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次世代スタンダードなWQHD/144Hz+、4K/60FPSのラグジュアリーな超高画質、フルHD/240FPSのスーパーハイフレームレートなど幅広いPCゲーマー層にマッチするミドルハイクラスGPU「NVIDIA GeForce RTX 3070」を搭載したゲーミングBTO PCについて、この中から選べば間違いない、オススメ機種を5台だけ抜粋して紹介します。
数あるRTX 3070搭載ゲーミングBTO PCの中から、『価格の安さ』、『納期の早さ』、『高品質な自作PC向けパーツ採用』、『省スペースなコンパクトさ』、『簡易水冷グラボ採用』の5つに合致するモデルをピックアップしています。複数項目でノミネートや、逆にノミネートなしの可能性も。
今回紹介するGeForce RTX 3070を含め、自作PC向けグラフィックボード単品はマイニング需要や転売の影響で市場在庫が枯渇していますが、これらの影響を受けにくい高性能グラボ搭載のゲーミングBTO PCは即納や短期出荷のモデルも多いので是非検討してみてください。
目次
1.はじめに - GeForce RTX 3070について
2.価格の安さで選ぶ
3.納期の早さで選ぶ
4.自作向けパーツ採用で選ぶ
5.省スペースなコンパクトさで選ぶ
6.簡易水冷グラボで選ぶ
【執筆:2021年6月6日、最終更新:2021年6月6日】
はじめに - GeForce RTX 3070について
GeForce RTX 3070は、前世代同クラスとGeForce RTX 2070と比較して平均して40%以上、ベストケースでは50%以上の性能を発揮、さらに前世代最上位GeForce RTX 2080 Tiと比較しても15%近く低い消費電力で同等のグラフィック性能を実現しており、前世代から圧倒的な飛躍を遂げています。次世代スタンダードなWQHD/144Hz+がRTX 3070には特にオススメですが、他にもフルHD/240FPSのスーパーハイフレームレートや4K/60FPSのラグジュアリーな超高画質など幅広いPCゲーマー層にマッチし、499ドルからという手ごろな価格も相まって新定番なミドルハイクラスGPUです。

RTX 3070搭載ゲーミングBTO PCのさらに詳しい内容や、各BTO PCメーカーの比較についてはこちらの記事も参考にしてみてください。
17万円の安さが魅力なLenovo Legion
価格の安さで選ぶなら、「Lenovo Legion T550i (90NC00KKJM)」がオススメです。「Lenovo Legion T550i (90NC00KKJM)」は、グラボの枯渇状況が続き、組み立て済みゲーミングPCも徐々に値上がりを見せる中、GeForce RTX 30シリーズのミドルハイクラスGeForce RTX 3070を搭載しながら税込み17万円で販売されているという価格の安さが非常に魅力です。
ただし、入荷というかサイト上で受注の受付タイミングが不定期なので遭遇できるか運次第なところは少々難点かも。

GeForce RTX 3070とCore i7 10700を搭載した最新モデル「Lenovo Legion T550i (90NC00KKJM)」については詳細レビューを公開しています。製品購入後のSSDやグラフィックボードの増設・換装が可能なのかなど、自作er目線で徹底検証しているので是非参考にしてください。
・RTX 3070&Core i7 10700搭載「Lenovo Legion T550i」をレビュー

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納期の早さで選ぶならドスパラ GALLERIA
納期の早さで選ぶなら、ドスパラ GALLERIAのRTX 3070搭載モデルがオススメです。グラボ単品が枯渇する中でも、『翌日出荷、カスタマイズしても納期そのまま』など注文から数日中に出荷してくれる納期の早さは国内BTO PCメーカーの中でも随一です。
国内では同社独占販売のPalit製グラフィックボードを内蔵していることもあって、BTO PC自体の価格も安めなところもポイント。
GALLERIAの新型PCケースは自作PCユーザーの目線から見ても非常に拡張性が高く、ユーザビリティーに優れた設計になっていて、見た目もスマートでカッコいいので、自作PC専用筐体を採用するBTO PCメーカーの中でも特にオススメです。
・「ガレリア専用 SKケース (ATX)」をレビュー。新生GALLERIAを完全解説

RTX 3070を搭載するGALLERIAゲーミング BTO PCでイチオシのモデルは、6コア12スレッドの最新CPUであるRyzen 5 5600Xが組み合わせられた「
システムメモリが16GB、システムストレージが512GB SSDとなっており、標準構成としてその他のスペックも過不足ありません。BTOカスタマイズか、パーツを購入して増設するかで1TB程度のゲームインストール先SSDを追加すれば、ゲームPCとして即戦力になります。

RTX 3070の性能的に6コア12スレッドCPUのRyzen 5 5600Xで十分だと思いますが、ゲーム実況・配信などで動画編集等も行う予定があるのであれば、予算と相談になるものの、8コア12スレッドCPUのRyzen 7 3700Xを搭載した「
オリジナル電源も開発し、内部パーツが高品質なTSUKUMO G-GEAR
高品質な自作向けパーツ採用で選ぶなら、TSUKUMO G-GEARのRTX 3070搭載BTO PCがオススメです。ゲーミングPC最重要構成パーツがグラフィックボードなのは言わずもがなですが、CPUやSSDに目を光らせる人もそこそこいるものの、マザーボードや電源ユニットにこだわる人ともなるとかなり少なくなるのが実状です。そのためBTO PCではしばしばマザーボードや電源ユニットはコストカットの対象になりがち。
しかしながら、TSUKUMO G-GEARは自作PC向けに市販されている高品質なマザーボードや電源ユニットをBTO PCに採用しています。高品質パーツを採用しながら、当サイトのGPU別価格比較では最安値クラスになりやすい一面もあります。
ASUS製やASRock製の定番マザーボードを採用するのに加えて、電源メーカー大手CWTと同社オリジナルのG-GEAR電源を共同開発することからも、内部パーツにこだわるTSUKUMO G-GEARのスタンスが感じられます。
余談ですが、PCケースが古いというのが唯一の欠点。スタンダードモデルG-GEARも新型PCケース「TSUKUMO EX-623T-A4」にアップデート予定とのことなので、期待したいところ。
RTX 3070を搭載するTSUKUMO G-GEARゲーミング BTO PCでイチオシのモデルは、6コア12スレッドの最新CPUであるCore i511400 が組み合わせられた「
マザーボードに「H570 Phantom Gaming 4」、電源ユニットに「Apexgaming AG-750M」といった自作向け高品質パーツを採用し、価格も19万円程とお手頃です。

省スペースなコンパクトキューブPC
省スペースなコンパクトサイズで選ぶなら、PCショップアークの「archive Gaming Custom SG」がオススメです。高性能グラフィックボードを搭載したゲーミングPCというと、全高400mm超のタワー型デスクトップで設置スペースを要求するというイメージが強いかもしれませんが、「archive Gaming Custom SG」に採用されているPCケース「SilverStone SUGO 14」は外形寸法が奥行368mm×横幅247mm×高さ215mm、容積19.5リットルのコンパクトサイズなキューブ型PCケースです。

これくらいのサイズのコンパクトPCは他社でも探せば見つかるのですが、SilverStone SUGO 14はそのコンパクトサイズながら充実した拡張性で、3xPCIEスロットのMini-DTXマザーボード、最大で全長330mm/全高148mm/幅3スロット占有の大型グラフィックボード、全高182mm以下のCPUクーラー、240サイズの水冷ラジエーター、奥行150mmまでのATX電源ユニット、最大3基の2.5インチストレージに対応します。

小さいだけで、SSD・HDDのストレージ増設ができない、グラフィックボードの換装ができない、となると将来性に欠けるPCになってしまいますが、SilverStone SUGO 14を採用する「archive Gaming Custom SG」なら、購入後に不足を感じた時、各自で柔軟にシステムをアップグレードできます。当サイトではPCケースの詳細レビューも公開しているので是非参考にしてみてください。
一般的なGeForce RTX 3070搭載BTO PCと比較すると割高にはなりますが、システムの拡張性を備えつつ、コンパクトさを重視するなら「
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冷却&静音性能が抜群な簡易水冷RTX 3070搭載PC
サイコムから発売されている、同社が独自に簡易水冷化したグラフィックボードを搭載するG-Master Hydroシリーズも非常におすすめです。
GeForce RTX 3080のようにグラフィックボード消費電力が300Wを超えるハイエンドGPUとなると、空冷では3スロット占有大型クーラーでもGPUコア温度は70~80度に達しますが、簡易水冷クーラーであればラジエーターの設置スペースを確保する必要があるものの、GPUコア温度を50度前後という非常に低い温度で運用できます。

グラフィックボードの場合、空冷クーラーと比較して簡易水冷クーラーの冷却性能と静音性は抜群に優秀なので高性能なGPUを搭載するBTO PCを購入するなら、簡易水冷の導入を検討する価値は十分にあります。
また最新GPUはGPUコア温度が低いほど高いコアクロックで動作する仕様です。冷却性能の高い簡易水冷グラフィックボードは空冷よりも高いコアクロックで動作できるので、性能(PCゲームのフレームレート)においてもメリットがある製品です。

G-Master Hydroシリーズにはいくつかのモデルがありますが、特にオススメなのは、PCゲーミングに最適なIntel第12世代CPUを採用した「G-Master Hydro Z690」です。
旧モデルですが、当サイトでは簡易水冷グラフィックボード搭載したG-Master Hydroシリーズから、Core i9 11900KなどIntel第11世代CPUと簡易水冷GeForce RTX 30シリーズを搭載したゲーミングBTO PC「G-Master Hydro Z590」のレビュー記事を公開中です。G-Master Hydroシリーズの購入を検討する際には参考になると思います。
・簡易水冷GeForce RTX 30搭載「G-Master Hydro Z590」をレビュー

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「NVIDIA GeForce RTX 3070」を搭載したゲーミングBTO PCについて、この中から選べば間違いない、オススメ機種を5台抜粋して紹介。価格の安さや納期の早さ、コンパクトさ等重要な5項目に合致するモデルをピックアップhttps://t.co/1CuV9rhug5 pic.twitter.com/yfksK0JHLo
— 自作とゲームと趣味の日々 (@jisakuhibi) June 6, 2021
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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)
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