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Pico Technologyから、片目2160×2160の4K+解像度ディスプレイやパンケーキ型レンズを搭載したPC不要なスタンドアローン型VR HMD「PICO 4」が10月7日より発売されます。
PICO 4では国内Amazonに加えて、ヨドバシカメラなど家電量販店、TSUKUMOなどPCパーツショップからも購入が可能です。
内蔵ストレージの容量別で128GBと256GBの2モデルがラインナップされ、希望小売価格は税込みでそれぞれ4.9万円と5.9万円程度です。
「PICO 4」はディスプレイとして解像度が片目2160×2160(両目4320×2160)の2.56インチサイズ液晶パネルを2枚搭載ています。ピクセルピッチは1200ppi、視野角は105度、リフレッシュレートは90Hzです。
スタンドアローン型VR HMDで最も有名なMeta Quest 2は片目1832×1920なので、さらに高精細なディスプレイです。
またVR HMDではディスプレイと同じくらい重要な光学レンズにパンケーキ型レンズを採用しています。同レンズ採用により、HMD本体の小型・軽量化に加えて、従来のフレネルレンズのような同心円状の模様が目障りになることもなく、光学系的にも高画質を実現しています。

「PICO 4」はIPD調整にも対応し、両目レンズの左右間距離(IPD)については62mm~72mmの範囲内で調整できます。

「PICO 4」のSoC(CPU&GPU)には、スマートフォン向けSnapdragon 865相当の性能を発揮するSnapdragon XR2が採用され、PC等の映像出力機器がなくても単独でVRコンテンツをプレイできるスタンドアローン型VR HMDです。
内蔵システムメモリは8GB容量、データ用ストレージは128GBと256GBの2種類がラインナップされてます。
5300mAhのリチウムイオン電池のバッテリーを内蔵し、バッテリー持続時間は公称2~3時間(ゲームプレイで約2.5時間、メディア視聴で3時間)です。

スタンドアローン型VR HMDの「PICO 4」は回転方向と位置方向の両方に対応する6DoFのポジショントラッキングであり、かつ、外部センサーが不要となったインサイドアウト方式が採用されています。
トラッキング用センサーとなる4基のカメラに加えてRGBカメラも搭載しており、外部のパススルー表示もフルカラーに対応しています。

「PICO 4」はスタンドアローン型VR HMDですが、USB Type-Cケーブルによる有線接続、Wi-FI 6対応無線LAN(2x2 MIMO デュアルバンド)のワイヤレス接続によって、Steam VRなどPCのVRコンテンツをストリーミングできます。

「PICO 4」のVR HMD本体寸法は、横幅163mm、高さ80mm、奥行き255~310mmです。ダイヤル調整式にヘッドストラップが標準で付属しており、本体重量はヘッドストラップ込みで550g(本体のみ295g)です。


製品公式ページ:https://www.picoxr.com/jp/products/pico4








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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)
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