統合グラフィックスにIntel Arc GPU採用のIntel最新モバイルCPUのを搭載するポータブルゲーミングPC「MSI CLAW」が登場
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統合グラフィックスにIntel Arc GPUを搭載するIntel最新モバイル向けCPUの”Core Ultra 7 155H”や”Core Ultra 5 135H”を採用するポータブルゲーミングPC「MSI CLAW」が登場しました。
「MSI CLAW」は1920x1080解像度の7インチ液晶ディスプレイを搭載したポータブルゲーム機です。本体サイズは横294mm×縦117mm×厚さ21.2mmで、重量はコントローラー装着時で約854g、非装着なら約640gです。
液晶ディスプレイは120Hzの高速リフレッシュレートに対応しています。最大輝度も500nitsと非常に明るいので太陽光下の屋外でも快適にプレイできます。
なお「MSI CLAW」はFreeSync Premiumなど可変リフレッシュレート同期機能(VRR)には非対応のようです。折角の高リフレッシュレートなディスプレイなのでASUS ROG AllyのようにVRRに対応していて欲しかったところ。
「MSI CLAW」には、Meteor Lakeのコードネームで呼ばれるIntelの最新モバイル向けCPUであるIntel Core Ultra 7 155HやIntel Core Ultra 5 135Hが採用されています。
システムメモリは16GB 6400MHz LPDDR5で共通、システムストレージはCore Ultra 7 155H搭載モデルが1TB
、Core Ultra 5 135H搭載モデルが512GBのPCIE4.0対応NVMe M.2 SSD(2230サイズ)でモデル毎に異なります。
Intel Core Ultra 7 155Hのスペックは、CPUが16コア22スレッドで最大4.8GHz、GPUはXe Core 8基で最大1.95GHzです。一方、下位モデルに搭載されるIntel Core Ultra 5 135Hの具体的なスペックとして、CPUは16コア22スレッド、最大4.4GHz、GPUはXe Core 7基、最大1.90GHzです。
ASUS ROG Allyなど2023年後半に発売されたハンドヘルドゲーミングPCの多くはRadeon RX 7000シリーズと同じRDNA 3ベースの統合グラフィックスを内蔵するAMD Ryzen 7000シリーズAPUを採用していましたが(SteamDeckもAMD製のカスタムAPU)、「MSI CLAW」はIntel製の最新モバイル向けMeteor Lakeとなっているのが最大の注目ポイントです。
Intel製モバイル向けCPU”Meteor Lake”について、ハンドヘルドゲーミングPCに搭載する上で最大の特長は統合グラフィックスが「Intel Arc GPU」に更新されているところです。
Arc A770などAlchemistのコードネームで呼ばれるIntel製ディスクリートGPUのアーキテクチャ Xe-HPGをベースにした新アーキテクチャ Xe-LPGが採用されています。(iGPUに合わせたコア数削減のサイズダウン、AI支援ユニット XMXの省略といったデチューン)
Intel第14世代以前のモバイル向けCPUに採用されていたXe-LPアーキテクチャのiGPUと比較して3Dグラフィックス性能が最大2倍になっていることに加え、AV1ハードウェアエンコード・デコードや、HDMI 2.1もしくはDisplayPort 2.1 20Gで8K/60pまでのビデオ出力といった最新機能にも対応しています。
モバイル向けCPUなど統合グラフィックスの性能についてはAMD製APU(CPU&iGPU)がここ数年長らく先行していましたが、Intel Core Ultra 7/5の統合グラフィックス Intel Arc GPUはAMD Ryzen 7 7840U(Ryzen Z1 Extremeとほぼ同等)と同等以上のゲーム性能を発揮するとアピールされています。
「MSI CLAW」はWindows 11 OSを搭載したポータブルPCとなっており、通常のデスクトップゲーミングPCと同様にSteamなどPCゲームクライアントから各種PCゲームを起動できます。
コントローラー部分正面にはXbox互換の各種ボタンやスティックがありますが、加えて、背面には2つのマッピング対応カスタムボタンも搭載しています。
IOポートについては本体上部にThunderbolt 4に対応したUSB Type-Cポートを搭載し、DisplayPort1.4 Alternate Modeによるビデオ出力やPower Delivery 3.0による充電に対応しています。またWi-Fi 7&Bluetooth 5.4に対応した無線LANも標準搭載です。
製品公式ページ:https://www.msi.com/Handheld/Claw-A1MX/Overview
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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)
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統合グラフィックスにIntel Arc GPUを搭載するIntel最新モバイル向けCPUの”Core Ultra 7 155H”や”Core Ultra 5 135H”を採用するポータブルゲーミングPC「MSI CLAW」が登場しました。
「MSI CLAW」は1920x1080解像度の7インチ液晶ディスプレイを搭載したポータブルゲーム機です。本体サイズは横294mm×縦117mm×厚さ21.2mmで、重量はコントローラー装着時で約854g、非装着なら約640gです。
液晶ディスプレイは120Hzの高速リフレッシュレートに対応しています。最大輝度も500nitsと非常に明るいので太陽光下の屋外でも快適にプレイできます。
なお「MSI CLAW」はFreeSync Premiumなど可変リフレッシュレート同期機能(VRR)には非対応のようです。折角の高リフレッシュレートなディスプレイなのでASUS ROG AllyのようにVRRに対応していて欲しかったところ。
120Hz VRRのディスプレイは60FPS以下でも効果があるから、ROG Allyが出た後だと普通の60Hzディスプレイ搭載製品は選び難い。
— 自作とゲームと趣味の日々 (@jisakuhibi) July 13, 2023
LFC: https://t.co/LIVZQb0GAa
vs V-Sync: https://t.co/7DyGDZaB8Q
vs No-Sync: https://t.co/0QXEAIkrfF
「MSI CLAW」には、Meteor Lakeのコードネームで呼ばれるIntelの最新モバイル向けCPUであるIntel Core Ultra 7 155HやIntel Core Ultra 5 135Hが採用されています。
システムメモリは16GB 6400MHz LPDDR5で共通、システムストレージはCore Ultra 7 155H搭載モデルが1TB
、Core Ultra 5 135H搭載モデルが512GBのPCIE4.0対応NVMe M.2 SSD(2230サイズ)でモデル毎に異なります。
Intel Core Ultra 7 155Hのスペックは、CPUが16コア22スレッドで最大4.8GHz、GPUはXe Core 8基で最大1.95GHzです。一方、下位モデルに搭載されるIntel Core Ultra 5 135Hの具体的なスペックとして、CPUは16コア22スレッド、最大4.4GHz、GPUはXe Core 7基、最大1.90GHzです。
ASUS ROG Allyなど2023年後半に発売されたハンドヘルドゲーミングPCの多くはRadeon RX 7000シリーズと同じRDNA 3ベースの統合グラフィックスを内蔵するAMD Ryzen 7000シリーズAPUを採用していましたが(SteamDeckもAMD製のカスタムAPU)、「MSI CLAW」はIntel製の最新モバイル向けMeteor Lakeとなっているのが最大の注目ポイントです。
Intel製モバイル向けCPU”Meteor Lake”について、ハンドヘルドゲーミングPCに搭載する上で最大の特長は統合グラフィックスが「Intel Arc GPU」に更新されているところです。
Arc A770などAlchemistのコードネームで呼ばれるIntel製ディスクリートGPUのアーキテクチャ Xe-HPGをベースにした新アーキテクチャ Xe-LPGが採用されています。(iGPUに合わせたコア数削減のサイズダウン、AI支援ユニット XMXの省略といったデチューン)
Intel第14世代以前のモバイル向けCPUに採用されていたXe-LPアーキテクチャのiGPUと比較して3Dグラフィックス性能が最大2倍になっていることに加え、AV1ハードウェアエンコード・デコードや、HDMI 2.1もしくはDisplayPort 2.1 20Gで8K/60pまでのビデオ出力といった最新機能にも対応しています。
モバイル向けCPUなど統合グラフィックスの性能についてはAMD製APU(CPU&iGPU)がここ数年長らく先行していましたが、Intel Core Ultra 7/5の統合グラフィックス Intel Arc GPUはAMD Ryzen 7 7840U(Ryzen Z1 Extremeとほぼ同等)と同等以上のゲーム性能を発揮するとアピールされています。
「MSI CLAW」はWindows 11 OSを搭載したポータブルPCとなっており、通常のデスクトップゲーミングPCと同様にSteamなどPCゲームクライアントから各種PCゲームを起動できます。
コントローラー部分正面にはXbox互換の各種ボタンやスティックがありますが、加えて、背面には2つのマッピング対応カスタムボタンも搭載しています。
IOポートについては本体上部にThunderbolt 4に対応したUSB Type-Cポートを搭載し、DisplayPort1.4 Alternate Modeによるビデオ出力やPower Delivery 3.0による充電に対応しています。またWi-Fi 7&Bluetooth 5.4に対応した無線LANも標準搭載です。
製品公式ページ:https://www.msi.com/Handheld/Claw-A1MX/Overview
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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)
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