるもののマイナーアップデート感のあるスペックなので、「Oculus Rift S」で最大の特徴と言えるのは従来機では必要とされた外部センサーが不要となったインサイドアウト式のポジショントラッキングを採用したところだと思います。

「Oculus Rift S」ではVR HMD本体の重量は無印版よりも増えているとのことですが、ヘッドストラップの構造がマジックテープ式から、HTC VIVEのデラックスオーディオストラップやPRO標準搭載にも採用されるダイヤル式に改良されているので装着感の向上も期待できます。


製品公式ページ:https://www.oculus.com/rift-s/
Oculus Rift S (1)
Oculus Rift S (2)
Oculus Rift S (3)
Oculus Rift S (4)





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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)



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