最大1000nitsでHDR表示にも対応、90Hzの有機ELディスプレイを搭載し、6nmの低電力APUや50Whの大容量バッテリーなど大幅に改修が施された新モデル「Steam Deck OLED」が11月16日発売
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PCゲーム販売サイトSteamを運営するValveから、最大1000nitsでHDR表示にも対応、90Hzリフレッシュレートの有機ELディスプレイを搭載し、より低消費電力な6nmプロセスで製造された最新APUや50Whの大容量バッテリーなど大幅に改修が施されたハンドヘルドゲーミングPCの新モデル「Steam Deck OLED」が11月16日より発売されます。
「Steam Deck OLED」の投入に伴い、従来の液晶ディスプレイ搭載モデルは内蔵SSDが256GBのモデルのみに削減されます。
「Steam Deck OLED」は内蔵SSDが512GBと1TBの2種類があり、液晶ディスプレイ搭載の旧モデル同様に大容量な上位モデルである1TB版はディスプレイパネルに独自の反射防止処理を行うなどハードウェア面でも若干違いがあります。
またスケルトン外装やオレンジ色のアクセントカラーが施された本体仕様、さらにSteam限定デザインのキャリングケースが付属するリミテッドエディションも数量限定モデルとして販売されます。
「Steam Deck OLED」は7.4インチサイズ、1280×800解像度の有機ELディスプレイを搭載したポータブルゲーム機です。本体サイズは横298mm×縦117mm×厚さ49mmです。従来モデル(約669g)よりも若干軽量化しており、重量は約640gです。
「Steam Deck OLED」は、その名前にもなっているようにディスプレイパネルには有機ELが採用されています。
ディスプレイ輝度はSDRで600nitsと明るく野外でも快適にプレイできます。またHDR表示にも対応し、ピーク輝度は1000nitsに達します。
本体サイズは同じですが非表示領域の黒枠部分が小さくなっており、画面サイズは従来の7インチから7.4インチに若干大型化しています。
またリフレッシュレートも90Hzに対応しています。ただしVRR(可変リフレッシュレート同期)には残念ながら非対応です。
「Steam Deck OLED」はその名の通りValveが運営するPCゲームプラットフォームSteamと互換性のあるポータブルゲーム機です。Steamで配信されている2D、3DのPCゲームをプレイできます。
「Steam Deck OLED」は別売りのドックを使用することで、テレビなど外部ディスプレイへのビデオ出力にも対応します。なおSteam Deck自体のUSB Type-CポートはUSB3.2 Gen2、DisplayPort1.4 Alternate Modeに対応しているので、適切なケーブルや市販ドックでもビデオ出力等を利用可能です。
「Steam Deck OLED」には、PS5やXbox Series Xと同じAMD製のZen2アーキテクチャCPUとRDNA2アーキテクチャGPUによるAPUが採用されています。具体的なスペックとして、CPUは4コア8スレッド、2.4~3.5GHz、GPUは8Compute Unit、1.0~1.6GHzです。
SoCのスペックは上記の通り、従来モデルと共通ですが、6nmプロセスで製造される新SoCにバージョンアップされてより省電力動作が可能になっています。iGPUとメモリ領域を共有するシステムメモリは従来の5500MT/sから6400MT/sに高速化しているのでグラフィック性能の向上にも期待できそうです。
「Steam Deck OLED」はその他にも以下の通り(公式ページの情報を引用)、大幅な改修が施されています。
製品公式ページ:https://www.steamdeck.com/ja/oled
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・「Samsung S95B」をレビュー。量子ドット有機ELの画質を徹底検証
・「SCUF Reflex Pro」をレビュー。パドル付きPS5コンが超便利!
・Switch有機EL用アンチグレア保護ガラスフィルムをレビュー
・Switch有機EL用フリップカバーをレビュー。グリップ改善にも便利
・SwitchのMicroSDを大容量512GBへアップグレード
・Nintendo Switch Proコントローラーを買った理由
(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)
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PCゲーム販売サイトSteamを運営するValveから、最大1000nitsでHDR表示にも対応、90Hzリフレッシュレートの有機ELディスプレイを搭載し、より低消費電力な6nmプロセスで製造された最新APUや50Whの大容量バッテリーなど大幅に改修が施されたハンドヘルドゲーミングPCの新モデル「Steam Deck OLED」が11月16日より発売されます。
「Steam Deck OLED」の投入に伴い、従来の液晶ディスプレイ搭載モデルは内蔵SSDが256GBのモデルのみに削減されます。
「Steam Deck OLED」は内蔵SSDが512GBと1TBの2種類があり、液晶ディスプレイ搭載の旧モデル同様に大容量な上位モデルである1TB版はディスプレイパネルに独自の反射防止処理を行うなどハードウェア面でも若干違いがあります。
またスケルトン外装やオレンジ色のアクセントカラーが施された本体仕様、さらにSteam限定デザインのキャリングケースが付属するリミテッドエディションも数量限定モデルとして販売されます。
「Steam Deck OLED」は7.4インチサイズ、1280×800解像度の有機ELディスプレイを搭載したポータブルゲーム機です。本体サイズは横298mm×縦117mm×厚さ49mmです。従来モデル(約669g)よりも若干軽量化しており、重量は約640gです。
「Steam Deck OLED」は、その名前にもなっているようにディスプレイパネルには有機ELが採用されています。
ディスプレイ輝度はSDRで600nitsと明るく野外でも快適にプレイできます。またHDR表示にも対応し、ピーク輝度は1000nitsに達します。
本体サイズは同じですが非表示領域の黒枠部分が小さくなっており、画面サイズは従来の7インチから7.4インチに若干大型化しています。
またリフレッシュレートも90Hzに対応しています。ただしVRR(可変リフレッシュレート同期)には残念ながら非対応です。
「Steam Deck OLED」はその名の通りValveが運営するPCゲームプラットフォームSteamと互換性のあるポータブルゲーム機です。Steamで配信されている2D、3DのPCゲームをプレイできます。
「Steam Deck OLED」は別売りのドックを使用することで、テレビなど外部ディスプレイへのビデオ出力にも対応します。なおSteam Deck自体のUSB Type-CポートはUSB3.2 Gen2、DisplayPort1.4 Alternate Modeに対応しているので、適切なケーブルや市販ドックでもビデオ出力等を利用可能です。
「Steam Deck OLED」には、PS5やXbox Series Xと同じAMD製のZen2アーキテクチャCPUとRDNA2アーキテクチャGPUによるAPUが採用されています。具体的なスペックとして、CPUは4コア8スレッド、2.4~3.5GHz、GPUは8Compute Unit、1.0~1.6GHzです。
SoCのスペックは上記の通り、従来モデルと共通ですが、6nmプロセスで製造される新SoCにバージョンアップされてより省電力動作が可能になっています。iGPUとメモリ領域を共有するシステムメモリは従来の5500MT/sから6400MT/sに高速化しているのでグラフィック性能の向上にも期待できそうです。
「Steam Deck OLED」はその他にも以下の通り(公式ページの情報を引用)、大幅な改修が施されています。
Steam Deck OLEDのアップデート
一般ディスプレイ
- 節電のためにAPUを6nmにアップデート
- 6400 MT/sメモリにより遅延を改善し、電力管理を強化
- 排熱モジュールの厚みと性能が向上
Wi-Fi / Bluetooth
- アクティブ領域を7.4インチに拡大(以前は7.0インチ)
- リフレッシュレートを90Hzにアップデート(60Hzから向上)
- ピーク輝度を1,000 nitにアップデート
- タッチスクリーンのポーリングレートは180Hzに、遅延と精度を改善
オーディオ
- Wi-Fi/Bluetoothモジュールをアップデート
- Wi-Fi 6Eのサポートを追加
- Bluetooth 5.3のサポートを追加
AptX HDやAptX低レイテンシーなどの新しいコーデックに対応- デバイスの上部付近に3つ目のアンテナを追加
ドッキング時も含むBluetoothのパフォーマンスが向上- Bluetoothコントローラによるスリープ解除サポートを追加
コントロール
- 低音のレスポンスを改善し、全体的にフラットなサウンドプロファイルを実現
- オンボードマイクアレイと3.5mm4極のマイクを同時使用可能に
電源
- アナログスティック上部の素材と形状を調整
グリップ力と防塵性能が向上
フロントカバーの接触感を改善し摩耗を軽減- アナログスティックのタッチ検出の信頼性向上
- ショルダーボタンのスイッチ機構の応答性と触感を改善
- 十字キーのスナップ比と対角相互作用を調整
- 再設計されたトラックパッドにより、忠実度とエッジ検出が向上
- トラックパッドハプティクスの触感と制度が大幅に向上
フレーム
- バッテリー容量を40Whから50Whに改善
- 約45分で20%から80%まで充電が可能に
- LEDをWRGBに変更
- AC電源を必要とせず、電源ボタンを長押しで、初回開梱時に起動可能に
- 電源ケーブルの長さを1.5mから2.5mに延長
- 電源にロゴを追加
ソフトウェア
- システムの総重量を約640グラムに削減(Steam Deckより約5%軽量)
- 背面カバーのネジのボスを金属化
- 背面カバーのネジ頭をTorx(トルクス)に変更
摩耗を軽減するために素材と形状を微調整- システム全体で使用するネジの種類を削減
- 一般的な修理に必要な手順の簡素化
- バンパースイッチ機構を改善し落下時の信頼性を向上
- 修理しやすいようにバンパースイッチをジョイスティックボードに移動
- 背面カバーを取り外さずにディスプレイの修理/交換ができるように改善
- メモリ電源管理ファームウェアを大幅に改善
- オープンソースのBIOSとECファームウェアの暫定サポートを追加
- 再開時間を約30%短縮
製品公式ページ:https://www.steamdeck.com/ja/oled
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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)
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