Vive Pro従来機種よりも高解像度な片目1440×1600(両目2880×1600)の有機ELディスプレイを採用するVRヘッドマウントディスプレイ「HTC VIVE Pro」に専用コントローラーとver2.0のベースステーションが付属するフルセット版が発売。



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従来機種よりも高解像度な片目1440×1600(両目2880×1600)の有機ELディスプレイを採用するVRヘッドマウントディスプレイ「HTC VIVE Pro」に、VRヘッドマウントディスプレイ本体に加えて、SteamVR2.0対応のベースステーションとHTC VIVE Pro本体に合わせたブルーカラーの専用コントローラーを含む「HTC VIVE Pro フルセット版(型番:99HANW009-00)」が発売となりました


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管理人も「HTC VIVE Pro フルセット版」を購入したのでレビュー記事を公開中です。
「HTC VIVE Pro フルセット版」をレビュー。無印版との画質比較も
HTC Vive Pro

「HTC VIVE Pro」は両目2880×1600の有機ELディスプレイを採用してVive無印の2160×1080と比較して72%も高精細になっているのが最大の特徴です。片目1440×1600でリフレッシュレート90Hzの有機ELディスプレイということなのでスペックから類推するにWindows Mixed Reality用ヘッドマウントディスプレイ「Samsung HMD Odyssey」と同じパネルを採用しているのだと思います。
Vive無印では別売りオプションとなっていた「HTC VIVE デラックスオーディオストラップ」と類似のヘッドホン付きダイヤル調整対応なヘッドストラップを「HTC VIVE Pro」は標準で搭載しています。

「HTC VIVE Pro フルセット版」に付属するベースステーション2.0はSteamVR2.0に対応しています。SteamVR2.0では、付属のベースステーション2基に加えて、今後発売予定の別売りのベースステーション2.0を追加することで最大4基で動作させることが可能になっており、トラッキング範囲が10m×10mへ拡張、ルームトラッキングが強化されています。コントローラーについてはカラーバリエーションだけで仕様は完全に同じかと思いましたが、ベースステーション2.0では、旧コン非対応なので若干仕様に違いがあるようです。
vive2

また「HTC VIVE Pro」と「HTC Vive」の両方で使用可能な純正のワイヤレスキット「Vive Wireless Adapter」も同時に発表され、2018年夏にグローバルリリースが予定されているようです。無線通信方式は60GHz帯の電波を使うWiGigを使用するとのこと。WiGigなら通信速度も速いので「HTC VIVE Pro」のワイヤレス化も問題なさそうです。

プレスリリース(フルセット版):https://www.ask-corp.jp/news/2018/04/vive-pro.html
製品公式ページ:https://www.vive.com/jp/product/vive-pro/
マニュアル:https://dl4.htc.com/~/Manual/Vive_HMD/User_Guide/VIVE_Pro_HMD_User_Guide.pdf
HTC Vive Pro (1)
HTC Vive Pro (2)
HTC Vive Pro (3)
HTC Vive Pro (4)
HTC Vive Pro (5)


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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)



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