FFXIV 紅蓮のリベレーターにおすすめなグラボやPCは? 新ベンチマークで17年最新グラフィックボードやCPUを徹底比較



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国内最大手かつ大人気のMMO RPG「ファイナルファンタジーXIV」で6月20日に発売された大型アップデート「FFXIV 紅蓮のリベレーター」の新型ベンチマークソフトを使用して、FFXIV 紅蓮のリベレーターを快適にプレイ可能なグラフィックボードやCPUなどのPCスペックを紹介します。
FFXIV 紅蓮のリベレーターのCPU/グラフィックボード別ベンチマークや推奨動作環境をチェックしつつNVIDIA GTX10XXシリーズやAMD RX 5XX/4XXシリーズなど今後の新発売ゲームにも幅広く対応できそうな最新GPUやIntel KabyLake、AMD Ryzenなど最新CPUに的を絞って「ファイナルファンタジーXIV 紅蓮のリベレーター PC版」が快適にプレイ可能なおすすめグラフィックボードやCPUなどを紹介していこうと思います。

製品公式ページ:http://jp.finalfantasyxiv.com/stormblood/
ファイナルファンタジーXIV 紅蓮のリベレーター



グラフィックボードやゲーム用BTO PCの一般的な選び方についてはこちらの記事でも紹介しています。
2017年のおすすめグラボまとめ。予算・性能別で比較。各社AIBモデルの選び方
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2017年のおすすめBTO PCまとめ。予算・性能別で比較。カスタマイズ指南もdf2ca223-s



FFXIV 紅蓮のリベレーター 推奨動作環境について

FFXIV 紅蓮のリベレーターの推奨動作環境が公開されています。
ファイナルファンタジーXIV 紅蓮のリベレーター PC版をフルHDでプレイする場合の推奨グラフィックボードはGTX 980やR9 390Xとなっているので、2017年現在の現行最新GPUからはGTX 1060やRX 470/480が推奨に該当しています。
FFXIV 紅蓮のリベレーター 推奨動作環境
必要動作環境
HD解像度・DirectX9
必要動作環境
HD解像度・DirectX11
推奨動作環境
フルHD解像度・DirectX11
CPU Intel Core i5 2.4GHz
もしくはそれ以上
Intel Core i5 2.4GHz
もしくはそれ以上
Intel Core i7 3GHz
もしくはそれ以上
GPU NVIDIA Geforce GTX 750
AMD Radeon R7 260X
もしくはそれ以上
NVIDIA Geforce GTX 750
AMD Radeon R7 260X
もしくはそれ以上
NVIDIA Geforce GTX 970
AMD Radeon RX 480
もしくはそれ以上
VRAM 2GB 2GB 4GB
RAM 3GB 4GB 8GB
ストレージ 60GB
Windows
Version
Windows 7 64 bit, Windows 8.1 64 bit, Windows 10 64 bit


i7 6950X(4.2GHz)、NVIDIA TITAN Xp SLIで録画した4K解像度・最高品質のベンチマーク動画は次のようになっています。



FFXIV 紅蓮のリベレーター グラボ別ベンチマーク比較

ファイナルファンタジーXIV (FFXIV) 紅蓮のリベレーター PC版のグラフィックボード別ベンチマークの結果をチェックしていきます。

CPUをIntel Core i7 7700K、メモリ周波数2133MHzに統一してグラフィックボード別にベンチマーク結果を比較してみました。グラフィック設定は「フルHD・高品質(デスクトップ向け)」「フルHD・最高品質」「WQHD・最高品質」「4K・最高品質」の4種類についてベンチマークを実行しています。
ASUS ROG STRIX GTX 1080 Ti review_06116


FFXIV 紅蓮のリベレーター ベンチマークスコア比較

フルHD
高品質
フルHD
最高品質
WQHD
最高品質
4K
最高品質
GTX 1050 Ti 9326 7939 4865 2291
GTX 1060 3GB 13543 11991 7552 3632
GTX 1060 6GB 14088 12590 8043 3860
RX 480 8GB
12277 10949 7060 -
GTX 1070 15904 15387 10809 5335
GTX 1080 17463 16886 13709 7018
GTX 1080 Ti 18466 18163 15713 9218
TITAN Xp
(i7 6950X)
19144 18996 15986 9609
TITAN Xp SLI
(i7 6950X)
22976 21408 18889 15369

FFXIV 紅蓮のリベレーター ベンチマーク平均FPSのグラフィックボード別比較は次のようになっています。
フルHD解像度・最高品質グラフィック設定については2.0~3.0万円程度で購入可能なミドル帯グラフィックボードのGTX 1060 3/6GBであれば快適にプレイ可能です。WQHD解像度についてはGTX 1070かGTX 1080、4K解像度についてはシングルGPUであればGTX 1080 Ti、マルチGPUであればGTX 1080以上のSLI環境がおすすめです。
FFXIV 紅蓮のリベレーター ベンチマーク 平均FPS比較

フルHD
高品質
フルHD
最高品質
WQHD
最高品質
4K
最高品質
GTX 1050 Ti 62.8 53.6 32.6 14.8
GTX 1060 3GB 91.3 80.7 50.7 24.0
GTX 1060 6GB 95.4 84.8 54.0 25.6
RX 480 8GB
83.1 74.2 47.6 -
GTX 1070 111.0 105.4 72.3 35.6
GTX 1080 125.4 119.4 92.3 46.9
GTX 1080 Ti 136.2 131.9 108.1 61.5
TITAN Xp
(i7 6950X)
141.8 138.2 110.5 64.2
TITAN Xp SLI
(i7 6950X)
179.2 165.9 140.1 105.3

NVIDIA GeForce GTX 1060 6GBとAMD Radeon RX 480 8GBのミドル帯グラフィックボード比較でFF14については旧ベンチマーク同様にGTX 1060が優勢となりました。下のグラフはフルHD・最高品質におけるフレームレート推移の比較ですが、最小フレームレートを見てもRX 480は落ち込みが大きいので、FF14目的であればGTX 1060を選ぶ方が無難だと思います。
FFXIV 紅蓮のリベレーター_GTX 1060_RX 480

フルHD解像度の高品質画質設定であれば1.5~2.0万円で購入可能なエントリー向けGPUであるNVIDIA GeForce GTX 1050 Tiでもそこそこ快適にプレイできると思います。
FFXIV 紅蓮のリベレーター_GTX1050Ti




FFXIV 紅蓮のリベレーター CPU別ベンチマーク比較

ファイナルファンタジーXIV (FFXIV) 紅蓮のリベレーター PC版のCPU別のベンチマーク(CPUボトルネック)比較をチェックしていきます。

グラフィックボードにGTX 1080 Tiを使用して、フルHD・最高品質でCPU別でFFXIV 紅蓮のリベレーターのベンチマーク中のフレームレート推移を比較しました。比較対象にはIntel Core i7 7700K 定格/5.0GHz OC、Intel Core i5 7600K、Intel Core i3 7350Kを使用しています。
FFXIV 紅蓮のリベレーター_CPU
またロード時間もCPU別で大幅に変わってくるようです。ストレージはCrucial MX300 1TB SATA接続M.2 SSDでシステムと同じパーティションにベンチソフトも入っています。
FFXIV 紅蓮のリベレーター_load

AMD Ryzen環境についても検証を行いました。ひとまず最上位のRyzen 7 1800Xでメモリ周波数を2133MHzにしてi7 7700Kと定格同士で比較してみましたが、フルHD・最高品質では7700Kに比べてCPUボトルネックが大きく出ました。4KではGPUボトルネックとなり差がなくなっていますが高解像度だから8コアのRyzenに有利というわけではないようです。4コア8スレッドを超えると多コアを活用できなくなるのかもしれません。FF14に特化するのであればi7 7700Kが最適解のようです。
FFXIV 紅蓮のリベレーター_Ryzen_1920FFXIV 紅蓮のリベレーター_Ryzen_3840



FFXIV 紅蓮のリベレーターではメモリ周波数によるボトルネックがかなりきついようで、2133MHzと3200MHzでもフレームレートが大幅に変わります。
FFXIV 紅蓮のリベレーター_memory

「ファイナルファンタジーXIV 紅蓮のリベレーター」のメモリOCに関連するパフォーマンスについては「Corsair VENGEANCE RGB」を使用して次の記事で詳細に検証しています。
FF14 紅蓮のリベレーターで絶対に60FPSを切らないためのメモリOCを徹底解説!
FF14 紅蓮のリベレーターで絶対に60FPSを切らないためのメモリOCを徹底解説!


システムメモリについては推奨動作環境では容量8GBが推奨されていますが、最新PCゲーム環境では余裕を持って16GB搭載するのがおすすめです。
自作PCや換装・増設用メモリについては国内ではメモリの取り扱いが最大で、コストを抑えた構成で安価なものから、独自ヒートシンク搭載や高クロックOCの高価なものまでDDR4メモリを幅広いバリエーションで揃えたPCショップアークで探すのがおすすめです。<紹介記事><PCショップアークでDDR4メモリを見る






(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)



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