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冬だし寒いし(理由になってない)、FuryXかNANOを前々から買って遊びたいなーとは思っていたのですが、
先日の値下げ記事以降、着実に値段が下がっていたのでついついポチってしまったしだいです。

書いたようにFuryXとも悩んだのですが、Xだと簡易水冷でパッケージが大きいんですよね。
NANOはこのとおりパッケも小さく、薄くで詰まってる感じがします。
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あとXはnanoに比べて数センチですが基板が長くなってしまうこともあり、
折角のHBM採用でコンパクトが売りなんで最もサイズの小さいNANOを購入しました
あ、タイトルの”サイパ”は「サイズパフォーマンス」の略です。

ということで早速開封。
しっかり梱包されていますね。なお右下のはDPケーブルでした。
NVIDIAばっかり購入しているせいか、グラボにケーブル同梱というのは珍しい気がしました。
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NANOキタ! ほんと小さい。x16のPCIスロットとほぼ同じ長さなんですよね。
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補助電源は8PINひとつです。
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裏面を見ると、コア部分のバックプレートねじに封印シールが……。フ○ック!
なんでそんなことを気にするかって? まあ、そういうことだよ。後日ね。
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GTX960や970のショート基板と比べてもさらに短く、体積が小さいです。
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早速、サブ機に組み込んでみました。
 マザーがM8Iだしクーラントは赤のほうがいいだろうか。
 なんか見た目が冷えてそうだから青ばっか使ってるんですよね。

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組み終わったところで早速起動です。
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簡単にベンチを回してみました。

まずは定格のままでFF14ベンチ28

3DMarkのFireStrike  (総合はCPUで変わるのでグラフィックスコアを見てください。)
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FF14ベンチはGeForceにかなり最適化されてるのでGTX980に軍配があがりますが、
FireStrikeではGTX980が13000程度なのに対してNANOは14500程度と圧倒しています。
ボード長が300mm前後の980と比較して圧倒的な”サイパ”ですね。

定格での消費電力はCPUが6700Kで250W程度でした。
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NANOですがTDP175Wを超えないようにクロックとGPU使用率が下がるようになっていて、
定格のままだと大体コアクロック900MHz前後を推移する形になります。
ただし実際は、PCIスロットから75W、8PINから150Wで少なくとも計225Wを供給できるはずなので、
AfterBunerを使ってPowerLimitを150%に設定してやりました。

とりあえずコアやメモリクロックを弄らずにPowerLimitだけを弄った結果がこちら。
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コアクロックが1000MHzに張り付くようになってグラフィックスコアが15600まで一気に上がっています。

さらにコアクロックをFuryXの定格と同じ1050MHzにOCすると。
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見事にコアクロックが1050MHzに張り付いて、スコアも15900に!!
FuryXの定格スコアが16000程度なので、NANOをOCすることでXにも迫ります。
まあシェーダー数が同じなので当然の結果といえばそうなのですが。
ただし空冷の10mmファン1つでは冷却が追いつかないのは要注意です。

最後にコイル鳴きについてですが、ぶっちゃけ結構鳴きます・
今回試したのはFF14ベンチとFireStrike、あと実ゲームのFF13LRの3つでしたが、
FF14ベンチとFireStrikeの両方でジーというコイル鳴きが発生しました。
ヘッドホンを着ければ気になりませんがスピーカーのユーザーとかは要注意かもしれません。
簡単に調べた限りではNANOが鳴くのは避けられないそうな…。


オリファン980tiがFireStrikeのグラフィックスコアが19000程度出ることを考えると、
絶対的な性能だけを追求するならFuryXを選択するのはやや躊躇ってしまいますが、
サイズパフォーマンス、ワットパフォーマンスを考えるとNANOの性能は現行最高峰なので、
非常にお勧めなグラボだと思います。


一時期は第一世代HBMは歩留まりがクソとか、国内にFuryXは10個も入荷しないとか、
在庫状況に不安を抱えていたのですが、現在はFury seriesはいずれも在庫潤沢みたいですね。
価格のほうもハイエンド帯なので高いは高いですが、かなり値下がってきていてお手ごろな気がします。

国内の最安値は8.1万円。
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米尼は国内直送可能で、送料・関税先払い込みで、7.5万円ほど。

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このあたりの価格になってくると、
1日でも早く欲しいor国内の保証が欲しい →国内
5~7千円程度でも安くゲットしたい →個人輸入
でOKだと思います。

ちなみにFuryXも米尼では600ドル程度になっており個人輸入で8.5万程度で購入可能です。



<できる!個人輸入 ② アメリカ Amazon(通称:米尼)の使い方>






(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)



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