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ASRockからIntel VROCやAMD Ryzen Threadripper NVMe RAIDとも組み合わせて使用可能なNVMe M.2 SSDの4枚刺しに対応したPCIE拡張ボード「ASRock Ultra Quad M.2 Card」が登場しました。


「ASRock Ultra Quad M.2 Card」の基本的な仕様は先行して発売済みの「ASUS HYPER M.2 X16 CARD」と同じく、マザーボード側でPCI-Eレーンの分割を行って複数のNVMe M.2 SSDを接続する形の拡張ボードです。ASUS以外の3社でASRockのマザーボードだけ帯域分割の対応が早かったのは「ASRock Ultra Quad M.2 Card」を用意していたからだったのねと得心がいきました。なお「HighPoint SSD7101A-1」とは違って「ASRock Ultra Quad M.2 Card」にはPLXスイッチチップは搭載されていないので非対応マザーボードとの組み合わせにおいてはM.2 SSDの1枚刺しボードとしてしか使用できません。
「ASRock Ultra Quad M.2 Card」は独自の特徴として、M.2スロットをボード上45度の角度に配置することでPCI-E端子から配線距離を最短にして配線を最適化、50mm径の大型冷却ファン採用、専用ソフトウェアによる温度管理およびファン制御対応、22110サイズM.2 SSDに対応可能な110mmの大型サーマルパッド採用、オプションのPCIE6PIN補助電源搭載など、紹介スライド中では先行して発売される競合製品「ASUS HYPER M.2 X16 CARD」との差別化が大きく取り上げられています。
M.2 SSD 4枚でもPCI-Eスロットから供給可能な75W(1枚当たり18.75W)を超えるかというと微妙な気がするので補助電源については未知数ですが、冷却ファンの大型化と専用ソフトウェアによるファン制御対応はかなり嬉しい機能です。






製品公式ページ:https://www.asrock.com/mb/spec/product.asp?Model=ULTRA QUAD M.2 CARD






「ASRock Ultra Quad M.2 Card」はCES2018でも展示が行われているようです。
ソース:https://www.techpowerup.com/240481/asrock-intros-ultra-quad-m-2-card




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ASUS HYPER M.2 X16 CARD
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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)
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それにしても、電源取るってことは、ASRockの事ですし、ファン制御のついでにM.2 SSDもOC出来る様になってたり…