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本記事をCoffeeLake-S CPU(8XXX番台)対応に更新しましたが、18年1月現在、旧型となるKabyLake-S CPU搭載BTO PCもまだ販売されており、処分価格で安い場合もあるので更新前のおすすめBTO PCリストをバックアップしています。

GTX 1060搭載のBTO PCの簡易紹介

1.PCショップアーク

PCショップアークからはGTX1060搭載BTO PCとしてi7 7700採用で初期価格が14.7万円台と高級な「CROYDON CY-IKL4B25M-C16」がリリースされています。PCケースには「Corsair Carbide 88R」という自作er界隈でも評価の高いケースを採用しており拡張性にも優れています。カスタマイズも柔軟でCPUにはデフォルト設定のi7 7700だけでなくコスパに優れるi5 7500なども選べるので予算に合わせた構成が組みやすくなっていると思います。GTX1060搭載グラボのベンダーやモデルを指定可能です。



2.TSUKUMO(ツクモ) eX.computer

ツクモeX.computerからはスタンダードタワーの「G-GEAR GA7J-C91/T」(i5 CPU)と「G-GEAR GA7J-E91/T」(i7 CPU)、コンパクトPCの「G-GEAR mini GI7J-E91/T」、高級フルタワーの「G-GEAR neo GX7J-A91/ZT」のおおまかに3機種がラインナップされています。スタンダードモデルの「G-Gear」についてはCPUに最新のKabylake世代のi5 7500とi7 7700の両方を選択可能でマザーボードはASUS H270-PROとなっています。「G-Gear neo」は高耐久マザーボード「ASUS TUF Z270 MARK 2」が採用されているのが魅力的です。GTX 1060は安価なところが魅力なので当記事では最もリーズナブルな「G-Gear」をチェックしていきます。GTX1060搭載グラボのベンダーやモデルを指定できません。デフォルトではGTX 1060が3GB版なので6GB版にカスタマイズ推奨です。

なお各シリーズには旧型H110チップセット搭載マザーボードを採用した廉価モデルがラインナップされているものもありますがKabyLakeネイティブ対応の200シリーズマザボと組み合わせたBTO PCが当サイトとしてはおすすめです。


3.パソコン工房

パソコン工房からはミドルタワーケースで拡張性の高い「LEVEL∞ R-Classi7版)」PCケース詳細、ミニタワーPCケース採用の「LEVEL∞ M-Classi7版)」PCケース詳細、コンパクトPCケースの「LEVEL∞ C-Classi7版)」PCケース詳細の3機種がラインナップされています。CPUについてはKabyLake世代のi5 7600とi7 7700を搭載したモデルがそれぞれラインナップされているので自由に選択可能です。CシリーズとMシリーズはH110という旧世代チップセット搭載のマザーボードを採用しているので、当サイトとしては「LEVEL∞ R-Classi7版)」をチェックしていきます。マザボや電源に型番不明の廉価なパーツを使っているのが気になるところ。カスタマイズの幅もさほど広くありませんが価格面では強いです。GTX1060搭載グラボのベンダーやモデルを指定できません。
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注:記事中リンクでは除外していますが旧規格のDDR3メモリとSkylake CPUを組み合わせている当サイト非推奨なモデルも販売されているので注意して下さい


4.サイコム

サイコムでは「G-Master Mace H270」など複数のシリーズでカスタマイズ項目からGTX 1060を選択可能になっています。他社と違ってGTX1060搭載のデフォルト構成がリストアップされていないのが特徴です。カスタマイズ項目が多様で採用パーツも高品質なBTOメーカーなので”わかっている”人にはありがたいのですが、初心者向きとは言い辛いかもしれません。GTX 1060のベンダーやモデルをカスタマイズで選択可能です。またOSがデフォルトでカスタマイズに入っていないので追加を忘れないように注意してください。
拡張性やメンテナンス性に優れたPCケースを採用しつつ廉価な「G-Master Mace H270」に的を絞って紹介します。このBTO PCではFractal designというメーカーの自作er界隈で非常に評価の高いPCケースを採用しているのがポイントです。<参考記事



5.ドスパラ

ドスパラからは、ミドルタワーケース採用でi7 7700を搭載する「GALLERIA XT」、ミニタワーケース採用でi7 770を搭載する「GALLERIA MT(i7 CPU)」/GALLERIA DT(i5 CPU)」、TVラックにも収納可能なスリムPC「GALLERIA ST(注:SkyLake CPU)搭載モデル」などがリリースされています。当記事ではi5 CPUを選択可能でリーズナブルな「GALLERIA DT」をチェックします。GTX1060搭載グラボのベンダーやモデルを指定できません。カスタマイズを絞っているため”2日で出荷可能”という驚愕の納期速度を誇っているので早く欲しいユーザーにとっては有力な候補だと思います。


「GALLERIA XT」については当サイトでもレビュー記事を公開中です。
フルHDゲームに最適 GTX 1060搭載「ドスパラ GALLERIA XT」BTO PCレビュー
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6.マウスコンピューター

マウスコンピューターについてはGTX 1060搭載モデルはGTX 1060 3GB版のみの取り扱いとなっているので注意してください。6GBに比べて1割程度性能が低くなっています。
マウスコンピューターのゲーミングBTO PCのブランドは大まかに、若干廉価なミニタワーケース採用「NEXTGEAR-MICRO」(PCケース詳細)、中堅モデルでミドルタワーケース採用の「NEXTGEAR」(PCケース詳細)、高級品の「MASTERPIECE」(PCケース詳細)と松竹梅の3段構成になっています。
カスタマイズの幅は広くありませんが、その分だけ他社と比べて安価になっています。オプション料金+2000円がかかりますが対象製品は翌営業日出荷と納期も速いのが特徴です。
GTX 1060のベンダーやモデルをカスタマイズ(選択)できません。
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17年1月6日現在、若干廉価なミニタワーケース採用「NEXTGEAR-MICRO」とコンパクトキューブケース採用のBTO PC「LITTLEGEAR」(PCケース詳細)もKabyLakeに対応していますが旧型チップセットH110を搭載したマザーボードが採用されています。
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200シリーズマザボを搭載している「NEXTGEAR」を見る予定だったのですがi7 CPUしか選択できないため、i5 CPUが選択可能な「NEXTGEAR-MICRO」をチェックしていきます。ただコスパ目線で選ぶ場合、マウスコンピューターについては下位モデルが200シリーズマザボに対応するまで見送ったほうがいいかもしれません。


パーツを揃えてGTX 1060搭載BTO PCを価格比較

一口にBTO PCと言っても上で述べたようにCPUやストレージに各社違いがあり、それによって価格が上下するので可能な限り公平な比較を行うため次のパーツ構成に可能な限り合わせる形で価格比較を行います。

ついでにGTX 1060搭載BTO PCのカスタマイズについて簡単に解説しておきます。「CPU」「メモリ」「電源容量」「ストレージ」「マザーボード」のBTO PCの主要な5パーツに注目します。これら5つの適切な選び方さえ知っていれば記事の更新や閲覧のタイミングでは下の価格比較通りにならないかもしれませんが、そのときは解説に合わせてカスタマイズすれば各自で簡単にリアルタイムな価格比較もできて最適なBTO PCを選択可能です。
  • CPUについては4コア4スレッドのi5(7600や7600K)は4コア8スレッドのi7(7700や7700K)と比べてもフルHDのPCゲームが目的であれば大きな性能差はありません。コスパを優先してi5 7500がおすすめです。CPU型番の添え字については基本的に”K”なしのCPUで問題ありません。
  • システムメモリゲーム用途なら16GBあれば十分です。8GBでは足りない場合もあるので16GB以上を推奨します。メモリ枚数は合計容量が同じなら4枚でなくて2枚で大丈夫。
  • 電源容量は500W以上で問題ありません。変換効率は特に気にしなくていいと思います。予算が許すなら自作PCパーツとして一般販売されている電源を選ぶのもおすすめです。
  • システムストレージ(WindowsOSをインストールするストレージ)は必ずHDDではなくSSDを選んでください。HDDよりもGB単価は上がりますが実際に体感できるレベルでSSDのほうがキビキビ動きます。Windows10をインストールするシステムドライブのサイズは240GB以上であればOKです。
    PCゲーム用ストレージはシステムとは別に用意するほうが後々便利、加えてHDDではなくSSD推奨です。ゲーム用は可能なら960GB、少なくても480GBが望ましいです。
  • マザーボードは「Z270」とか「H270」とかチップセット名だけでなく「ASUS H270-PRO」のように市販のマザーボード名が記載されているor市販マザボを選択できるBTOが推奨です。市販のマザボであれば専用のマニュアルも存在しますし、何かトラブルがあってもググって解決法を見つけるのが容易になります。マザボメーカーは日本語マニュアルが一番しっかりしていてユーザー数の多いASUSを選ぶのが鉄板です。
以上の5項目さえ守ればそうそうハズレを引くことはないはずです。


比較を行う上で下の表の基本パーツ構成に可能な限り準拠した状態の価格を比較します。

価格比較用のパーツ構成
OS Windows10 Home
CPU Intel Core i5 7500
メモリ 16GB (8GB*2)
グラボ GTX1060
システムストレージ SSD 240GB
データストレージ なし(実際の購入に際しては480GB以上のSSDが推奨)
電源 500W~
その他付属品 なし

比較を行う上での注意点
・ゲーム用のデータストレージは480GB以上のSSDがおすすめですが、個別に購入しても問題ないので簡単のためになしの設定で比較します。ちなみに480~512GBのSSDの価格相場は1.2万円程です。
・各社カスタマイズできない設定で1TB HDD(2千円程度)やオリジナルCPUクーラー(2~3千円程度)の有無があり最終価格には数千円誤差がある場合があります。


BTOメーカー 型番 電源 マザーボード 価格
PCショップアーク
CROYDON CY-IKL4B25M-C16

SilverStone
SST-ST50F-ESB
Bronze電源
ASUS PRIME B250M-A
Micro-ATX
14.6万円
TSUKUMO G-GEAR
GA7J-C91/T


CWT製 GPK500S
Bronze電源
ASUS PRIME H270-PLUS 12.7万円
パソコン工房

(メモリが8GB)
LEVEL-R027-i5-RN
fa0666b2
500W、Silver電源 Z270(型番不明) 12.7万円
サイコム G-Master Mace H270


OWLTECH
RAIDER RA-650S
Silver電源
ASUS PRIME H270-PLUS 15.2万円
ドスパラ
GALLERIA DT

DELTA 500W
Bronze電源
B250、Micro-ATX
(型番不明)
14.2万円
マウス
コンピューター
GTX 1060 3GB版
NEXTGEAR-MICRO
im570SA10

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 500W
Silver電源
H110、Micro-ATX
(型番不明)
13.1万円




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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)



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