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SAPPHIREからリリースされたRadeon RX 5600 XTグラフィックボード「SAPPHIRE PULSE RX 5600 XT 6G GDDR6 (型番:11296-01-20G)」をレビューしていきます。AMD次世代ミドルクラスGPUのRadeon RX 5600 XTが、競合NVIDIAのミドルクラスGeForce GTX 1660 TiやGeForce GTX 1660 SUPERをどれくらい上回るのか、またメモリ14GbpsへファクトリーOCが強化される最新BIOSによって、サイレント値下げで価格競合したGeForce RTX 2060を上回ることができるのか、実ゲームベンチマークでグラフィック性能を徹底検証します。
代理店公式ページ:https://www.ask-corp.jp/products/sapphire/graphicsboard/radeon-rx-5600-xt/sapphire-pulse-radeon-rx-5600-xt-6g-gddr6.html
製品公式ページ:https://www.sapphiretech.com/ja-jp/consumer/pulse-radeon-rx-5600-xt-6g-gddr6
SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT レビュー目次
1.SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XTの外観
2.SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XTの分解
3.SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XTの検証機材
4.SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XTのゲーム性能
5.SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XTの温度・消費電力・ファンノイズ
6.SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XTのレビューまとめ
SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XTの外観
早速、「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」を開封していきます。「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」はカラープリントの外装の中に茶色段ボールが入っていて、その中に静電防止エアクッション袋に保護されたグラフィックボード本体が収められていました。
「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」のグラフィックボード本体を見ていきます。
「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」のGPUクーラーの外装は黒色プラスチック製です。製品シリーズ名のPULSEにちなみ、アクセントカラーとして赤色でパルスラインが描かれています。
グラフィックボード側面にはSAPPHIREのメーカーロゴがあり、LEDイルミネーションが内蔵されています。
「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」は全長254mmと、RX 5600 XT搭載グラフィックボードとしては標準的なボード長です。
「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」の基板自体はほぼPCIEブラケットと同じ背の高さですが、GPUクーラーとバックプレートがPCIEブラケットから28mm程度はみ出しています。
「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」のGPUクーラーには2基の100mm径の冷却ファンが搭載されています。
「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」は一見して2スロット占有に思えますが、5mm程度オーバーして3スロット占有のグラフィックボードなので注意が必要です。
「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」の補助電源数はPCIE 8PIN×1です。GPUクーラーはPCIEブラケットより25mm程背が高いですが、補助電源端子のある基板自体はPCIEブラケットとほぼ同じ高さなので、PCIE補助電源とPCケースサイドパネルが干渉する心配はないと思います。
「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」の各種ビデオ出力には半透明青色の保護カバーが装着されています。
「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」のビデオ出力はHDMI2.0×1、DisplayPort1.4×3の4基が実装されています。ミドルクラスGPUを搭載したグラフィックボードの中にはビデオ出力が簡素に省略されている製品も少なくありませんが、「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」は豪華な構成です。
「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」には製品名PULSEにちなんでパルス信号のイラストが描かれた金属製バックプレートが搭載されています。バックプレートは背面素子の破損や基板の反りを防止する役割に加えて、グラフィックボード基板のVRM電源裏側とサーマルパッドを介して接しているので放熱補助の役割も果たします。
「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」は複数のBIOSを搭載したデュアルBIOSに対応し、PCIブラケット付近にはBIOS切り替え用のスライドスイッチが設置されています。下写真で左側の「Performance Mode」と右側の「Silent Mode」の2つのモードを簡単に切り替えることができます。
グラフィックボードの重量はSAPPHIRE PULSE Radeon RX 5500 XTが655g、SAPPHIRE NITRO+ Radeon RX 5700 XTが1150gに対して、SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XTは910gとなっています。
SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XTの分解
「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」を分解してGPUクーラーやグラフィックボード基板についてチェックしていきます。なお今回はレビュー用サンプル提供先の協力のもと特別に許可を頂いて分解を行っております。GPUクーラーの取り外し(分解行為)はグラフィックボードの正規保証の対象外になる行為です。今回はレビューのために分解しておりますが、繰り返しますが保証対象外になるので基本的には非推奨の行為なのでご注意下さい。
SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XTのGPUクーラーは、コア周辺4か所とバックプレート上7か所、さらにバックプレートの下にある4カ所個、計15個のネジで固定されていました。
バックプレート上にある7か所のネジを外すと、冷却ファンが固定されたGPUクーラー外装とバックプレートが取り外せます。
バックプレートは金属製でサーマルパッドを介してVRM電源の背面と接しており放熱板としての役割も果たします。透明シートで絶縁保護もされています。
GPUコア周辺4カ所のネジを外すとGPUクーラーヒートシンクが取り外せます。
「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」のVRAMとVRM電源の一部の冷却には放熱フィンアレイが搭載された専用ヒートシンクが搭載されています。
「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」にはSAPPHIREが独自に設計したオリジナル基板が採用されています。
Radeon RX 5600 XTのGPUコアのサイズは251mm^2です。シェーダー数はほぼ同じでGPUアークテクチャが7nmプロセス採用ですが、Radeon RX 480等に使用されている前世代Polarisの232mm^2と比べるとダイサイズはほぼ同じというか、微増でした。一方で競合製品のGTX 1660 TiやGTX 1660 SUPERのダイサイズは284mm^2、RTX 2060は445mm^2なので、この差が価格に反映されることを期待したいところ。
GDDR6メモリはMicron、Samsung、SK Hynixなどがすでに量産を行っていますが、「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」にはMicron製の8GbのGDDR6メモリチップが搭載されています。
「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」のVRM電源フェーズ数は6(5+1)フェーズでした。
「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」のGPUクーラー本体をチェックすると、GPUコアと接する部分は銅製ベースプレートが採用され、ベースコアからは5本の銅製ヒートパイプが伸び、アルミニウム製放熱フィンが2スロットスペース内いっぱいに展開されています。
GPUコアと接する部分には冷却性能に定評のある銅製ベースプレートが採用されています。銅製ベースプレートからはニッケルメッキ処理の施された6mm径のヒートパイプ5本が伸びています。
2スロットを占有するGPUクーラー内いっぱいにアルミ製放熱フィンが収められています
SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XTの検証機材
外観やハードのチェックはこのあたりにして早速、「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」を検証用の機材に組み込みました。テストベンチ機の構成は次のようになっています。テストベンチ機の構成 | ||
ベンチ機1 |
ベンチ機2 |
|
OS | Windows10 Home 64bit | |
CPU |
Intel Core i9 9900K(レビュー) Core/Cache:5.1/4.7GHz, 1.300V 殻割り&クマメタル化(レビュー) |
Intel Core i7 7700K (レビュー) |
CPUクーラー |
Fractal Design Celsius S36(レビュー) Noctua NF-A12x25 PWM (レビュー) |
ASUS ROG RYUO 120 (レビュー) |
M/B | ASUS WS Z390 PRO (レビュー) |
ASUS ROG MAXIMUS IX FORMULA (レビュー) |
メインメモリ | G.Skill Trident Z Black F4-4400C19D-16GTZKK DDR4 8GB*2=16GB (レビュー) 4000MHz, CL17-17-17-37-CR2 |
G.Skill Trident Z F4-3600C15D-16GTZ DDR4 8GB*2=16B (レビュー) |
システム ストレージ |
Samsung SSD 860 EVO M.2 1TB (レビュー) |
Samsung 860 PRO 256GB (レビュー) |
データストレージ |
Samsung SSD 860 QVO 4TB (レビュー) | |
電源ユニット |
Corsair HX1200i (レビュー) Corsair RM650i |
Thermaltake Toughpower iRGB PLUS 1250W Titanium (レビュー) |
PCケース/ ベンチ板 |
STREACOM BC1 (レビュー) |
Cooler Master MASTERCASE MAKER 5t (レビュー) NZXT Aer F 140 3基(レビュー) |
ベンチ機のゲームデータストレージには、世界初のQLC NANDメモリ採用2.5インチSATA SSD「Samsung SSD 860 QVO 4TB」を使用しています。「Samsung SSD 860 QVO 4TB」は現行最新かつ主流なTLC型NAND採用のSATA3.0 SSDと同等のアクセススピードを実現しながら、同社の定番モデルである860 EVOの4TBモデルよりも大幅に安価なので、PCゲーム100GB超時代でも容量不足の心配無用なゲームデータストレージとしてオススメのSSDです。
・「Samsung SSD 860 QVO 4TB」をレビュー
「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」のGPUクーラー側面のSAPPHIREロゴにはLEDイルミネーションが内蔵されており、赤色に発光します。
「Radeon RX 5600 XT」のスペックについて簡単に確認しておきます。
「Radeon RX 5600 XT」は、シェーダー数が2304、コアクロックはPCゲーミング時の平均値とされるゲームクロックが1375MHz、VRAMには6GB容量のGDDR6(12Gbps)が採用されています。グラフィックボード全体の消費電力の指標となるTBPは150Wとなっており、補助電源はPCIE 8PIN*1からとなります。
「Radeon RX 5600 XT」には昨年発売のRadeon RX 5700シリーズと同じく、最新ゲーミングアーキテクチャRDNAが採用されており、リアルタイム配信やプレイ動画の録画で重要なハードウェアエンコーダ「Radeon Multimedia Engine」(40%のエンコード高速化、8K HEVC&VP対応、HDR対応などの改良)、DSC出力に対応した「Radeon Display Engine」等にも対応しています。
AMD Radeon RX 5600 XT スペック一覧 | ||||
RX 5600 XT |
RX 5700 |
RX 5500 XT | RX 590 |
|
GPUコア | Navi | Navi | Navi | Polaris 30 |
製造プロセス | 7nm FinFET | 7nm FinFET | 7nm FinFET | 12nm FinFET |
シェーダー数 | 2304 | 2304 | 1408 | 2304 |
ベースクロック | 1130 MHz | 1465 MHz | 1670 MHz | 1469 MHz |
ゲームクロック | 1375 MHz | 1625 MHz | 1717 MHz | 1469 MHz |
ブーストクロック | 1560 MHz |
1725 MHz | 1845 MHz |
1545 MHz |
単精度性能 | 7.19 TFLOPs | 7.95 TFLOPs | 5.2 TFLOPs | 7.1 TFLOPs |
VRAM | 6GB GDDR6 |
8GB GDDR6 | 4GB GDDR6 8GB GDDR6 |
8GB GDDR5 |
バス幅 | 192-bit | 256-bit | 128-bit | 256-bit |
メモリクロック | 12.0 GHz | 14.0 GHz | 14.0 GHz | 8.0 GHz |
メモリ帯域 | 288 GB/s | 448 GB/s | 224 GB/s | 256 GB/s |
PCIE帯域 | PCIE4.0x16 | PCIE4.0x16 | PCIE4.0x8 | PCIE3.0x16 |
TBP | 150W | 180 W | 130W | 225W |
補助電源 | 8PIN*1~ | 8PIN+6PIN~ | 8PIN*1~ | 8PIN*1~ |
発売日 | 2019年1月6日 | 2019年7月 |
2019年12月 | 2017年6月 |
希望小売価格 | 279ドル~ |
349ドル~ |
169ドル~ 199ドル~ |
279ドル~ |
「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」はPerformance Modeにおいて、コアクロックはRX 5600 XTのリファレンス仕様を大きく上回るファクトリーOCが施されており、ベース1420Hz、ゲーミング1615MHz、最大1750MHzに設定されています。またGDDR6メモリのメモリ周波数も定格の12.0GHzから14.0GHzへと引き上げられています。
Radeon RX 5600 XTなどAMD製GPUではNVIDIA製GPUと違ってGPU-Z等のソフトウェアからは電力制限値が確認できませんが、実測の消費電力から逆算してPerformance Modeでは160~180W程度が設定されているようです。
「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」は静音動作のSilent ModeにBIOSを切り替えるとコアクロック下がりますが、それでもRX 5600 XTのリファレンス仕様を上回るファクトリーOCが施されており、ベース1235Hz、ゲーミング1560MHz、最大1620MHzに設定されています。またGDDR6メモリのメモリ周波数は仕様値と同じく12.0GHzです。
Radeon RX 5600 XTなどAMD製GPUではNVIDIA製GPUと違ってGPU-Z等のソフトウェアからは電力制限値が確認できませんが、実測の消費電力から逆算してPerformance Modeでは150~160W程度が設定されているようです。
上では最新BIOSアップデートを当てた状態について紹介しましたが、「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」を含めてRadeon RX 5600 XTの多くのモデルで発売直前に各社からファクトリーOCを大幅に強化する新BIOSアップデートが配布されています。
「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」のBIOS毎のスペックを比較すると下の表のようになっています。「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」のPerformance Modeもそうですが、各社RX 5600 XTの新BIOSは、発売直前にサイレント値下げされたRTX 2060を強く意識したものになっており、コアクロックが定格と比較して20%程度、さらにグラフィックボードでは一部の超選別モデルでしか実行されないメモリOCも施され、定格12Gbpsのところが14Gbpsになっているのが特徴です。
SAPPHIRE PULSE RX 5600 XTのスペック | ||||
Performance Mode | Silent Mode | 旧BIOS | リファレンス | |
ベース | 1420MHz | 1235MHz | 1355MHz | 1130MHz |
ゲーム | 1615MHz | 1460MHz | 1560MHz | 1375MHz |
ブースト | 1750MHz | 1620MHz | 1620MHz | 1560MHz |
メモリ速度 | 14Gbps | 12Gbps | 12Gbps | 12Gbps |
公称TBP | 160W | 135W | 150W | 150W |
実測消費電力 (内部設定?) |
161W (170W) |
149W (160W) |
122W (135W) |
150W |
「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」も2020年1月25日の発売直近に購入した場合、初期のロットはまだ最新BIOSにアップデートされていない可能性があります。BIOSアップデートファイルとアップデートを行うためのソフトウェアは製品公式ページで配布されています。
新BIOSアップデートファイル:https://www.sapphiretech.com/ja-jp/consumer/pulse-radeon-rx-5600-xt-6g-gddr6#Download
「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」の公式ページからBIOSアップデートファイルをダウンロードして圧縮を解凍すると、下のようなファイルが入ったフォルダが出てきます。BIOSスライドスイッチの現在のスライド方向に合わせて「Left」と「Right」のbatファイルを実行すると、後は自動的にBIOSが更新されます。一方を更新したら、一度電源を切ってBIOSスライドスイッチを切り替え、もう一方のbatファイルを実行すればBIOSの更新は完了です。
Radeon設定の「パフォーマンス - チューニング」からはコアクロック・メモリクロックやファン制御などグラフィックボードの動作に関する設定が可能です。
今回入手した「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」(Performance Mode)のコアクロック/コア電圧カーブの最大値は1780MHz/986mVでした。個体差がある部分なので、低電圧耐性やOC耐性の参考になります。
「Radeon RX 5600 XT」に搭載されたGDDR6メモリの定格動作クロックは12.0GHzですが、手動オーバークロックでは最大15.2GHzに設定が可能です。メモリ電圧の設定項目はありません。
ファン制御カーブの手動設定も可能です。「Radeon RX 5600 XT」にはGPU温度とジャンクション温度の2種類の温度がありファン制御カーブはジャンクション温度を参照します。
「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」では標準設定のTBPを基準にしてスライダーによって-50%~+20%の範囲内で電力制限を指定できます。
SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XTのゲーム性能
「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」の性能を測るべく各種ベンチマークを実行しました。【注意事項】---------------------
「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」にはメモリ速度が14GbpsになるPerformance Modeなど最新のBIOSアップデートがリリースされているので、当レビューの検証では旧BIOSと明記しない限り、基本的に最新BIOSを適用した状態について検証しています。
-----------------------------
「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」にはPerformance ModeとSilent Modeの2種類のBIOSがあり、また新BIOSアップデート前の旧BIOSを含めた3種類の設定について同様の検証を行いました。Performance ModeはPM、Silent ModeはSM、旧BIOSはOldやOld-BIOSと省略してグラフ中で表記することがあります。
性能比較には「GeForce RTX 2060 Founders Edition」、「玄人志向 Radeon RX 5700 RD-RX5700-E8GB/DF」、「EVGA GeForce GTX 1660 Ti SC ULTRA」、「EVGA GeForce GTX 1060 6GB SC ACX2.0」を使用しています。
「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」を含めた各グラフィックボードについて、3DMarkで現在主流なDirectX11のベンチマーク「FireStrike」による比較になります。
FireStrike | Extreme | Ultra | |
RX 5600 XT SAPPHIRE (PM) |
22261 | 10883 | 5634 |
RX 5600 XT SAPPHIRE (SM) |
20920 | 10200 | 5307 |
RX 5600 XT SAPPHIRE (Old) |
20247 | 9813 | 5120 |
Radeon RX 5700 | 23998 | 11388 | 5734 |
RTX 2060 FE | 19258 | 8990 | 4181 |
GTX 1660 Ti | 16252 | 7319 | 3263 |
GTX 1060 6GB | 13056 | 6256 | 3023 |
「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」を含めた各グラフィックボードについて、3DMarkのDirectX12ベンチマーク「TimeSpy」による性能比較となります。
TimeSpy | Async Off |
Extreme | |
RX 5600 XT SAPPHIRE (PM) |
7715 | 7002 | 3349 |
RX 5600 XT SAPPHIRE (SM) |
7244 | 6642 | 3077 |
RX 5600 XT SAPPHIRE (Old) |
7018 | 6368 | 3064 |
Radeon RX 5700 |
7910 | 7219 | 3571 |
RTX 2060 FE |
7561 | 7071 | 3450 |
GTX 1660 Ti | 6400 | 5978 | 2896 |
GTX 1060 6GB | 4281 | 4124 | 1950 |
「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」を含めた各グラフィックボードについて、17年中頃から普及しつつあるHTC VIVEやOculus RiftなどVR HMDを使用したVRゲームに関する性能を測定する最新ベンチマーク「VRMark」による性能比較となります。
Orange Room |
Cyan Room |
Blue Room |
|
RX 5600 XT SAPPHIRE (PM) |
11483 | 7715 | 2110 |
RX 5600 XT SAPPHIRE (SM) |
10896 | 7390 | 1981 |
RX 5600 XT SAPPHIRE (Old) |
10443 | 7051 | 1902 |
Radeon RX 5700 | 11891 | 7975 | 2195 |
RTX 2060 FE |
11452 | 7776 | 2379 |
GTX 1660 Ti | 9328 | 6234 | 2003 |
GTX 1060 6GB | 7175 | 3901 | 1291 |
続いて2019年最新の実PCゲームを用いたベンチマークになります。同一のグラフィック設定で同一のシーンについてフルHD解像度で平均FPSを比較しました。
ベンチマーク測定を行ったゲームタイトルは、Anthem(ウルトラ設定プリセット)、Assassin's Creed Odyssey(超高設定プリセット)、Battlefield V(最高設定プリセット, DirectX12)、CONTROL(高設定プリセット, DirectX11)、Destiny 2(最高設定プリセット)、The Division 2(ウルトラ設定プリセット, DirectX11)、Far Cry 5(最高設定プリセット&TAA)、Final Fantasy XV(最高設定プリセット、NVIDIA GameWorks無効)、Gears 5(最高設定プリセット)、Ghost Recon Wildlands(非常に高い設定プリセット)、Metro Exodus(エクストリーム設定プリセット, DirectX11)、MONSTER HUNTER: WORLD(最高設定プリセット)、Shadow of the Tomb Raider(最高設定プリセット, DirectX12)、Middle-Earth: Shadow of War(とても高い設定プリセット)、The Witcher 3(個別設定を全て最高設定)以上の15タイトルです。
Anthem(ウルトラ設定プリセット)に関する「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」を含めた各グラフィックボードのベンチマーク結果です。
Assassin's Creed Odyssey(超高設定プリセット)に関する「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」を含めた各グラフィックボードのベンチマーク結果です。
Battlefield V(最高設定プリセット, DirectX12)に関する「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」を含めた各グラフィックボードのベンチマーク結果です。
CONTROL(高設定プリセット, DirectX11)に関する「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」を含めた各グラフィックボードのベンチマーク結果です。
Destiny 2(最高設定プリセット)に関する「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」を含めた各グラフィックボードのベンチマーク結果です。
The Division 2(ウルトラ設定プリセット, DirectX11)に関する「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」を含めた各グラフィックボードのベンチマーク結果です。
Far Cry 5(最高設定プリセット&TAA)に関する「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」を含めた各グラフィックボードのベンチマーク結果です。
Final Fantasy XV(最高設定プリセット、NVIDIA GameWorks無効)に関する「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」を含めた各グラフィックボードのベンチマーク結果です。
Gears 5(最高設定プリセット)に関する「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」を含めた各グラフィックボードのベンチマーク結果です。
Ghost Recon Wildlands(非常に高い設定プリセット)に関する「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」を含めた各グラフィックボードのベンチマーク結果です。
Metro Exodus(エクストリーム設定プリセット, DirectX11)に関する「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」を含めた各グラフィックボードのベンチマーク結果です。
MONSTER HUNTER: WORLD(最高設定プリセット)に関する「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」を含めた各グラフィックボードのベンチマーク結果です。
Shadow of the Tomb Raider(最高設定プリセット, DirectX12)に関する「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」を含めた各グラフィックボードのベンチマーク結果です。
Middle-Earth: Shadow of War(とても高い設定プリセット)に関する「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」を含めた各グラフィックボードのベンチマーク結果です。
The Witcher 3(個別設定を全て最高設定)に関する「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」を含めた各グラフィックボードのベンチマーク結果です。
SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XTなど5種類のGPUについて実ゲーム性能の比率の平均を出してみたところ、SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XTは、同社が競合モデルと位置付ける同価格帯製品のGeForce GTX 1660 Tiを上回る性能となりました。
SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XTにはBIOS別で複数の動作モードがありますが、最も性能の低い旧BIOSでも競合モデルのGeForce GTX 1660 Tiをしっかりと上回る性能を実現しており、GeForce RTX 2060のサイレント値下げに対応すべくリリースされたメモリ14Gbps化の最新BIOSではGeForce RTX 2060を平均性能で僅かながら上回りました。
Radeon RX 5600 XTは前世代ミドルクラスGPUとして好評を博したGeForce GTX 1060 6GBやRadeon RX 480を50%以上も上回るパフォーマンスを発揮しており、2019年下半期から2020年以降にリリースされる最新高画質PCゲームをフルHD解像度の最高画質設定でプレイするのに最適なGPUです。
SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XTの温度・消費電力・ファンノイズ
SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XTの負荷時のGPU温度やファンノイズや消費電力についてチェックしていきます。【注意事項】---------------------
「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」にはメモリ速度が14GbpsになるPerformance Modeなど最新のBIOSアップデートがリリースされているので、当レビューの検証では旧BIOSと明記しない限り、基本的に最新BIOSを適用した状態について検証しています。
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「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」のGPU温度とファンノイズの検証負荷としては20分間に渡たり連続してGPUに100%近い負荷をかける3DMark TimeSpy Stress Testを使用しています。
SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XTのテスト終盤におけるGPU温度は最大65度、ファン回転数も800RPM程度に収まっており非常に良好な結果です。
標準設定のPerformanceモード(PM)とBIOSスイッチで選択可能な静音動作設定のSilentモード(SM)については、RX 5700 XTなど同社の上位モデルでは実際の動作にかなり大きな差が出ましたが、SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XTにおいてはGPU温度やファン回転数に対してBIOSモードの差がほとんどなく、Performanceモードでも静音性は非常に高いので、あえてSilent Mode選ぶ理由はなさそうです。
GPUに搭載された複数の温度センサーのうち、最大温度を示すジャンクション温度の推移は下のようになりました。RX 5600シリーズではファン速度はジャンクション温度をソースとして制御されますが、「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」ではジャンクション温度に比例したファン速度の大きな変化は確認できません。セミファンレス機能に対応しているので、ファン始動時に一時的に1000~1200RPM程度にファン回転数が上がりますが、PerformanceモードでもSilentモードでも800RPM程度に収束して安定します。
「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」はセミファンレス機能に対応しており、ジャンクション温度60度前後が始動閾値、ジャンクション温度50度が停止閾値でヒステリシスも採用されています。閾値前後でファンの始動・停止がピタッと切り替わっており、セミファンレスの制御回りも良くできています。
「Radeon RX 5600 XT」ではGDDR6メモリやVRM電源回路の温度もモニタリングが可能ですが、「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」においてストレステスト中の推移は下のようになりました。PerformanceモードではVRAMが14GbpsにOCされるのでGPUコアよりもむしろ温度の上昇が大きいという結果です。
GPUコアクロックについては「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」のPerformanceモードではゲームクロック1615MHzとなっていましたが、負荷テスト中の実動平均は1741MHzとなりました。Silentモードではゲームクロックが1460MHzに下がるのですが、実動平均はPerformanceモードと大差ない1737MHzというのはかなり意外な結果です。
また実際のゲーム性能では10%程度の差があったRadeon RX 5700と比較すると同シェーダー数かつ、コアクロックの差もほとんどありません。Radeon RX 5700とRadeon RX 5600 XTの性能差は256bitと192bitのメモリバス幅に依るようです。
SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XTを含めていくつかのグラフィックボードについてサウンドレベルメーターを利用してゲーム負荷時のノイズレベルを測定・比較しました。ノイズレベルの測定には「サンワダイレクト 400-TST901A」を使用しています。
電源OFF時の騒音値は33~35dBです。目安として40dBを超えたあたりからファンノイズがはっきりと聞こえるようになり、45dB前後で煩く感じます。50dBを超えてくるとヘッドホンをしていても煩く感じます。同じ騒音値でも周波数(ファン回転数)が高いほど体感としては大きな音に感じやすく、また不快に感じたり感じなかったりは音の性質(細かい乱高下の有無や軸ブレ)にもよるので注意してください。
ノイズレベルの測定結果は次のようになっています。
SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XTのファンノイズは、800RPM程度という非常に低いファン回転数から想像がつきますが、ノイズレベルは35dB未満という極めて優秀な数値を示しました。このくらいのノイズレベルであれば体感的には”無音”と表現しても過言ではありません。消費電力が低く比較的に冷やしやすいミドルクラスGPUといえど、このクラスの静音性を実現しているグラフィックボード製品はなかなかお目にかかれません。
【注意】 ファンノイズの比較グラフではレビュー製品と同等のGPUを搭載したグラフィックボードと各GPUのリファレンスモデルを抜粋して掲載しています。AMDが従来通り外排気GPUクーラーであるのに対し、NVIDIAのリファレンスモデルであるFounders Editionが内排気GPUクーラーを採用したため、NVIDIA<AMDという傾向になっていますが、あくまで静音性はGPUの消費電力とGPUクーラーの性能によります。同グラフからAMD製GPUを搭載したグラフィックボードが一般的にNVIDIA製GPUを搭載したグラフィックボードより煩いと考えるのは誤った評価なので注意してください。
SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XTの消費電力と瞬間的な最大電源負荷を測定しました。
測定負荷には上で行った温度検証と同様に3DMark TimeSpy ストレステストを使用しています。テスト全体から1秒間隔でモニタリングを行い、平均値を”消費電力”、最大値を”瞬間的な最大電源負荷”とします。なお電源ユニットに対する実際の最大瞬間負荷は測定値より50~100W上回る場合があるので、電源ユニットの電源容量選択の参考にする場合は注意してください。
消費電力の測定は電源ユニット「Corsair HX1200i」のCorsair Linkによる電力ログ機能を用いてコンセントからの入力ではなく変換ロスを差し引いたシステムへの出力電力をチェックしています。また電力測定の際は上記の主電源ユニットに加えて、CPUへの電力供給を行うEPS端子へ接続するために別の副電源ユニットを使用しています。
この方法であれば、CPU(後述のiGPUも)に負荷をかけても、CPUによる消費電力の変動はメイン電源ユニットCorsair HX 1200iの測定値には影響しません。しかしながら、測定値にはまだATX24PIN経由で供給されるマザーボードやDDR4メモリの電力が含まれるので、iGPUを使用した時の3DMark TimeSpy ストレステスト中の消費電力と最大電源負荷を同様に測定し、各種グラフィックボード使用時と差分を取る形でグラフィックボード単体の消費電力と最大電源負荷を算出します。
SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XTはメモリが14GbpsにOCされるPerformanceモードにおいて、消費電力は161W、最大瞬間負荷は199Wでした。Silentモードでは消費電力が149W、最大瞬間負荷が185Wでした。一方で旧BIOSでは消費電力が122W、最大瞬間負荷が150Wへと大きく下がりました。
新旧BIOSの消費電力の変化からも当初はGTX 1660 TiやGTX 1660 SUPERを仮想敵としていたところ、発売直前のサイレント値下げでRTX 2060競合へと切り替えが迫られた感じがありありと伝わります。
実消費電力が120W程度でGTX 1660シリーズと同程度になる動作でもGTX 1660 Tiを上回り、150~160W程度になる新BIOSではファクトリーOCの強化によってRTX 2060に並ぶ性能を発揮できたので、ワットパフォーマンス的に見ても「Radeon RX 5600 XT」は良いGPUだと思います。
SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT レビューまとめ
最後に「SAPPHIRE PULSE RX 5600 XT 6G GDDR6 (型番:11296-01-20G)」を検証してみた結果のまとめを行います。簡単に箇条書きで以下、管理人のレビュー後の所感となります。良いところ
- 最新PCゲームをフルHD/最高画質設定でプレイ可能なグラフィック性能
- 前世代ミドルクラスRX 480やGTX 1060を50%以上も上回るグラフィック性能
- 最新世代では競合のGTX 1660 Tiを上回り、RTX 2060に並ぶ性能
- ノイズレベル35dB未満という極めて優秀な静音性
- HDMI×1&DP×3で計4基のビデオ入力搭載
- PCIブラケットよりも28mmほど背が高い
- GPUの仕様上、動画倍速補完機能Fluid Motionはサポートされない
- BIOSアップデート回りでユーザーを混乱させる
- 上位モデルのRadeon RX 5700よりも予想販売価格が高い(1月24日時点)
Radeon RX 5600 XTは、7nmプロセスによって製造される最新アーキテクチャRDNAを採用することによって、前世代ミドルクラスGPUのRadeon RX 480 8GBを50%強も上回る性能を発揮しつつ、競合NVIDIAの最新GPUに並ぶ大幅な省電力化に成功しています。競合NVIDIAの最新モデルと比較するとGeForce GTX 1660 Tiよりも高速かつGeForce RTX 2060と並ぶ性能です。
AMD公式が”Ultimate 1080p Gaming”とアピールするように、2019年下半期から2020年以降にリリースされる最新高画質PCゲームをフルHD解像度の最高画質設定でプレイするのに最適なGPUです。
グラフィック性能面ではフルHD解像度のPCゲーミングを牽引するミドルクラスGPUとして満点を与えてもいいRadeon RX 5600 XTにとって一番の壁は価格だと思います。
競合NVIDIAの製品と比較すると、性能で上回るGeForce GTX 1660 Tiが3.0万円から、ほぼ同性能なGeForce RTX 2060が3.5万円から購入できるのに対して、「Radeon RX 5600 XT」の1月25日解禁時の予想価格は4万円前後となっており、どうしても割高に感じてしまいます。
特に残念に感じてしまったのが、同社の上位モデルRadeon RX 5700は4万円以下で購入できるモデルも多く、安いものだと3.6万円くらいで販売されているものもあるところです。競合他社の製品はまだしも、同社同世代の上位モデルよりも高いという状態では……。
またRTX 2060に並ぶ性能を発揮できるメモリ14GbpsのBIOSアップデートに対応したモデルは各社の上位モデルがメインとなっており、メモリ14GbpsのRadeon RX 5600 XTと限定するとさらに価格が上がる傾向であり、国内価格ではおそらくRTX 2060の299ドルへのサイレント値下げはまだ反映されていないので、今後、相対的な価格状況が良くなるかというと雲行きは怪しいと言わざるを得ません。
「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」については、負荷時のノイズレベルが35dB未満に収まっており、GPUクーラーの静音性が極めて優秀です。ミドルクラスのGPUで消費電力が150W程度になるとGPUクーラーにこだわらなくても問題なく冷やせてしまうので、安いなりに煩いオリファンモデルというのもそこそこ見当たりますが、「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」はGPUクーラーの性能が非常に高いので、RX 5600 XTならこれを選べば間違いないと断言できる仕上がりです。
また「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」はビデオ出力がHDMI×1&DisplayPort×3の計4系統でミドルクラスGPUとしては豊富なところも魅力です。
以上、「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 5600 XT」のレビューでした。
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SAPPHIRE PULSE RX 5600 XT 6G GDDR6をレビュー
— 自作とゲームと趣味の日々 (@jisakuhibi) January 24, 2020
良い
✅RX 480やGTX 1060を50%以上も上回るグラフィック性能
✅GTX 1660 Tiよりも高速
✅メモリ14GbpsモデルはRTX 2060に並ぶ
✅騒音値35dB未満という極めて優秀な静音性
悪いor注意
⛔RX 5700よりも1/25の予想販売価格が高いhttps://t.co/UVgNt5aDhh
・Radeon RX 5600 XT 販売ページ:
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