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当サイトでも「MAGNUS EN1070 / EN1060」とデスクトップ向けGTX 1060/1070グラフィックボードとの比較レビューを公開しました。
手の平にハイエンドPCを! 「MAGNUS EN1070 / EN1060」を比較レビュー
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ZOTACからGTX 1070/1060搭載のNUCベアボーン「MAGNUS EN1070 & EN1060」のリリースが決定です。先日米尼でGTX980搭載のNUCが米尼で販売開始となったと紹介した時に簡単にふれていたGTX10XXシリーズ搭載のNUCベアボーンが正式に登場しました。これは発売が待ち遠しい!!
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MAGNUS EN1070 ZBOX-EN1070
公式ページ:https://www.zotac.com/jp/product/mini_pcs/magnus-en1070
MAGNUS EN1060 ZBOX-EN1060
公式ページ:https://www.zotac.com/jp/product/mini_pcs/magnus-en1060

国内代理店はASKになるようで、9月15日にプレスリリースが公開されました。
プレスリリース:http://www.ask-corp.jp/news/2016/09/zotac-zbox-magnus-en1070-en1060.html
1060NUC:http://www.ask-corp.jp/products/zotac/mini-pc/zbox-e/zbox-magnus-en1060.html
1060OSあり:http://www.ask-corp.jp/products/zotac/system-pc/zbox-e/zbox-magnus-en1060-windows-10-home.html
1070NUC:http://www.ask-corp.jp/products/zotac/mini-pc/zbox-e/zbox-magnus-en1070.html
1070OSあり:http://www.ask-corp.jp/products/zotac/system-pc/zbox-e/zbox-magnus-en1070-windows-10-home.html

「ZOTAC MAGNUS EN1070 / EN1060」の機種一覧比較は次のようになっています。
1060だとOSありで+2万が、1070だと+7万になる不思議。
ZBOX MAGNUS EN1070(GTX 1070搭載)
製品名 ZOTAC ZBOX
MAGNUS EN1070
ZOTAC ZBOX
MAGNUS EN1070 PLUS
ZOTAC ZBOX MAGNUS
EN1070 Windows 10 Home
型番 ZBOX-EN1070-J ZBOX-EN1070-P-J ZBOX-EN1070-J-W2B
OS なし なし Windows 10 Home(64bit)
メモリ なし
(SODIMM DDR4*2)
DDR4 8GB DDR4 8GB
ストレージ なし
( NVMe M.2スロット*1
2.5インチSATA*1 )
120GB M.2 SSD(SATA)
1TB HDD
120GB M.2 SSD(SATA)
1TB HDD
価格 150,570円前後(税別) 180,900円前後(税別) 226,470円前後(税別)
発売時期 2016年 9月下旬予定 2016年 9月下旬予定 2016年 9月下旬予定

ZBOX MAGNUS EN1060(GTX 1060搭載)
製品名 ZOTAC ZBOX
MAGNUS EN1060
ZOTAC ZBOX
MAGNUS EN1060 PLUS
ZOTAC ZBOX MAGNUS
EN1060 Windows 10 Home
型番 ZBOX-EN1060-J ZBOX-EN1060-P-J ZBOX-EN1060-J-W2B
OS なし なし Windows 10 Home(64bit)
メモリ なし
(SODIMM DDR4*2)
DDR4 8GB DDR4 8GB
ストレージ なし
( NVMe M.2スロット*1
2.5インチSATA*1 )
120GB M.2 SSD(SATA)
1TB HDD
120GB M.2 SSD(SATA)
1TB HDD
価格
135,880円前後(税別) 142,350円前後(税別) 157,640円前後(税別)
発売時期 2016年 9月下旬予定 2016年 9月下旬予定 2016年 9月下旬予定



おまけ:NUCベアボーンにおすすめのパーツ

NUCベアボーンにはOSメモリストレージの3つのパーツが付属していないので、この3つについては各自で購入する必要があります。そのためNUCベアボーンに対応しているおすすめパーツをいくつか紹介します。予算についてはOS、メモリ(16GB)、ストレージ(240GB+960GB)で6万円程度を見込めばOK。

OS
これについては特に迷わず、Windows10 64bit版でいいと思います。HomeかProについてはわからない人は基本的にHomeでOKです。
WindowsにはDSP版と通常版の2種類がありますが、詳しい説明は省いて単純に
DSP版:将来的にPC(NUC)を変更した時にOSを使い回さない(使い回せない)
通常版:将来的にPC(NUC)を変更した時にOSを使い回せる

の違いになっています。DSP版はシステム(PCの構成パーツ)が大きく変わった時に認証が通らない場合がある代わりに通常版よりも若干お求め安くなってます。
NUCの場合はストレージとメモリの変更くらいであればDSP版でも認証に特に問題ありませんが、ベアボーン自体を変更した場合はOSを買い直す必要が出てくるかもしれないと思ってください。
Windows10からは以前のようなvista、7、8といったライセンスが全く別になるバージョンアップはなくなったので、2千円程度の差ですし今後も使い回せる通常版が個人的にはおすすめです。あとDSP版はインストールメディアがUSBメモリではないようなので、NUCで利用する場合はWindows10 Home 64bit 通常版を買っておきましょう。


メモリ
NUCベアボーンのメモリについてはDDR4規格なのですが、モジュールの形状が一般的なデスクトップPC用のものではなく、S.O.DIMM DDR4というノートPCなどで使用する小型メモリが採用されています。
同じS.O.DIMM DDR4メモリでも周波数やタイミングなどでバリエーションがありますが性能の差は微量なので基本的に容量だけに注意すればOKです。GTX 1060やGTX 1070を搭載するゲーミングPCの場合、メモリ容量は16GB以上あれば十分なので8GB*2=16GBのメモリを購入しましょう。
DDR4 S.O.DIMM規格の8GB*2=16GBであれば何でもいいのですが、とりあえず製品名を指定するなら、当サイトでも以前レビューした「Kingston HYPERX IMPACT S.O.DIMM DDR4メモリ(レビュー記事)」がおすすめです。
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ストレージ
最後にストレージですが、「MAGNUS EN1070 / EN1060」にはM.2 SSDと一般的な2.5インチサイズのSATAストレージが1基ずつ搭載可能になっています。個人的におすすめな構成は、250GB程度のM.2 SSDをシステム(OS)用のストレージに、960GBの2.5インチ SSDをゲーム・データ用のストレージにする形です。
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システムストレージに使用するM.2 SSDについては、2000MB/s超の高速なNVMe規格と最大600MB/sのSATA規格2種類が存在します。外径寸法はどちらも同じで、実用上はNVMeとSATAで体感できる差はあまりありません。

NVMe M.2 SSDについては16年12月に発売されたSamsung 960 PRO(レビュー記事)、もしくはその廉価モデルのSamsung 960 EVO(レビュー記事)がおすすめです。


MAGNUS EN1070/1060は高速なNVMe SSDは発熱的に厳しいのでOSのインストールメディアとしては廉価で発熱の小さいSATA規格のM.2 SSDもおすすめです。
Crucial SSD MX300 M.2 SSDシリーズは275GBから大容量1TBのモデルまで存在するのでSATA接続のM.2 SSDとしては扱いやすい製品です。



データストレージ用の2.5インチSATA SSDについては「SanDisk SSD UltraII 960GB」がおすすめです。こちらの製品も当サイトで「SanDisk SSD UltraII 960GB」をレビューしており、管理人もメイン機でデータ用ストレージに使用しています。



ZOTAC MAGNUS EN1070 / EN1060の特徴

GTX 1070/1060搭載NUC「ZOTAC MAGNUS EN1070 / EN1060」はとにかくサイズがコンパクトですね。縦横20cmなので見出しの手の平サイズは言い過ぎかもしれませんが、GTX 1070・1060搭載PCとしては文句なしの世界最小です。GTX 10XXシリーズ搭載ノートPCも発売開始となりましたが、モニタは出先のモノを使えばいいみたいなユーザーにはNUCのほうが便利でかなり人気が出そう。
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CPUには4コア4スレッドのi5 6400T搭載なので発熱とのバランスを考えると最適解なCPUだと思います。
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ストレージは2.5インチSATAドライブとM.2 SSDを1基ずつ搭載可能なので256GBのM.2と960GBのSATA SSDでゲーミングマシンとしても十分ですね。
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USB3.0*3やDP・HDMIのビデオ出力を2個ずつ搭載するなど「MAGNUS EN1070 / EN1060」はIOポートも充実しており、VR HMDにも対応可能です。
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冷却方式は空冷クーラーを採用するようです。スペック的にはGTX 1070を選びたい気もしますが、クーラーも小型なのでファンノイズを考えるとGTX 1060版のほうが無難かも。
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付属品を見たところACケーブルはミッキータイプの3PINなので米尼から個人輸入しても国内の互換ケーブルで利用可能です。
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国内や米尼で取り扱い開始となったら随時更新していく予定です。
管理人もGTX 1060版で1台組みたいなあ。




(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)



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