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 シングルユーザーはDX11モード、SLIユーザーはDX12モードがおすすめみたい。



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先日の大型アプデでRise of the Tomb RaiderのDirectX12モードがSLIに対応していたのを思い出して、メイン機のGTX 1080 SLI環境で簡単に動作を確認してみました。

最初にGTX1070で測定したシングル環境におけるDX11とDX12の比較は次のようになっています。解像度はWQHDでグラフィック設定はHBAO、MSAAに揃えてその他は最高設定です。垂直同期はどちらも切っています。測定にはゲーム内ベンチマークを利用しました。どちらもGPU使用率は90~100%で張り付いていましたがDX11モードのほうがFPSが高いので、NVIDIAグラボのシングルGPU環境であれば依然DX11モードで遊ぶのがおすすめです。
single_fps


続いてSLIについて検証を行います
解像度はUWQHD(3440*1440)でグラフィック設定は下の画像のようにしました。基本的に最高画質設定でアンチエイリアスはMSAAにしています。垂直同期ありと垂直同期なしの2パターンでログを取ってみました。今回はゲーム内ベンチではなく旧ロシア基地内を走り回ってFPSを取得しました。
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ちなみにDX12モードでOSD表示はできませんがAfterBuner(RivaTuner)を使ってログを取るとフレームレートの取得ができるようです。

比較用にDirectX11モードで先にSLI動作を確認してみたのですが、ソ連基地のマップでGPU使用率が30~60%とかなり悲惨なことになりました。GPU使用率が30%くらいまで落ちるのはどういうことかと。GPU使用率に比例してFPSもガクガクしてまともに遊べないというね。
SLI_fps


しかしながら驚いたことにDirectX12モードにおけるSLI動作はDirectX11モードとは打って変わって非常に理想的な結果になりました。
まずはフレームレートのグラフです。垂直同期ありではデスクトップリフレッシュレートの90Hzで同期されるので90FPS上限で安定し、垂直同期なしだと90FPS以上で変動しています。
fps

続いてGPU使用率ですが垂直同期ありでは上のFPSグラフからもわかるように各GPUが多少遊んでいますが、FPSに上限のない垂直同期なしでは各GPUが使用率90%以上でガッツリ働いています。
usage

あと中華ソースでGTX1080(GTX1070?)のVRAMが6.5GB以上で遅くなるという噂があるようですが、ベンチ中にVRAMが7GB後半から8GBになっていますが全く問題ありませんでした。たぶんガセネタだと思います。
vram


公開当初はRise of the Tomb RaiderのDirectX12は不具合も多かったですが今は目立つ不具合もなく安定しているようなので、SLIユーザーについてはDirectX12でプレイしたほうがよさそうです。ただDX12ではVXAOが使えないのが残念です。





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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)



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