AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS


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PlayStation 4 ProやXbox One Xなどコンシューマーゲーム機でも対応ソフトが増え始めている4K解像度/60FPSの超高解像度ビデオ出力をパススルーによって遅延なく表示しながら、フルHD/60FPSで録画が可能なUSB外付け機器型ビデオキャプチャ「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS(型番:GC550 PLUS)」のサンプル機をメーカーよりお借りできたのでレビューしていきます。4K/60FPSのパススルー表示対応、USB Type-C端子によるUSB3.0 Gen1接続など無印版からPLUSへと順当にアップグレードされた18年最新ビデオキャプチャのスタンダードモデルです。
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製品公式ページ:https://www.avermedia.co.jp/product_swap/gc550plus.html
マニュアル:https://storage.avermedia.com/web_release_jp/GC550PLUS_QG.pdf
ドライバ:https://www.avermedia.co.jp/product_swap/gc550plus_download.html
FAQ:https://www.avermedia.co.jp/product_swap/gc550plus_qa.html
RECentral4マニュアル:https://storage.avermedia.com/web_release_jp/RECentral4_UM.pdf

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AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS レビュー目次


1.AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUSの概要
2.AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUSの外観・付属品
3.
AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUSの検証機材
4.AVerMedia RECentral 4の基本操作・設定について
5.AVerMedia RECentral 4の録画・配信について
6.AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUSで4K/60FPSをフルHD/60FPSで録画してみる
7.AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUSとサードパーティ製ソフトとの互換性について
8.AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUSの表示遅延について
AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUSのレビューまとめ




AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUSの概要

「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」はUSB3.1 Gen1(USB3.0)接続のUSB外付け機器型ビデオキャプチャです。同社のUSB接続ビデオキャプチャにはUSB規格「USB Video Class」に対応していてドライバ不要なプラグアンドプレイで使用できるものもありますが、「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」はUSB Video Classには非対応で、別途ドライバのインストールが必要となっています。ビデオキャプチャ側USB端子はType-Cですが、Type-C to Type-Aケーブルが付属するのでPC型はUSB3.1 Gen1(USB3.0)以上のType-A端子があれば大丈夫です。USB2.0では正常に動作しないので注意してください。
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「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」は4K/60FPSのビデオ入力にも対応していますが、USB3.1 Gen1接続なので、HDMI2.0の帯域が18Gbpsに対して(4K/60FPSは単純計算で12Gbpsが必要)、PCへ取り込む際の帯域は5Gbpsに制限されるためプレビュー表示と録画の解像度はフルHD/60FPSが上限となります。
映像ソースをほぼ無遅延でモニタに表示可能なHDMIパススルー端子を搭載しており、4K/60FPSをパススルーで表示しながら、PCでフルHD/60FPSで録画を行うといった使い方が可能です。
なお「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」のパススルー表示と入力映像はHDRには非対応です。HDR映像ソースをパススルーで表示しながらフルHDで録画したい場合は、上位モデルの「AVerMedia Live Gamer Ultra」が必要になります。

「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」はハードウェアエンコーダを搭載していないので、キャプチャにはCPUもしくはGPUのパワーが必要になります。フルHD/60FPSのビデオキャプチャを行う場合はCPUエンコードを行うなら4コア以上のIntel Core i7やAMD Ryzen 7、GPUエンコードを行うならGTX 1060やRX 580などを搭載した相応に高性能なPCが必要になります。



AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUSの外観・付属品

早速、「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」を開封していきます。
AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUSは下のような感じで収められていました。
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AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS本体以外に、パススルー表示用のHDMIケーブルとクイックリファレンスや保証シートなどが付属します。
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HDMIケーブルを個別に購入するのであれば、「エレコム Premium HDMIケーブル スリムタイプ」がおすすめです。このHDMIケーブルは18Gbpsの高速伝送による4K/60FPS/HDR表示対応のPremium HDMI cable規格認証を取得しており、ケーブル径4.5mmのスリムケーブルで取り回しにも優れています。
AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS review_03195AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS review_03196

エレコム PREMIUM HDMIケーブル スリムタイプ 1.0m
エレコム PREMIUM HDMIケーブル スリムタイプ 1.5m
エレコム PREMIUM HDMIケーブル スリムタイプ 2.0m
エレコム
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AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS本体をチェックしていきます。
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AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUSの外装はプラスチック製で安っぽさはありませんが高級感もないといった具合です。天面のアクリルウィンドウからは炎を背景に「Live Gamer EXTREME 2」製品ロゴが描かれたイラストがディスプレイされており、如何にもゲーマー向け製品といったデザインです。
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本体底面の四隅には滑り止めの円形ゴム足が付いています。
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本体背面にはHDMI IN/OUT端子およびUSB3.1 Gen1 Type-C端子が配置されています。OUTと表記のあるHDMI端子はパススルー機能に対応しており、液晶モニターに接続することによってキャプチャーボードへの入力機器(ゲーム機等)の映像を遅延なくモニターに表示することができます。USB Type-C端子に付属のUSB Type-C to Type-Aケーブルを繋いでPCと接続します。USB接続規格はUSB3.1 Gen1(USB3.0)となっておりUSB2.0端子に接続しても正常に動作しないので注意して下さい。
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AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUSのパススルーについてはHDCPに対応しており、プレビューや録画は行えませんが、著作権保護されたコンテンツでもパススルー経由でモニタへ表示が可能です。
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「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」の天面に装着されている赤フレームのアクリル窓は背面のハンドスクリューを外すと開くことができます。ちなみにハンドスクリューで背面に出っ張りができるのが嫌なユーザーのためにネジ頭の小さいプラスネジも付属しています。
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アクリル窓を開くとその下にあるカバーシートも取り外すことができ、ユーザーが各自で作成したオリジナルのカバーシートに交換できます。
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「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」で使用可能な純正ビデオキャプチャソフト「RECentral」に収録されているCover Creatorという機能を使うことによってオリジナルのカバーシートが作成できます。細かいところですが赤色フレームを被せる構造上、カバーシートの形状は単純な長方形にしたほうがカットしやすくて便利だった気がします。
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画像ファイルを選んで、拡大・縮小、回転などで適当な位置に合わせてPC用プリンターでプリントするだけなので簡単にカバーシートが作成できます。
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AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUSの検証機材

AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUSの各種検証を行う環境としては、Intel Core i7 7700KやASRock Z270 SuperCarrierなどで構成されているベンチ機を使用しました。構成の詳細は下記テーブルの通りです。
テストベンチ機の構成
CPU Intel Core i7 7700K
Core/Cache:5.0/4.8GHz, 1.300V
殻割り&クマメタル化(レビュー
CPUクーラー Fractal Design Celsius S36
レビュー
メインメモリ Corsair Dominator Platinum
Special Edition
DDR4 8GB*4=32GB (レビュー
3200MHz, 14-16-16-36-CR2
マザーボード
ASRock Z270 SuperCarrier
レビュー
ビデオカード Zotac GTX 1050 Ti OC (レビュー
EVGA GTX 1080 Ti SC2 iCX (レビュー
システムストレージ
Samsung SSD 860 EVO M.2 1TB
MZ-N6E1T0B/IT (レビュー
データストレージ
SanDisk SSD Ultra 3D SATA SSD
SDSSDH3-2T00-J25 (レビュー
OS Windows10 Home 64bit
電源ユニット Corsair HX1200i (レビュー
ベンチ板 STREACOM BC1 (レビュー

ベンチ機のシステムストレージにはSamsung製3bit-MLC型64層V-NANDのメモリチップを採用するメインストリーム向け最新SATA接続M.2 SSD「Samsung SSD 860 EVO M.2 1TB」を使用しています。「Samsung SSD 860 EVO M.2」は2.5インチSATA SSDと同等のパフォーマンスをケーブルレスで発揮できる手軽さが魅力です。Samsung SSD 860 EVOシリーズの容量1TB以上のモデルは大容量データの連続書き込みにおける書き込み速度の低下というTLC型SSDの欠点も解消されているので、大容量ファイルをまとめて入れても余裕のあるメインストレージとしてお勧めのSSDです。
「Samsung SSD 860 EVO M.2 1TB」をレビュー
Samsung 860 EVO M.2 1TB


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「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」の背面にあるUSB Type-C端子に付属のUSB Type-C to Type-Aケーブルを繋いでPCと接続します。「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」のUSB接続規格はUSB3.1 Gen1(USB3.0)となっており、USB2.0端子に接続しても正常に動作しないので注意して下さい。安定したプレビュー&録画のため、Intelチップセット(もしくはAMDチップセット)のUSB3.0コントローラーに繋がったUSB3.0端子への接続が推奨されています。
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コンソールゲーム機やゲーミングPCなど録画映像ソースとなるHDMIビデオ出力を「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」の背面に配置されたHDMI IN端子に接続します。「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」にはパススルー端子(HDMI OUT端子)も実装されており、モニタ/TVに接続することで遅延フリーでゲーム画面を表示しながら、プレイ動画の録画・配信を行うことができます。
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AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUSのパススルーについてはHDCPに対応しており、プレビューや録画は行えませんが、著作権保護されたコンテンツでもパススルー経由でモニタへ表示が可能です。
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「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」の天面手前にはステータスLEDがあり、ドライバ準備完了や録画中などの動作状態が発光カラーや点滅などから確認できます。
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AVerMedia RECentral 4の基本操作・設定について

AVerMediaからは純正のビデオキャプチャソフトとして「RECentral 4」というソフトウェアが配布されているので、「RECentral 4」について簡単に紹介しておきます。

AVerMediaの純正ビデオキャプチャソフト「RECentral 4」についてはかなり詳細な日本語マニュアルが公開されています。「RECentral 4」の諸機能について記事中でも簡単に触れますが、録画・配信の詳しい内容についてはこのマニュアルを参照するのがおすすめです。
マニュアル:https://storage.avermedia.com/web_release_jp/RECentral4_UM.pdf

「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」のドライバと純正ビデオキャプチャソフト「RECentral 4」はAVerMediaの製品公式ページからダウンロードできます。
ドライバ:https://www.avermedia.co.jp/product_swap/gc550plus_download.html


上の公式ダウンロードリンクからインストーラーをダウンロードしたらインストーラーを起動します。「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」用ドライバ&ソフトウェアインストーラーは日本語にも対応していました。ポチポチとクリックしていくだけなのでソフトウェアの導入は簡単です。
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「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」のドライバは「RECentral 4」とワンパッケージで配布されていますが、アマレコやOBSなどサードパーティ製ビデオキャプチャソフトを使用する場合は、インストールオプションでカスタムを選択すると、ドライバのみのインストールも可能です。
AVerMedia RECentral_2aAVerMedia RECentral_2b

インストールが完了したらデスクトップに作成されるショートカットアイコンから「RECentral 4」を起動します。
「RECentral 4」のUIは画面左上に録画/ライブラリ/設定の基本タブ、その下にキャプチャモードとキャプチャデバイスの設定、画面中央から右にかけて上側にはプレビュー画面、その下に録画・配信の設定が配置されています。
AVerMedia RECentral

「RECentral 4」のウィンドウ左上にある3分割された円形タブの歯車マークを選択すると、「RECentral 4」に関する基本的な設定ページが表示されます。設定ページでは言語設定、録画ファイルの保存先、ショートカットキー、TwitterやYoutubeなどSNSアカウント登録など基本的な各種設定が行えます。
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AVerMedia RECentral_setting_2AVerMedia RECentral_setting_3AVerMedia RECentral_setting_4

「RECentral 4」の一般設定には映像の滑らかさや安定性を向上させる機能として「V-SYNC(垂直同期)」が用意されています。試してみたところ注意事項のように実際に遅延が増えたので、基本的にはOFFにしておいて、問題があれば試してみるというスタンスでいいと思います。
AVerMedia RECentral_V-Sync
「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」の公式ページのFAQでは次のように記載されており、垂直同期は遅延が30msから70ms程度増える代わりに、テアリングを抑制することができるようです。
Q: The video shown in RECentral 4 preview window will have drop frame with screen tearing, how to fix this situation?

A: On some platforms the video preview might not be so smooth. In order to improve on video preview experience please enter RECentral 4/Settings/General and under Display Performance enable VSync. Note however that with this setting activated the latency will increase slightly (about 30 to 70 ms).

キャプチャデバイスから「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」を選択すると、HDCPなどハードウェア設定、オリジナルカバーシートの作成、ファームウェアアップデートが行えます。
AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS_Setting_1
「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」はHDCP検出機能の設定が可能になっており、ONではパススルーでHDCPによって保護されたコンテンツを再生可能になり。OFFではiOSデバイスのアプリでコンテンツ保護されていない映像のキャプチャが可能になります。
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「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」のドライバとファームウェアについては18年8月現在、ドライバがver3.0.64.112、ファームウェアはver64が最新で入手時のまま更新はありませんでした
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「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」の設定ページにはCover Creatorという機能も用意されており、天面のアクリル窓下にディスプレイするオリジナルのカバーシートが作成できます。
AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS_Cover Creater_1



AVerMedia RECentral 4の録画・配信について

「RECentral 4」を使用したプレイ動画の録画と配信について簡単に紹介します。
前章でも書いたように「RECentral 4」を使用したプレイ動画の録画・配信の詳しい内容については、詳細な日本語マニュアルがAVerMedia Japanから公開されているので、わからないことがあればこちらを参照するのがおすすめです。
マニュアル:https://storage.avermedia.com/web_release_jp/RECentral4_UM.pdf

「RECentral 4」は純正ソフトウェアだけあって、細かい設定は不要で「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」に接続したXbox One Xのホーム画面やゲーム画面が簡単に表示できました。
AVerMedia RECentral_Rec_1a
「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」はHDCPで保護されたコンテンツのプレビューおよび録画は非対応ですが、Xbox One Xではホーム画面とゲームについてはHDCP等の設定も特に必要ありませんでした。ただしPS4 Proの場合はホーム画面の表示にもHDCPによるコンテンツ保護が働くので、プレビュー画面を表示する場合は予めHDCPオフの設定をしておくか、パススルー表示経由で設定を変更する必要がありました。
PS4_HDCP_Setting
「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」は4K/60FPSのビデオ入力に対応しており、最大でフルHD/60FPS映像としてプレビュー表示と録画が可能です。PS4 ProやXbox One Xなど4Kビデオ出力に対応するコンソールゲーム機で問題なく表示が可能でした。
AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS_PS4 ProAVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS_Xbox One X
ただし「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」は、同社製USB接続機器型ビデオキャプチャの上位モデル「AVerMedia Live Gamer Ultra」と違ってパススルー先にHDR対応機器が接続されていてもビデオ出力機器からはHDR非対応機器と認識されるため、HDR映像ソースについてはプレビュー表示と録画だけでなく、パススルーによる表示も不可能なので、HDR対応のPCモニタやTVで使用する場合は注意が必要です。
AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS_HDR disable

なお「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」へゲーミングPCから出力を行う場合、PC側ビデオ出力の規定のカラー設定で、出力カラーフォーマットがRGBではなくYCrCb、また出力ダイナミックレンジがフルではなく限定になっているかもしれません。そのままゲームを起動するとゲームによっては不具合が発生する可能性があるので、「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」にPCを接続する場合は、「カラーフォーマット:RGB」と「ダイナミックレンジ:フル」になっていることを確認してください。NVIDIA製GPUの場合はNVコンパネから下のように設定できます。
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「RECentral 4」のキャプチャモードは、上のように単純に接続されているビデオキャプチャへのビデオ入力のみを表示する「シングルモード」と、解像度で指定されるキャンパス上にビデオキャプチャの映像やWebカメラの映像やロゴ画像など各種ソースを自由に配置できる「マルチモード」の2種類が用意されています。
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マルチモードではビデオキャプチャへのビデオ入力を全体に大きく表示しながら、その上に任意のサイズおよび任意の位置で、Webカメラの映像やロゴ画像などをオーバーレイ表示することができます。ビデオキャプチャへのビデオ入力のサイズや位置も自由に設定できます。
マルチモードを選択すると「シーン」と「ソース」の2つの設定項目が表示されます。シーンとは『複数ソースのレイアウト』のことで、シーン1は映像だけ、シーン2には映像とウェブカメラのように設定しておくと、録画・配信中にシーンをリアルタイムで切り替えたりできます。
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ソースの+アイコンを選択すると、選択中のシーンにキャプチャやウェブカメラの映像、画像、テキスト等を追加することができます。またソースに一覧表示される中から1つを選んだ状態で、ペンの絵柄のアイコンを選択するとそのソースに関する詳細設定ウィンドウが表示されます。
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下は「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」の映像ソースに関する設定項目です。サイズ、位置、角度、透明度、スムージングやホワイトニングのフィルター等、設定可能な内容は非常に豊富です。
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「RECentral 4」の録画や配信に関する設定はプレビュー画面の下側に配置され、左端上部のタブを切り替えることで「録画モード」、「ストリーミングモード」、そして複数サイトへの同時ライブ配信が可能な「マルチストリーミングモード」の3つのモードを切り替えることができます。右下の録画・配信ボタンの下にあるカメラボタンを押すとスクリーンショットが撮影できます。スクリーンショットのフォーマットはPNGでした。
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録画・配信設定で赤丸アイコンのタブを選択すると録画モードになります。録画品質のプルダウンメニューからはプリセットやカスタム設定が選択できます。「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」では「標準」、「良い」、「最高」の3つのプリセット(内容は入力の解像度で変化する)があり、4K解像度/60FPS(59.94FPS)のビデオ入力時に各プリセットの設定は次のようになっていました。
  • 最高:1920x1080、59.94FPS、映像ビットレート60Mbps,H.264設定 High、音声ビットレート256kbps
  • 良い:1360x768、59.94FPS、映像ビットレート40Mbps,H.264設定 High、音声ビットレート192kbps
  • 標準:1280x720、59.94FPS、映像ビットレート30Mbps、H.264設定 High、音声ビットレート128kbps
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録画品質プルダウンメニューの右隣の+ボタンを選択すると録画品質のカスタム設定が行えます。
コーデック(エンコーダ)からはNVIDIAやAMDのGPUハードウェアエンコーダを使用する「NVIDIA/AMD」と、CPUを使用するソフトウェアエンコーダの「H.264」が選択できます。「H.264」はCPU負荷が非常に重いですが、GPUエンコードよりも画質が上がります。
映像ビットレートはMbps単位で自由に指定することができます。大きいほど画質が上がりますが、録画時間当たりの動画ファイルの容量も大きくなります。
録画フォーマットはH.264のみが選択可能です。
H.264設定では録画フォーマットの品質が設定でき、H.264では高画質な順にHIGH、MAIN、BASELINEの3種類が選択できます。
解像度はプルダウンメニューから選択する形式になっており、フルHD(1920x1080)やHD(1280x720)など主要なものはそろっています。マルチモードではこの解像度がキャンパスサイズおよびアスペクト比になり、その上に映像や画像を自由に配置できます。
フレームレートは60FPS、59.94FPS、30FPSなどが選択できます。
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録画・配信設定で左右に電波マークのある青丸アイコンのタブを選択すると配信(ストリーミング)モードになります。ライブ配信プラットフォームの右の+ボタンを選択するとYoutubeやTwitchなど主要なライブ配信サイトを登録でき、1度登録するとプルダウンメニューから選択できるようになります。「RECentral 4」ではライブ配信プラットフォームとして、「Twitch」「USTREAM」「YouTube」「ニコニコ動画」「Smashcast」「Facebook」「mixer」「DOUYU.COM」など大手のライブ配信サイトに加えて、独自サーバーを使用する「RTMP」が使用できます。
品質からは録画同様に配信品質が設定できます。またリアルタイム配信を行いながら録画も同時に行う自動録画機能もあり、HD解像度で配信しながらフルHDで録画するといった異なる解像度での録画も可能です。
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「RECentral 4」のリリース当初はライブ配信可能なサービスは1つだけでしたが、18年7月以降の「RECentral 4」最新バージョンではマルチ配信モードも実装され、YoutubeとTwitchとニコニコ動画など複数のライブ配信サービスに同時で配信が可能になっています。
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AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUSで4K/60FPSのゲームをフルHD/60FPSで録画してみる

「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」を使用して4K/60FPSの映像ソースの録画を試してみます。
なお「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」は4K/60FPSの映像ソースには対応していますが、録画可能な解像度は最大でフルHD/60FPSまでなので、今回は『4K/60FPSの映像ソースをパススルーによって遅延なく表示しながら、フルHD/60FPS動画として録画する』という、「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」の導入を検討しているユーザーにとっておそらく最も需要が高いであろうケースについて検証します。
動作検証の主な映像ソースにはコンシューマーゲーム機「Xbox One X」でネイティブ4Kかつ60FPS(加えてHDRにも対応)が売りになっている超高画質レーシングゲーム「Forza Motorsport 7」を使用します。

まずは上で紹介した「エレコム PREMIUM HDMIケーブル スリムタイプ 2.0m DH-HDP14ES20BK」を2本使用して、「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」のパススルー経由でモニタへ4K/60FPSの表示を行いました。Xbox One Xからモニタまでケーブル長は計4.0mですが4K/60FPSで問題なく表示ができました。
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あと「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」ではキャプチャデバイスの設定から明るさやコントラストなどのカラー設定が可能です。標準設定で違和感を感じたり、暗すぎたり明るすぎたりして見づらい場合は明るさや色味を各自で調整できます。
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前置きが長くなりましたが、上で紹介した検証機材を録画マシンとして、「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」のパススルーとプレビューをマルチモニタで同時に表示しながら録画してみました。
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表示遅延については後ほど検証結果を詳しく紹介しますが、「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」で「RECentral 4」を使用した場合、4K/60FPS映像ソースをフルHD/60FPSにダウンスケールしてプレビュー表示しても遅延は小さいので、Forza Motorsport 7についてはプレビュー表示でも違和感なくプレイできました。
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今回は4K/60FPSの映像ソースからフルHD/60FPSのSDR動画を録画するので、録画品質には最高プリセット(1920x1080、59.94FPS、映像ビットレート60Mbps、H.264設定 High)を使用して録画してみました。エンコーダには2万円以下で購入可能なエントリー向けGPUのNVIDIA GeForce GTX 1050 Tiを使用していますが、フルHD/60FPS程度であれば安定して録画できています。ただし録画中の操作の軽さやプレビュー表示のスムーズさはGPU性能に依存するようなのでGTX 1060以上のグラフィックボードがおすすめです。



なおコーデック(エンコーダ)以外の設定を揃えてGPUエンコーダとCPUエンコーダで録画してみたところ、ビットレートを60Mbpsに設定していても、GPUエンコードで録画した動画のビットレートがほぼ60Mbpsであるのに対して、CPUエンコードで録画した動画は50Mbps程度となりました。ビットレートを73Mbpsに設定するとCPUエンコードでも動画のビットレートは60Mbps程度になりました。
Rec_bitrate
上で示したエンコーダによるビットレートの違いを踏まえて、エンコーダにGTX 1050 Ti、Core i7 7700T(4コア8スレッド、全コア3.7GHz)、Core i7 8086K(6コア12スレッド、全コア4.3GHz)、Ryzen 7 2700X(8コア16スレッド、全コア3.7~4.0GHz)を使用して、録画される動画のビットレートが60Mbps程度になるよう設定して、Project Cars2のリプレイを使用して同一シーンの録画を行ってみました。
GPUであれば2万円以下のエントリー向けGPUであるGTX 1050 Tiなど、CPUであれば4コア8スレッドのCore i7 7700Tくらいのエンコード性能があれば、「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」を使用して4K/60FPSの映像ソースからフルHD/60FPSにダウンスケールして滑らかなプレイ動画を録画できそうです。


またCPUエンコード中のCPU使用率を確認してみたところ、「RECentral 4」において4K/60FPS映像ソースに対して『1920x1080、59.94FPS、映像ビットレート60Mbps,H.264設定 High』の設定でCore i7 7700K、Core i7 8086K、Ryzen 7 2700Xによるソフトウェアエンコードを行っても、CPU使用率は20~40%程度までしか上がりませんでした。CPU使用率が上がり過ぎないようにRECentral 4では制御されているようなので、ウェブカメラなど映像ソースが増えても余裕で対応できそうです。OBSでエンコーダにx264を使用した時のCPU使用プリセットでいうところのSuperFastかUltraFastくらいの設定が「RECentral 4」では使用されているようです。
ただしCPU使用率的には4コア8スレッドのCore i7 7700K/7700Tでも余裕があるのですが、実際に録画を行ってみると、コアスレッド数/動作クロックが小さくなるにつれて、プレビュー画面でフレーム飛びが発生したり(録画ファイルは正常ですが)、RECentralの操作レスポンスが悪くなったりしたので、フルHD/60FPSのプレイ動画を快適に録画・配信することを目指すのであれば6コア12スレッドのCore i7 8700や8コア16スレッドのRyzen 7 2700がおすすめだと思います。
AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS_Core i7 7700K
AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS_Core i7 8086KAVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS_Ryzen 7 2700X


以下、「AVerMedia Live Gamer 4K」による検証結果を転用しますが、エンコーダにNVIDIA GeForce GTX 1080 Tiを使用したGPUエンコードとIntel Core i9 7980XE(全コア4.4GHz)を使用したCPUソフトウェアエンコードについて、いくつか比較してみたのでその結果を紹介します。
録画してできた動画のビットレートが150Mbps程度で揃うように設定して、GPUエンコードとCPUエンコードで動画を作成してみました。一般にはGPUハードウェアエンコードよりもCPUソフトウェアエンコードのほうが高画質と言われますが、動画のビットレートを揃えて比較してみた限りにおいては両者の間に大きな差は感じられませんでした。GTX 1060でも4K/60FPSの録画には対応できるようなので、GPUエンコードのほうがコスパは高そうです。
Rec_comp1_CPU_185MbpsRec_comp1_GPU_150Mbps
Rec_comp2_CPU_185MbpsRec_comp2_GPU_150Mbps
上のようにGPUハードウェアエンコードとCPUによるソフトウェアエンコードの間に基本的には大きな差はありませんが、NVENCについては特定の条件下でノイズが発生する可能性があるようです。CPUパワーがかなり要求されるので4K/60FPSに対応しようと思うと10コア以上のCPUが要求されるためコストパフォーマンスではGPUエンコードに劣りますが、画質の面で万全を期すのであればCPUによるソフトウェアエンコードのほうがいいかもしれません。
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AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUSとサードパーティ製キャプチャソフトとの互換性について

「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」用には純正ソフトウェア「RECentral 4」が用意されていますが、「アマレコTV4 Live」と「OBS Studio」など特定の使い慣れたソフトがあるユーザーも多いと思うので、サードパーティ製キャプチャソフト互換について簡単に確認しておきます。
「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」はドライバのインストールは必要になりますが、他のビデオキャプチャでアマレコやOBSなどのビデオキャプチャソフトを既に使用している場合、映像ソースに関する簡単な初期設定のみで簡単に環境の再構築が可能です。

「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」のサードパーティー製のビデオキャプチャソフトとの互換性についてですが、国内でユーザー数が比較的多い「アマレコTV4 Live」と「OBS Studio」において、4K/60FPSを試してみたところ、この2つのソフトでは正常にプレビューと録画が可能でした。
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AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS_OBS
「アマレコTV4 Live」はビデオレンダラーの設定を自動のままにしておくとプレビューが暗転して正常に表示されない場合があるので、その時は「EVR」に固定してください。
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AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUSの表示遅延について

最後に「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」を使用する上で気になっているユーザーも多いであろう、パススルーやプレビューの表示遅延について検証してみました。

ビデオキャプチャの表示遅延を測定する具体的な方法としては、キー押下時にそのキーのLEDが点灯するキーボードを使用して、LEDの点灯から画面表示への反映までの間隔を遅延時間として測定します。画面表示の確認については簡単に検索テキストボックスを使用しています。この様子を「SONY DSC-RX100M5」の16倍速(960FPS)スーパースローモーションムービーで撮影し、遅延フレーム数を数えて遅延時間を算出します。

なおキー入力でテキストボックスの変化を確認する方法は画面変化が小さいですが、実際のゲーム中など画面変化が大きい場合の表示遅延と比較しても遅延時間には基本的に大差がないようなので、簡単のため上の手順を採用しています

「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」の比較対象として、4K/60FPS/HDRのネイティブ録画にも対応するPCIE拡張ボード型ビデオキャプチャ「AVerMedia Live Gamer 4K」、4K/60FPS/HDRパススルーに対応したUSB3.0接続外付け機器型ビデオキャプチャ「AVerMedia Live Gamer Ultra」、フルHD/60FPS対応製品としては長らく定番となっているUSB3.0接続外付け機器型ビデオキャプチャ「MonsterX U3.0R」等でも同様に測定を行いました。
DSC07471DSC00904
AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS review_07472AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS review_07474

上の手順で測定した非常遅延の生のデータを比較すると次のようになっています。なお「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」(グラフ中では「Live Gamer E2Pと表記)については4K/60FPSからフルHD/60FPSにダウンスケールしてプレビュー表示した場合の遅延について測定を行っています。

Xbox One Xから直接HDMIケーブルでモニタに接続した場合の表示遅延が66msに対して、「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」のパススルー経由の表示は69ms程度、4K/60FPS映像ソースをフルHD/60FPSにダウンスケールした場合のプレビュー表示については概ね118ms前後でした。フルHDをネイティブにプレビュー&録画する「MonsterX U3.0R」とほぼ同等の遅延で、「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」は4K/60FPS映像ソースからフルHD/60FPSのプレビュー表示が可能になっています。
AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS_latency_1

ネイティブからの差分で各表示遅延を比較すると次のようになります。
「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」のパススルー表示は2ms程度なのでネイティブ接続に比べて遅延はほぼ存在しません。測定誤差を考えてもせいぜい60FPSベースで0.5フレーム程度だと思います。
フルHD/60FPSのプレビュー表示では純正ソフトのRECentralをはじめとして国内でもユーザーの多いOBSやアマレコでも、遅延時間が50msなので3,4フレーム程度の遅延が発生します。モニタの表示遅延が加わっても100ms程度のプレビュー表示遅延なので、プレビュー表示のままでもそこそこプレイできそうです。
AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS_latency_2



AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS レビューまとめ

最後に4K/60FPSのパススルー表示に対応したUSB外付け機器型ビデオキャプチャ「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS(型番:GC550 PLUS)」を検証してみた結果のまとめを行います。簡単に箇条書きで以下、管理人のレビュー後の所感となります。

良いところ
  • ほぼ無遅延なパススルーで4K/60FPSの表示が可能
  • 純正ソフト「RECentral 4」は導入から録画までが簡単で多機能、公式マニュアルも充実
  • サード製ソフトの「アマレコTV4 Live」と「OBS Studio」でも録画が可能
  • 4K映像ソースのフルHDダウンスケールでプレビュー表示遅延はフルHDキャプチャと同等
  • 天面のイラストシートはオリジナルカバーシートに交換可能
悪いところor注意点
  • HDRビデオ入力にはパススルー表示も含めて非対応
  • USB Video Class非対応なのでドライバインストールが必要

「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」はスペックや機能的にPortable 2 PLUS、Ultra、4KなどAVerMedia製の最新ビデオキャプチャ4機種の中で最もスタンダードな製品です。PS4やXbox OneやNintendo SwitchなどHDMIビデオ出力のゲーム機の映像をキャプチャしてフルHD/60FPSで録画・配信したいということであれば、純正ソフトRECentralでWebカメラのオーバーレイから主要サイトへのリアルタイム配信まで一通りのことがこなせるので、PC用ビデオキャプチャを使った録画・配信の入門機として最適な1台だと思います。

「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」を購入するユーザーの多くが使用するであろう4K/60FPSもしくはフルHD/60FPS映像ソースをフルHD・60FPSへダウンスケールした時のプレビュー表示の表示遅延については、現在主流なフルHD/60FPSパススルー&録画対応製品と同等となる50ms程度(60FPSベースで3,4フレーム程度)なので、レーシングゲームやRPGなどは違和感なくプレイできると思います。

ネイティブ接続に対して数msしか表示遅延の発生しないパススルー表示(4K/60FPS/HDCP2.2対応、HDR非対応)も可能なので、FPSや格闘ゲームなど表示遅延にシビアなゲームにも対応できます。なおパススルー含めてHDR映像ソースには対応していないのでHDRに対応したTVやPCモニタを使用している場合はUSB外付け機器型ビデオキャプチャとして上位機種の「AVerMedia Live Gamer Ultra」を検討してみてください。

AVerMediaの純正ソフトウェア「RECentral」については過去に聞いた前情報(今現在検索でヒットするものも多い)ではあまり良い話を聞かなかったのですが、2017年後半にバージョン4の「RECentral 4」にアップデートされたからか、「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」を含め、つい最近行った各種検証で実際に触ってみて非常に好感触でした。UIはシンプルでわかりやすく、デバイスや録画など詳細な設定も可能なので、キャプチャソフトに何を使えばいいかわからないところから始めて、かなり凝ったプレイ動画を作成するところまでたどり着いても十分通用するソフトウェアだと思います。特に公式マニュアルが非常に詳しいところが好印象です。

「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」は純正アプリRECentral 4との組み合わせで、HDMIビデオ出力のゲーム機の映像をキャプチャしてフルHD/60FPSで録画・配信が簡単かつ必要十分に完結できる機能的に最もスタンダードなビデオキャプチャなので、PC用ビデオキャプチャを使った録画・配信の入門におすすめな1台です。

以上、「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS」のレビューでした。
AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 PLUS




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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)



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