自作PC部品のグラフィックボードの品切れ枯渇で買いたくても買えない状況が続く現在、GeForce RTX3070/3080など最新グラフィックボードを搭載したゲーミングPCを入手する現実的な手段としてBTO PCがオススメ。
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自作派な管理人としてはグラフィックボード単品のオススメも続けていきたいのですが、現状では価格面でも入手性の面でも難しいと言わざるを得ません。
当サイトの人気記事の1つ、おすすめグラボまとめで掲載している各種製品についても残念ながらショップページへ飛んでも在庫はありません。(PV的にもマネタイズ的にも稼ぎ頭な記事だったので、実は間接的に当サイトも結構影響を受けています)
2020年12月頃から始まったグラフィックボード単品の枯渇状態(GPUの製造自体が追いついていない、マイニング需要などが原因)は、年が明けて第1四半期が終わりに差し掛かっても改善の目途が立たないどころか、グラフィックボード単品についてはさらなる価格高騰の傾向すらあります。
コストパフォーマンスに優れた売れ筋のGeForce RTX 3060 TiやGeForce RTX 3070は本来6,7万円のグラフィックボードですが、新品在庫は枯渇し、中古市場等では10万円を超える価格で取引されています。コスパが悪いとされ定価のまましばらくの間、売れ残っていたGeForce RTX 3090すらも25~30万円という値上がりを見せています。
PCゲーミングにせよ、クリエイティブタスクにせよ、高性能グラフィックボードを搭載した自作PCにとっては冬の時代と言えるこの状況は、年内続くとの声も。
かろうじて入手性があるのは、GeForce RTX 3060(その中でも割高なオリファンモデル)や旧世代のグラフィックボードですが、最新コンソールゲーム機の性能を考えるとあまり美味しい選択肢とは言えません。
2020年末に発売された最新コンソールゲーム機、PlayStation 5がGeForce RTX 3060と同じくらい、Xbox Series XがGeForce RTX 3070よりもやや遅いくらいの性能です。(GPUスペックから概算)
マウス&キーボードの操作に標準で対応しているなどPCゲーミングならではの魅力はあるとはいえ、すでにPlayStation 5の時点でグラフィック性能はRTX 3060程度まで達しているので、2021年にPCゲーミング用途でグラフィックボードを新調するのであればGeForce RTX 3060 TiやRadeon RX 6700 XTよりも高速な製品を選択したいというのが正直なところ。
そういう状況なので”PCゲーミング用の高性能PC自体が今は買い時ではない”、と思っている人もいるかもしれませんが、ゲーミングBTO PCに目を向けると事情が少し違います。
現在のグラフィックボード枯渇状態の主な原因は、
1つ目はメーカーに声援を送るくらいしか、どうしようもありません。
2つ目の転売に関しては大きく値上がりしているのはあくまでグラフィックボードだけなので、CPU/マザーボード/メモリ/SSDなど多くの部品を含むBTO PCは転売の対象として採算が悪く、さらに金属箱なPCケースが嵩張るので取り扱いに困ります。
また3つ目のマイニングはというと、大量のグラフィックボードが並んだリグと呼ばれるマシンの写真を目にしたことがある人もいるかと思いますが、マイニングでは1つのPCに対して多数のグラフィックボードを装着してワットパフォーマンスを限界まで追求しています。
GPU本体価格や電気料金を上回る仮想通貨を作って利益を出しているので、これもやはり採算という観点でBTO PCは買い占めの対象になり難いのです。
転売されないし、マイニングによって買い占めの対象にもならないという特性があるため、実は高性能グラフィックボードを搭載したBTO PCの供給はそこそこ安定しており、価格面でもグラフィックボードの大幅な高騰が起こる以前の相場(値上がりがあってもせいぜいが1~2万円)をキープしています。
一例として、以前から納期の速さに定評のあるドスパラだと、グラフィックボード単品では現在なかなかお目にかかれないGeForce RTX 3060 TiやGeForce RTX 3070を搭載したモデルが翌日出荷(カスタマイズしても納期そのまま)で販売されています。
システム全ての買い替えになるので総予算は跳ね上がってしまいますが、グラボ枯渇状況が続く現在、最新グラフィックボードを搭載したゲーミングPCを入手したいということであれば、現実的な手段としてゲーミングBTO PCをオススメします。
自作PC前提でグラフィックボードを求めてググった結果、この記事にたどり着いた、自作PC知識のある人には必要ないのかもしれませんが、オススメなゲーミングBTO PCや、BTO PCの選び方、カスタマイズ指南について解説したまとめ記事も公開中なので、是非、参考にしてください。
・おすすめBTO PCまとめ。予算・性能別で比較。カスタマイズ指南も
・ドスパラ ゲーミングPC「GALLERIA」の販売ページへ
記事が参考になったと思ったら、ツイートの共有(リツイートやいいね)をお願いします。
おすすめBTO PCのまとめ記事
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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)
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自作派な管理人としてはグラフィックボード単品のオススメも続けていきたいのですが、現状では価格面でも入手性の面でも難しいと言わざるを得ません。
当サイトの人気記事の1つ、おすすめグラボまとめで掲載している各種製品についても残念ながらショップページへ飛んでも在庫はありません。(PV的にもマネタイズ的にも稼ぎ頭な記事だったので、実は間接的に当サイトも結構影響を受けています)
2020年12月頃から始まったグラフィックボード単品の枯渇状態(GPUの製造自体が追いついていない、マイニング需要などが原因)は、年が明けて第1四半期が終わりに差し掛かっても改善の目途が立たないどころか、グラフィックボード単品についてはさらなる価格高騰の傾向すらあります。
コストパフォーマンスに優れた売れ筋のGeForce RTX 3060 TiやGeForce RTX 3070は本来6,7万円のグラフィックボードですが、新品在庫は枯渇し、中古市場等では10万円を超える価格で取引されています。コスパが悪いとされ定価のまましばらくの間、売れ残っていたGeForce RTX 3090すらも25~30万円という値上がりを見せています。
PCゲーミングにせよ、クリエイティブタスクにせよ、高性能グラフィックボードを搭載した自作PCにとっては冬の時代と言えるこの状況は、年内続くとの声も。
かろうじて入手性があるのは、GeForce RTX 3060(その中でも割高なオリファンモデル)や旧世代のグラフィックボードですが、最新コンソールゲーム機の性能を考えるとあまり美味しい選択肢とは言えません。
2020年末に発売された最新コンソールゲーム機、PlayStation 5がGeForce RTX 3060と同じくらい、Xbox Series XがGeForce RTX 3070よりもやや遅いくらいの性能です。(GPUスペックから概算)
マウス&キーボードの操作に標準で対応しているなどPCゲーミングならではの魅力はあるとはいえ、すでにPlayStation 5の時点でグラフィック性能はRTX 3060程度まで達しているので、2021年にPCゲーミング用途でグラフィックボードを新調するのであればGeForce RTX 3060 TiやRadeon RX 6700 XTよりも高速な製品を選択したいというのが正直なところ。
そういう状況なので”PCゲーミング用の高性能PC自体が今は買い時ではない”、と思っている人もいるかもしれませんが、ゲーミングBTO PCに目を向けると事情が少し違います。
現在のグラフィックボード枯渇状態の主な原因は、
- GeForce RTX 30やRadeon RX 6000など次世代GPUの生産そのものが少ない
- 生産が少ないので、+数万円を超える転売が横行(これは発売当時から)
- 2020年12月頃から相場の高騰により、マイニング需要が再燃
1つ目はメーカーに声援を送るくらいしか、どうしようもありません。
2つ目の転売に関しては大きく値上がりしているのはあくまでグラフィックボードだけなので、CPU/マザーボード/メモリ/SSDなど多くの部品を含むBTO PCは転売の対象として採算が悪く、さらに金属箱なPCケースが嵩張るので取り扱いに困ります。
また3つ目のマイニングはというと、大量のグラフィックボードが並んだリグと呼ばれるマシンの写真を目にしたことがある人もいるかと思いますが、マイニングでは1つのPCに対して多数のグラフィックボードを装着してワットパフォーマンスを限界まで追求しています。
GPU本体価格や電気料金を上回る仮想通貨を作って利益を出しているので、これもやはり採算という観点でBTO PCは買い占めの対象になり難いのです。
転売されないし、マイニングによって買い占めの対象にもならないという特性があるため、実は高性能グラフィックボードを搭載したBTO PCの供給はそこそこ安定しており、価格面でもグラフィックボードの大幅な高騰が起こる以前の相場(値上がりがあってもせいぜいが1~2万円)をキープしています。
一例として、以前から納期の速さに定評のあるドスパラだと、グラフィックボード単品では現在なかなかお目にかかれないGeForce RTX 3060 TiやGeForce RTX 3070を搭載したモデルが翌日出荷(カスタマイズしても納期そのまま)で販売されています。
システム全ての買い替えになるので総予算は跳ね上がってしまいますが、グラボ枯渇状況が続く現在、最新グラフィックボードを搭載したゲーミングPCを入手したいということであれば、現実的な手段としてゲーミングBTO PCをオススメします。
自作PC前提でグラフィックボードを求めてググった結果、この記事にたどり着いた、自作PC知識のある人には必要ないのかもしれませんが、オススメなゲーミングBTO PCや、BTO PCの選び方、カスタマイズ指南について解説したまとめ記事も公開中なので、是非、参考にしてください。
・おすすめBTO PCまとめ。予算・性能別で比較。カスタマイズ指南も
・ドスパラ ゲーミングPC「GALLERIA」の販売ページへ
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枯渇が続く現在、最新グラボを搭載したPCを入手する現実的な手段としてBTO PCがオススメ。
— 自作とゲームと趣味の日々 (@jisakuhibi) April 4, 2021
転売、マイニングで買い占めをされないBTO PCならRTX 3070/3060Tiに即納モデルもあります。しかも価格もまとも。https://t.co/gGDCKvRcUJ
もしくは買い時ではないと、PS5/Xbox SXの抽選販売に祈るのか…。 pic.twitter.com/e3GHwdVXcW
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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)
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