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3月31日に米尼でポチッた2.5インチ版 Intel SSD 750 400GBが4月3日昼に早くも着弾しました。
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最初ダンボール箱を開けたら右側の茶色い箱に入っていたのでバルク品かな?と思ったのですが、茶色い箱の中にはしっかりとリテールの青い箱が入っていました。

2.5インチ版 Intel SSD 750 400GB購入に踏み切った理由ですが、1つはサブ機のシステム用SSDが240GBなのでゲームとか入れてると容量が足りないので増設しようと思っていました。またマザーボード「MAXIMUS VIII IMPACT」にはM.2がなくて代わりにU.2コネクタが標準で付いているので、どうせならU.2 NVMe SSDを使いたいなぁと。
2つ目の理由はWindows10独占のWindows Storeのゲームはアプリ扱いのためシステムドライブに最初インストールされてしまいます。例えば、Gears of War:UEはインストールサイズが58GBと非常に大きいです。(一度インストールした後は別のストレージに移動可能)
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できれば高速かつ要領の大きいシステム用SSDが欲しかった。Win10はNVMeにも標準対応でメイン機もアプデ予定なので、どうせなら2.5インチ版のU.2SSDが欲しいなあ、と思っていました。

しかしながら、U.2 SSDの購入に踏み切るには1つ問題が……。
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高いんですよね! 

500GのSATA SSDが2万円以下で購入できるのを考えると2.5倍くらいの価格差があるというか、米尼なら960GBのSSDが2つ買えるくらいのお値段なんですよね。
と思っていたら、タイムリーにも米尼のセールで299ドルだったので即ポチしてしまいました
国内比で1個当たり1万円以上安いというのは物欲が止められない。
31日に購入したところ同日に発送されて4月6日に着弾予定だったのですが、
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UPSと国内委託先のヤマト運輸が有能でなんと日曜日にもかかわらず配達してくれました。
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個人輸入に優しい時代でうれしい。


ということで前置きはこのあたりにして開封の儀といきましょう!
青色のパケを開けるとダンボールのスペーサーにSSDが鎮座していました。
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付属品として専用のU.2ケーブルが付属しています。
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SSD本体ですが、注目なのは裏面で冷却用にフィンが付いていますね。
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Intel SSD 750は15mm厚で、一般的なSATA SSDが7mm厚なのでほぼ2枚分の厚さになっています。
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付属のケーブルは長さ50cmほどなので大きいケースでも長さが足りないということはないと思います。
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U.2コネクタにはキャップが付いていました。
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外観のチェックはこのあたりにして早速、PCに組み込んでいきます。なおメイン機は水枕が去年の年末に注文して未だに着弾していないので(早ければ来週届くと思う)、サブ機に導入します。

M8Iのマザーボード上のU.2コネクタはなぜか、バックパネルIO付近にあります。ケーブルの取り回しを考えるとSATAコネクタ付近がいいと思うのですがなぜこのレイアウトにしたのか。
リザーバーからCPUブロックの水路の真下にU.2コネクタがあったので若干導入が大変でした。
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Intel SSD 750はNCASE M1のフロントパネル裏に導入しました。
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ちなみにこの場所には元々システム用のSSDがあったのですが、厚さの問題でラジエーターのあるフロントパネル側のシャーシ裏に移動しました。ちょっと見えにくいけど。
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Intel SSD 750は15mm厚とけっこうな厚みがあるのでフロントパネルとの干渉が不安だったのですが、運良くジャストフィットでした。フロントパネルもしっかり閉まりました。
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以上、Intel SSD 750の導入完了です。
サブ機NCASE M1についてはいろいろ記事を書いているのでよろしければリンクから読んでみてください。

導入が終わったので早速PCを起動しました。
サブ機にはWin10がインストールされているので標準ドライバで自動的にIntel SSD 750も認識されていました。
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注意点として、標準ドライバではモニタソフトでSSDの温度が見れないようなので、Intelの配布しているNVMeドライバを別途DLしてインストールしたほうが良さそうです。
ドライバの配布先リンク:
https://downloadcenter.intel.com/ja/download/23929/Intel-Solid-State-Drive-Data-Center-Family-for-NVMe-Drivers

準備も終わったので早速ベンチを回してみました。
まずはCrystalDiskMarkです。
公称シーケンシャルリード2200MB/s、リード800MB/sですがベンチ結果はそれを上回り、リード2372MB/s、ライト980MB/sの速度を発揮しました
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またAS SSD Benchmarkを10GBで回してみました。
大きいサイズのデータの読み書きでもご覧のように安定したパフォーマンスを発揮しています。
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そして最後に温度特性の確認ですが、これがかなり驚愕の結果になりました。
これまでのSSD発熱検証同様に連続でCrystalDiskMarkを回して、HWinfoで温度のログを取っています。
その結果がこちら。
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なんと2.5インチ版のIntel SSD 750はこの負荷に対して安定した速度を叩き出しながらもせいぜい40度までしか温度が上がりませんでした。

す、すげえ。
実際に温度表示を不審に思いフロントパネルを外してSSDを触ってみたのですが、普通に熱いけど火傷しない程度で”触っていられる熱さ”でした。

5月16日追記
メイン機のシステム用に導入しましたが39度程度で安定しています。


ちなみに容量は1.2TBになりますがPCI-EのIntel SSD 750では同ベンチを3週も回すと50度を超える結果になっていました。
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この結果は本当に意外で、心底驚きました。最初信じられなくて何度も検証してしまった。
PCI-Eのほうは1.2TB版なので集積も高く400GB版よりも高速なので、そのせいで温度に差が出ているのでしょうか? 気になる。というかこんなに冷え冷えなら、PCI-E版から買い換えたくなりますね! (先立つものがないので無理ですが……。)

PCI-E版に比べて導入がトリッキーなところはありますが、温度性能を考えると現状NVMe SSDは2.5インチ版のIntel SSD 750の一択なのかもしれません





(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)



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