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外出が減りがちなテレワーカーやインドア趣味なPCゲーマーの運動不足解消に最適、大型デスク搭載エアロバイク「FLEXISPOT デスクバイク V9」をレビューします。エアロバイクの使い方や負荷の強さ、デスクの調整機能や使い勝手をチェックしてみました。
製品公式ページ:https://flexispot.jp/desk/desk-bikes/v9.html
マニュアル:https://flexispot.jp/media/productattach/v/9/v9_v9b__1.pdf
FLEXISPOT デスクバイク V9 レビュー目次
1.FLEXISPOT デスクバイク V9の開梱・組み立て
3.FLEXISPOT デスクバイク V9の外観・調整
3.FLEXISPOT デスクバイク V9のデスク
4.FLEXISPOT デスクバイク V9のバイク機能
【機材協力:FLEXISPOT】
FLEXISPOT デスクバイク V9の梱包・付属品
「FLEXISPOT デスクバイク V9」は幅800mm×高さ800mm×奥行300mm程度の巨大なパッケージで送られてきます。重量も30㎏と非常に重いので、成人男性でも持ち運びには苦労します。「FLEXISPOT デスクバイク V9」のパッケージは天面を開く構造ですが、見ての通り横置きにして中の発泡スチロール製スペーサーを引き出す必要があります。
実際には内容品が非常に重く、横置きにしたところで引き出すのは難しいので、正面の左右角をカッターで切って蓋を開くように開封してしまうのがオススメです。
発泡スチロール製スペーサーの上側にはデスク天板と各種付属品があり、その下には発泡スチロール製スペーサーに挟まれる形でバイク本体が安置されています。
バイク本体が30kg程度と非常に重く、またスペーサーにガッチリと埋め込まれているので、ここから取り出すのが大変ですが(1人では難しいので2人で作業を推奨)、バイク本体を取り出したら、キャスター付きの足とペダルを外に開いたら組み立て完了です。組み立てよりも開梱と取り出しに手間取りました。
一度広げたキャスター足は底面にあるピンを押し込むとロックが解除されて、開封時のように再度折りたたんで収納できます。
またペダルは握力測定計のイメージでY字の部分を外へ引っ張るとロックが外れて、開封時のように折りたたむことができます。
「FLEXISPOT デスクバイク V9」に装着するデスクについては各種調整器具も含めて組み立て済みの状態で届きます。
デスクバイク本体前方のフレームにデスクを乗せたら、付属のレンチを使って六角ネジで固定して、「FLEXISPOT デスクバイク V9」の組み立ては完了です。
FLEXISPOT デスクバイク V9の外観・調整
「FLEXISPOT デスクバイク V9」の外観や機能について紹介していきます。「FLEXISPOT デスクバイク V9」は見ての通り、エアロバイクの前方にモバイルPCを置いても十分なサイズのデスクを搭載しています。カラーリングは清潔感のあるホワイトカラーとなっており、環境を選ばず設置できそうです。(以前はブラックカラーの取り扱いもあったようですが)
「FLEXISPOT デスクバイク V9」の製品寸法については公式イラストをご参照いただくのが手っ取り早いと思います。キャスターを広げた状態でフットプリントは前後75cm×横50cm程度なので、使わない時に端に置いておけば邪魔にはならないと思います。
「FLEXISPOT デスクバイク V9」の重量は30kg以上と非常に大きいですが、キャスターを標準装備なので組み立ててしまえばフロア内の移動は楽々行えます。またキャスターホイールの素材はウレタン製なので床面への傷の心配もないはずです。
またキャスターの回転はマウスクリックのようなカリカリした引っかかりがあります。移動させる時に邪魔にならない程度の負荷ですが、デスクバイクが勝手に移動したり、搭乗時に動いてしまうのを防止してくれます。
ペダルには滑り止めのツメがあり素足や靴下で直接漕ぐと痛いのでルームシューズを着用するか、ペダル部分にカバーを装着する必要があります。またペダルの回転半径は12~14cm程度となっており、一般的な自転車や、スポーツクラブに設置してあるようなエアロバイクに比べると小さいです。
サドルはクッションの下、左側にあるレバーを引くと上下に高さを調整できます。ガス圧がかなり強くて下げるのが大変な印象でした。
公式仕様によると身長が155~190cmまでの人に対応できるとのことですが、実測してみたところサドル天面中央とペダルの一番遠い距離は約60~80cm程度で調整できたので、確かに男女問わずだいたいの体格には合うと思います。
サドルのクッションについては予想よりも柔らかく、30分程度の運動ではお尻が痛くなることもありませんでした。幅が広めなので乗った時の安定も良い感じです。
エアロバイクの中央フレーム天面には、ドリンクホルダー(電池ボックス)、ディスプレイ、ディスプレイ切り替えスイッチ、負荷調整ダイヤルがあります。
「FLEXISPOT デスクバイク V9」のエアロバイク機能そのものについては、所謂”マグネット式”なので外部電源を必要としませんが、ディスプレイ表示用に単3電池が2本必要になります。地味に電池は別売りなのでご注意を。
バッテリーボックスは付属のラバーシートを置くことでドリンクカップスタンドとして使用できます。ただし深さは浅く、転倒防止としての機能は微妙なので、ドリンクを倒さないように注意してください。
FLEXISPOT デスクバイク V9のデスク
「FLEXISPOT デスクバイク V9」の最大の特長はエアロバイクながら、モバイルPCを置いても十分に作業できるサイズの大型デスクがバイク前方に設置されているところです。サンプルで置いているのは12インチ程度のSurface Pro 7ですが、デスク天板は幅50cm-58cm×奥行43cm(クッション部分除く)の台形状で広いので、15~17インチの大型で高性能なモバイルPCも問題なく置くことができます。ただマウスも使用するのであれば15インチ以下の方がよさそうです。
またワーキングデスクとしてだけでなく、先日発売されたばかりのRTX 30シリーズ搭載モバイルゲーミングPCをデスクに置けばPCゲームをプレイしながらエアロバイクで運動したりと、幅広い用途で使えます。
デスクの手前には清潔感のある水色のクッションがあるので、長時間のマウス・キーボード操作を行っても手首が痛くなりません。
デスク部分の調整機能として、まずデスク天板右下のレバーで上下の昇降調整ができます。デスクの高さは地面から計って88~120cmの範囲内で調整できます。サドルとは逆にガス圧弱め、かつ摩擦が強くデスクの上下調整は硬くて少し大変でした。
デスクは上下位置に加えて、天板裏面に装着されたスライダー機構によって前後位置も調整できます。デスク天板左下のレバーを引くとロックが解除されて、天板を一番前にするとクッション部分がペダルの回転中央辺りに、天板を一番後ろにするとクッション部分がサドルクッションの前方にやや被さるくらいの位置になります。
公式ページでもアピールされているように「FLEXISPOT デスクバイク V9」はデスク付きエアロバイクとしてだけでなく、スタンディングデスクとしても使用できます。
実際にスタンディングデスクとして使用してみると股間部分にサドルが当たる感じはあるものの、姿勢としては違和感はありませんでした。
FLEXISPOT デスクバイク V9のバイク機能
「FLEXISPOT デスクバイク V9」のエアロバイク機能について紹介していきます。エアロバイクの負荷方式にはいくつかのタイプがありますが、「FLEXISPOT デスクバイク V9」は外部電源が不要で静音性に優れたマグネット負荷方式が採用されています。
「FLEXISPOT デスクバイク V9」のエアロバイクとしての負荷(強度)は中央フレームの上にある大きなダイヤルによって、1~8の8段階で調整できます。なお高負荷とされる5~8の負荷では30分以上の連続使用は劣化を早めるので避けるよう注記されています。
負荷調整ダイヤルの上にあるディスプレイにはエアロバイクのモニタリング情報が表示されます。ディスプレイのすぐ下に省略英字が記載されていますが、表示内容は、運動時間(TMR)、ペダル回転速度(SPD)、連続走行距離(DIS)、運動中の消費カロリー(CAL)、累計走行距離(ODD)、1分あたりのホイール速度(RPM)です。
すぐ下にあるスイッチを押下すると表示内容は順番に切り替わりますが、バイクを漕いでいる間は何も操作しなくても表示内容は数秒間隔で自動的に切り替わります。
スポーツジムでもエアロバイクを使ったことがあるのですが、そちらは外部電源を必要とする電磁負荷方式でした。電磁負荷方式だとペダルの回転に対して常に均等に力が加わるので、普通に自転車に乗っている時に近い感覚です。
マグネット負荷方式の「FLEXISPOT デスクバイク V9」の場合はペダルの位置によって負荷が変わるので、自転車に乗った状態を想定していると、漕いだ時の感触に若干の違和感はあります。
また負荷最大でもそれほど運動強度は強くないのでスポーツジムで行うようなトレーニングというよりも、「FLEXISPOT デスクバイク V9」で行う運動は、自転車による通勤・通学をイメージすると分かりやすいと思います。
「FLEXISPOT デスクバイク V9」は広い面積のデスクでPCワーキングやPCゲーミングをしながら、自転車通勤程度のちょうどいい負荷で運動不足を解消できます。スタンディングデスクとしても使用でき、サイズも大き過ぎずキャスターで自由に移動できるので邪魔になり難いところもポイントです。製品価格も4万円程度とお手頃なので、テレワークやおうち時間で運動不足が気になっている人にはオススメできる製品だと思います。
以上、「FLEXISPOT デスクバイク V9」のレビューでした。
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テレワーカーやインドア趣味なPCゲーマーの運動不足解消に最適、大型デスク搭載エアロバイク「FLEXISPOT デスクバイク V9」をレビュー。
— 自作とゲームと趣味の日々 (@jisakuhibi) February 20, 2021
エアロバイクの使い方や負荷の強さ、デスクの調整機能や使い勝手をチェックしてみる。https://t.co/BrmmLZzQxM pic.twitter.com/B9JWPSxow6
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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)
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