Calibrite Display Plus HL


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ディスプレイ用のカラーキャリブレーションツール Calibrite Displayシリーズから、最大10,000cd/m^2までの超高輝度HDRモニタにも対応する最上位モデル「Calibrite Display Plus HL(型番:CCDIS3PLHL)」をレビューします。
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製品公式ページ:https://calibrite.com/jp/product/display-plus-hl/




レビュー目次


1.Calibrite Display Plus HLの外観・付属品

2.Calibrite Display Plus HLのソフトウェアについて
3.サードパーティ製ソフトウェア互換性について


4.Calibrite Display Plus HLのレビューまとめ


【補足】
「Calibrite Display Plus HL」など黒色外装の新モデル Calibrite Displayシリーズが、X-Rite i1 Displayシリーズと同じようにDisplayCAL等のサードパーティ製ソフトウェアで使用できるのか気になっている人も多そうなので、簡単にチェックしてみました。
その結果報告がメインなのでレビュー内容は暫定バージョンです。



Calibrite Display Plus HLの外観・付属品

まずは「Calibrite Display Plus HL」の本体や付属品をチェックしていきます。
「Calibrite Display Plus HL」は紙製の縦長パッケージで梱包されています。
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「Calibrite Display Plus HL」の内容品はカラーキャリブレータ本体と、USB Type-A変換アダプタ、青色の不織布キャリングケースの3つです。
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「Calibrite Display Plus HL」のカラーキャリブレータ本体は、手で持ちやすいように左右が細長く、X-Rite i1 Displayシリーズと形状がほぼ同じです。
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センサーカバーはアンビエントライト(室内光)を測定するための白色拡散板が搭載されており、クルッと回して開閉できます。
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カラーキャリブレータ本体、センサーと逆側にはカメラ機器の固定においてデファクトスタンダードなG1/4ネジ穴があります。
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PCと接続するためのUSBケーブルは本体側面から伸びています。途中にはケーブル上を動かせるカウンターウェイトがあります。
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以上のように「Calibrite Display Plus HL」やCalibrite Displayシリーズ(黒色外装)は、販売メーカー移行前のX-Rite i1 Displayや、現行製品のCalibrite ColorChecker Displayシリーズと基本的にほぼ同じ外観ですが、カラーリング以外に唯一大きく異なるポイントして、USBケーブルの接続端子がType-Cに変更されています。
Type-A端子への変換アダプタが標準で付属しているので特に問題はないと思いますが、一応注意してください。
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「Calibrite Display Plus HL」などCalibrite Displayシリーズの登場と共に、X-Rite製品をリブランドしてそのまま移行したColorChecker Displayシリーズは終売になるようです。(X-Rite製品との互換性について
各製品の機能の違いについては下の一覧表を参照してもらいたいのですが、PCモニタで用途別に簡単にまとめると、次のような感じです。
  • ColorChecker Display → 複数のモニタを同じ色調(一般的なプロファイル)に統一できればいい
    Display SL → 機能はほぼ同じ(WP設定でMeasured非対応)、標準でUSB Type-C
  • ColorChecker Display PRO → 校正する色調を細かく調整でき、ディスプレイ性能の分析に対応
    Display PRO HL機能はほぼ同じ、最大で輝度3,000nitsに対応(注:純正ソフトでHDR非対応)
  • ColorChecker Display Plus → 最大で輝度2,000nitsに対応、Calibrite PROFILERでHDTVの規格であるRec.2020のBT.1886トーンカーブ(HDR)にも対応。
  • Display Plus HL → 最大で輝度10,000nitsに対応
Calibrite Display Series_Spec
旧製品のColorChecker Display Plusよりも高い最大輝度3000nitsに対応しているので紛らわしいのですが(プロジェクタに対応するため?)、Display PRO HLはCalibrite純正の専用ソフトウェア Calibrite PROFILERでHDRの評価・校正には非対応です。DisplayCAL等のサードパーティ製ソフトウェアを使用すればHDRの評価・校正は可能ですが、ソフトウェアライセンス的に。
Calibrite純正の専用ソフトウェア Calibrite PROFILERでHDTVの規格であるRec.2020のBT.1886トーンカーブ(HDR)に対応するのは「Calibrite Display Plus HL」だけなので注意してください。もしくは旧製品のCalibrite ColorChecker Display Plus(X-Rite i1 Display Pro Plus)。
Calibrite Display Plus HL_Calibrite PROFILER_HDR



Calibrite Display Plus HLのソフトウェアについて

続いて、「Calibrite Display Plus HL」のカラーキャリブレーションに使用できる純正ソフトウェア Calibrite PROFILERについてチェックしていきます。

公式ページ:https://calibrite.com/jp/calibrite-technical-support/calibrite-profiler-technical-support/


【後日、更新予定】



Calibrite Display Plus HLのサードパーティ製ソフトウェア互換性について

「Calibrite Display Plus HL」がDisplayCALなどサードパーティ製のカラーマネジメントソフトウェアで使用できるのか確認してみました。

結論を言ってしまうと、「Calibrite Display Plus HL」は、Calibrite ColorChecker Displayシリーズ同様にX-Rite i1 Displayシリーズと同等の機器として認識されました。
サードパーティ製カラーマネジメントソフトウェアとして有名なDisplayCALや、当サイトでHDR対応ディスプレイの評価に使用しているHCFRは特に追加の設定も必要なく動きました。
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細かい部分までチェックはできていないので、何かしら不具合が発生する可能性も否定はできませんが、そもそも認識しないとかではありません。
3000~10000nitsのような従来機種が対応していない超高輝度は動作がどうなるか怪しい気もしますが、ColorChecker Display/X-Rite i1 Displayシリーズが対応する範囲内での、互換製品的な使い方なら問題ないと思います。

ちなみにニッチなやつですがスマホ向けの有料アプリのArgyllPRO ColorMeterも特に問題なく動作しました。
輝度が2000nitsを超えるようなディスプレイは所有していないので、LEDライトで輝度をチェックしてみたところ、5000~6000nitsの測定が可能なところまでは確認できました。
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Calibrite Display Plus HLのレビューまとめ

最後に、「Calibrite Display Plus HL」について簡単にまとめを。

【後日、追記予定】

従来モデルのColorChecker Display Plus(X-Rite i1 Display Pro Plus)は測定可能な最大輝度が2000nitsですが、HDR対応ディスプレイの測定には十分過ぎる性能です。
HDR対応の超高輝度なプロジェクタでもない限り、最大10,000nitsの測定輝度が必要になることはないので、一般的なPCモニタ/テレビ環境でDisplay Plus持ちの人があえて「Calibrite Display Plus HL」に買い替える意味はありません。

以上、「Calibrite Display Plus HL」のレビューでした。
Calibrite Display Plus HL


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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)



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