HTC VIVE/VIVE Pro用の純正無線化キット「VIVE WIRELESS ADAPTER」の発売日が9月24日に決定。北米販売価格はHTC VIVE用が300ドル、HTC VIVE Pro用は360ドルとなっており、9月5日より予約受付が開始
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従来機種よりも高解像度な片目1440×1600(両目2880×1600)の有機ELディスプレイを採用するVRヘッドマウントディスプレイ「HTC VIVE Pro」のワイヤレス化も可能なHTC VIVE用の純正無線化キット「VIVE WIRELESS ADAPTER」の発売日が9月24日に決定しました。9月5日より予約受付が開始されます。
「VIVE WIRELESS ADAPTER」は「HTC VIVE Pro」と「HTC VIVE」の両方で使用可能な純正のワイヤレスキットです。VR HMDの上部には送受信アダプタを装着しますが、重量は129g程度です。VIVE Proでは互換性アタッチメントが必要になるため価格が60ドル高くなります。
VR HMD上部に装着する送受信アダプタへの給電は付属のモバイルバッテリー「HTC QC 3.0 PowerBank」から行います。バッテリーは2.5時間ほど持ち、バッテリー単品もアクセサリとして79ドルで購入できます。バッテリーをUSB Type-Aケーブルで繋いで、バッテリー自体は腰に装着しながら使用します。
「HTC QC 3.0 PowerBank」についてはHTC製スマートフォンにQuick Charge 3.0規格による高速充電が可能な普通のモバイルバッテリーなので、Quick Charge 3.0規格の給電に対応していれば汎用品のバッテリーで問題なく動作するのではないかと思います。
PC側にはPCIEx1サイズ拡張ボードのWiGigアダプタを接続する必要があるとのことなので導入のハードルは若干高めです。おそらく18260NGWというA-KeyのM.2カードが使用されています。自作PCマザーボードのWiFiカードで一般的なE-KeyではないのでMini-ITX機で使用するのは無理っぽいです。M.2スロットをPCIEに変換するライザーケーブルを使えばワンチャンあるかもしれませんが。
無線通信方式はIntelの60GHz帯の電波を使うWiGig仕様に準拠しており、6mの距離と150度の範囲をカバーします。WiGigなら通信速度も速いので高解像度な「HTC VIVE Pro」のワイヤレス化も問題なさそうです。データ転送にはDisplayLinkのXRコーデックを採用することで、低遅延と高性能、長いバッテリ駆動時間を実現しているようです。
製品公式ページ:https://www.vive.com/us/wireless-adapter/
「HTC VIVE Pro フルセット版」を購入したのでレビュー記事を公開中です。
・「HTC VIVE Pro フルセット版」をレビュー。無印版との画質比較も
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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)
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「VIVE WIRELESS ADAPTER」は「HTC VIVE Pro」と「HTC VIVE」の両方で使用可能な純正のワイヤレスキットです。VR HMDの上部には送受信アダプタを装着しますが、重量は129g程度です。VIVE Proでは互換性アタッチメントが必要になるため価格が60ドル高くなります。
VR HMD上部に装着する送受信アダプタへの給電は付属のモバイルバッテリー「HTC QC 3.0 PowerBank」から行います。バッテリーは2.5時間ほど持ち、バッテリー単品もアクセサリとして79ドルで購入できます。バッテリーをUSB Type-Aケーブルで繋いで、バッテリー自体は腰に装着しながら使用します。
「HTC QC 3.0 PowerBank」についてはHTC製スマートフォンにQuick Charge 3.0規格による高速充電が可能な普通のモバイルバッテリーなので、Quick Charge 3.0規格の給電に対応していれば汎用品のバッテリーで問題なく動作するのではないかと思います。
PC側にはPCIEx1サイズ拡張ボードのWiGigアダプタを接続する必要があるとのことなので導入のハードルは若干高めです。
無線通信方式はIntelの60GHz帯の電波を使うWiGig仕様に準拠しており、6mの距離と150度の範囲をカバーします。WiGigなら通信速度も速いので高解像度な「HTC VIVE Pro」のワイヤレス化も問題なさそうです。データ転送にはDisplayLinkのXRコーデックを採用することで、低遅延と高性能、長いバッテリ駆動時間を実現しているようです。
製品公式ページ:https://www.vive.com/us/wireless-adapter/
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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)
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