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50%負荷時に92%以上の優れた変換効率を証明する80PLUS Platinum認証を取得する電源容量860Wのハイパフォーマンス電源ユニット「Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860W(型番:FD-P-IA2P-860)」をレビューします。
GeForce RTX 3090やRadeon RX 6900 XTなどウルトラハイエンドグラフィックボードを搭載しピーク負荷が500Wオーバーに達する環境において静音動作が可能なのか徹底検証していきます。
代理店公式ページ:https://www.ask-corp.jp/products/fractal-design/power-supply/ion-plus-2.html
製品公式ページ:https://www.fractal-design.com/ja/products/power-supplies/ion/ion-2-platinum-860w/black/
Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860W レビュー目次
1.Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860Wの外観や概要について
2.Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860Wのケーブルや電源端子について
3.Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860Wのファンノイズ
4.Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860Wのレビューまとめ
【機材協力:Fractal Design (国内正規代理店:アスク)】
Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860Wの外観や概要について
早速パッケージを開封して「Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860W」の外観をチェックしていきます。パッケージの構造はN型箱で、天面を短辺方向に開くので開封時のスペースが最小限です。キャラメル箱型の外スリーブや長辺方向に開くN式箱でないのは個人的に好感が持てるところです。パッケージを開くと左側にはスポンジスペーサーに保護された電源ユニット本体が収められており、各種ケーブル類は専用ナイロンバッグに封入された状態でパッケージ右側に収められていました。
プラグインケーブル以外の付属品としては固定ネジとACケーブルとケーブルタイとマニュアルです。
「Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860W」の電源ユニット本体は次のようになっています。
最近はPSUシュラウドを搭載したPCケースが多いからか、Fractal Design Ion+ 2 Platinumシリーズの天面は何の装飾もないフラットなパネルです。
一方でPSUシュラウドに電源ユニット側面が覗けるウィンドウが備わったPCケースもあるので、電源ユニット側面は、上側にラメ感のあるガンメタル、ファンのある下側は滑らかなブラックで2種類のプレートを組み合わせた2層構造になっており、シンプルながら高い質感を感じさせます。さりげなく刻印されている「Fractal Design」のメーカーロゴもクールです。
「Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860W」は電源容量860Wの大容量ながら50%負荷時の変換効率92%以上を保証する80PLUS Platinum認証を取得していて低発熱なので奥行きは150mmコンパクトサイズです。
MicroATXやMini-ITXに対応するコンパクトPCケースや電源ユニット前方にストレージシャドウベイのあるATXケースでは奥行方向クリアランスが小さく、ATX電源で主流な奥行160mm~180mmだとケーブルスペースが十分に確保できない場合があります。奥行き150mmの「Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860W」ならそういったコンパクトPCケースでも難なく電源ケーブルを収納できます。(下写真は奥行が140mmと160mmの比較)
「Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860W」などFractal Design Ion+ 2 Platinumシリーズには近年主流な140mm角、135mmサイズでFractal Design Dynamic Series Fanを電源ユニット専用にカスタマイズした冷却ファンが搭載されています。
軸受には高静音かつ高耐久な流体動軸受け(FDB; Fluid Dynamic Bearing)を使用し、さらにハブ部分にベアリングの軸圧力を軽減するカウンターバランスマグネットを採用することでベアリングの耐用性を更に強化しています。
電源負荷50%前後を閾値として冷却ファンを停止させるセミファンレス機能「Zero RPM Mode」にも対応しており、本体プラグイン端子傍のハードウェアスイッチによってON/OFFを切り替えることができます。
「Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860W」は最大電源負荷においてもファン速度は1000RPM未満なので静音性にはかなり期待できそうです。
「Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860W」を含め、Fractal Design Ion+ 2 Platinumシリーズ製品は公式マニュアルで電源負荷に対するファンカーブが公表されており、560~760Wの下位モデルもファン速度は1000RPM未満と非常に低速です。
「Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860W」はATX24PINからPCIE補助電源まで全てのケーブルが着脱可能なフルプラグイン式になっているので環境に合わせて使用するケーブルが選択できます。
ACコンセントケーブルは国内のPC関連でよく使われる3PINタイプの端子になっています。コンセントからの電力供給を簡単にカットできるロッカー型ハードウェアスイッチが付いています。排気用の背面エアスリットもほぼ全体に及び大きく取られているので通気性も十分です。
「Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860W」はシステム負荷50%の環境下において92%以上の電力変換効率を発揮することが確認済みの80PLUS Platinum認証を取得、880Wという大容量な電源ユニットです。+12Vはシングルレールで71.6Aの出力に対応します。
10コア以上のウルトラメニーコアCPUへ電力供給を行うEPS電源や、TGP300W超のウルトラハイエンドGPUへ電力供給を行うPCIE補助電源では、それだけで20Aを超える出力を要求することもありますが、Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860Wはそれらに対して安定した電力供給が可能な容量を備えています。
「Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860W」を含めFractal Design Ion+ 2 Platinumシリーズのキャパシタには、全て日本メーカー製105℃コンデンサが採用されています。信頼性と耐久性の強化に加え、低ESR及び低インピーダンスのコンデンサによって、システムの安定性、信頼性の向上を実現しています。
Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860Wのケーブルや電源端子について
「Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860W」に実装されている電源コネクタの種類やケーブル長についてチェックしていきます。「Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860W」のプラグインケーブルは製品パッケージ内の電源ユニット本体左側に収められていたジッパー付き専用ナイロンバッグの中に入っています。
「Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860W」で使用するプラグインケーブルはATX24PINを除いて、高級電源に採用されることが多く、省スペースで取り回しに優れたフラットきしめん型ケーブル(リボンケーブル)で構成されています。
「Fractal Design Ion+ 2 Platinum」シリーズのプラグインケーブルは「UltraFlexケーブル」と呼ばれ非常に曲げやすく取り回しに優れることがアピールされています。専用設計された絶縁体によって高密度配線が可能になり、導体をわずか直径0.08mmに抑えることに成功しています。効率や電流容量を失うことなく、競合製品に比べての半分の直径を実現しているとのこと。
「Fractal Design Ion+ 2 Platinum」シリーズのUltraFlexケーブルは確かに”フニャフニャ”という擬音で形容するのが相応しい柔らかさでした。
「Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860W」のケーブルの中で一番太いATX24PIN電源ケーブルですら、自重だけで容易に折れ曲がってしまうほど柔らかいケーブルになっています。
「Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860W」で使用可能な電源ケーブルの長さやコネクタ数の一覧は次のテーブルのようになっています。
Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860Wの電源ケーブルについて個別にチェックしていきます。
Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860WのATX24PINケーブルのATX24PINケーブルは一般的なミドルタワーPCケースに対応可能な600mmの黒色スリーブまとめ型ケーブルです。スリーブまとめ型ケーブルは曲げ難いというのが通例ですが、UltraFlexケーブルが採用されているのでこちらも曲げやすさは抜群です。
PCIE補助電源とEPS電源のケーブルは見分けるのが面倒ですが、「Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860W」のプラグインケーブルではそれぞれの電源コネクタの側面に「PCI-E」や「CPU」と表記されており、自作PC初心者にもわかりやすくなっています。
「Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860W」のEPS端子プラグインケーブルとしてケーブル長600mmとケーブル長700mmの2本付属します。メインストリーム向けでも高級なマザーボードではEPS電源として8+4PINや8PIN×2を要求するものもありますが、Fractal Design Ion+ Platinum 860WではEPS電源8PIN端子は2基搭載されているので問題なく対応可能です。
なお電源容量760Wモデルは同様に2本が付属しますが、660Wモデルと560Wモデルはケーブル長700mmの1本のみなので注意してください。
EPS端子について、600mmのケーブルは8PIN固定のコネクタ、700mmのもう1本は8PINを4+4PINに分離可能なコネクタが採用されています。欲を言えば使い勝手を考えると分離できるほうは4PIN同士がロックピンで結合できるコネクタ(参考写真)を採用して欲しいところ。
「Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860W」に付属するPCIE補助電源ケーブルは、長さが550+120mmで、8PINからもう1つ8PINが分岐しています。PCIE補助電源の8PINコネクタはいずれも6+2PINに分離可能なタイプです。
「Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860W」にはPCIE補助電源ケーブルとして、上記のケーブルが3本付属しており、最大で6個の8PINコネクタを使用できます。
SATA電源ケーブルとして、全長850mm(400 + 150 + 150 + 150mm)で4コネクタのケーブル2本と、全長800mm(650 + 150mm)で2コネクタのケーブル1本の計3本が付属します。SATA端子は10基使用可能となっており多数のHDDストレージを搭載するようなサーバー機用の電源としても使用できます。
4PINペリフェラル電源ケーブルは760mm(400 + 150 + 150 + 150mm)で4コネクタのケーブルです。
Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860Wのファンノイズ
Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860Wの負荷に対する冷却ファンの動作をチェックしてみました。Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860Wの検証機材は次のようになっています。
テストベンチ機の構成 | |
OS | Windows10 Home 64bit |
CPU |
Intel Core i9 9900K(レビュー) Core/Cache:5.1/4.7GHz, 1.300V 殻割り&クマメタル化(レビュー) |
M/B | ASUS WS Z390 PRO (レビュー) |
メインメモリ | G.Skill Trident Z Black F4-4400C19D-16GTZKK DDR4 8GB*2=16GB (レビュー) 4000MHz, CL17-17-17-37-CR2 |
システムストレージ |
Samsung SSD 860 EVO M.2 1TB MZ-N6E1T0B/IT (レビュー) |
PCケース/ ベンチ板 |
STREACOM BC1 (レビュー) |
上記のベンチ機でグラフィックボードをGeForce GTX 1650、GeForce GTX 1660 Ti、GeForce RTX 3060 Ti、GeForce RTX 3070、GeForce RTX 3080、GeForce RTX 3090、Radeon RX 6800 XT、Radeon RX 6900 XTなどに変え、もしくは電力制限等から調整を行って、特定の消費電力に対する負荷時の電源ファンのファンノイズを測定しました。測定負荷にはTime Spyグラフィックテスト1を15分以上ループさせています。
消費電力の測定にはBluetooth接続でスマホから消費電力を見られるワットチェッカー「ラトックシステム REX-BTWATTCH1」を使用して、電源ユニットの変換損を含めたシステム全体の消費電力をチェックしています。なお同ワットチェッカーでは消費電力は1秒ごとにW単位で表示されますが、平均的な数値になっており実際の瞬間最大値はさらに高い値を取っている場合があります。記事中では表示値からおおよその平均を取って表記しますが、実際には+100Wから+200Wの瞬間的な負荷が発生することがあるので注意してください。
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電源ユニットのファンノイズはサウンドレベルメーターを利用してノイズレベルを測定・比較していきます。
電源ユニットは机の上に横置きとし、電源ユニットの吸気面と向かい合わせにして50cmほど離した位置にサウンドレベルメーターを設置しています。
この測定方法において電源OFF時の騒音値は30dB未満です。目安として騒音値が35dBを超えたあたりからファンノイズがはっきりと聞こえるようになりますが、35~38dB以下であればPCケースに入れてしまえばファンノイズが気になることはそうそうないと思います。40dB前後になると煩く感じ始め、45dBを超えるとヘッドホンをしていてもはっきり聞き取れるくらいになります。
A特性で測定しているのである程度は騒音値にも反映されていますが、同じ騒音値でも周波数(ファン回転数)が高いほど体感としては大きな音に感じやすく、また不快に感じたり感じなかったりは音の性質(細かい乱高下の有無や軸ブレ)にもよるので注意してください。
*記事中に青色の騒音計も出てきますが、ファンノイズが大きく変化する時やファンストップ時の指標、距離などを統一せずにざっくり”とても静か”と分かりやすくするため、等に使っているだけなので数値自体の比較はしないでください。
またベンチ機のCPUクーラーやグラフィックボードから出るファンノイズについては吸音材の板を使用して電源ユニット本体のファンノイズ測定への影響を下げています。電源ユニットのファンノイズを測定する瞬間は電源負荷に影響が出ないように注意した上で、グラフィックボードやCPUクーラーの冷却ファンのファン速度を下げているので、測定値33dB以上であれば、これらの影響は基本的に無視して問題ありません。
消費電力とファンノイズの測定結果は次のようになりました。
「Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860W」のファンノイズについては、シングルグラフィックボード環境で一般的に消費される400Wはもちろん、TGP300W超のRTX 3080/3090を搭載した500W負荷、さらには実用上、同電源ユニットで安定動作を狙える700W前後の負荷に至るまで、ノイズレベルは32dB以下という極めて優れた静音性を発揮しました。
「Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860W」は、公式発表されているファンカーブがそもそも1000RPM未満なので当然といえばそうなのですが、500Wクラスの負荷をかけてもファンレス動作と大差ないごく微小なファンノイズしか発しません。
700W程度の負荷をかけてやっと、平置きの状態で耳を近づけ、注意してファンの動作に気付く程度です。
「Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860W」はプラグイン端子側に設置されたロッカースイッチによってセミファンレス機能 Zero RPM ModeのON/OFFを切り替えることができます。
実際にセミファンレス機能の動作を試してみたところ、「Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860W」は公式のファンカーブグラフに記載されているように電源負荷50%程度を閾値にしてファンが始動し、変換損込みのAC消費電力で450~480W程度までならファンが停止したままでした。
消費電力が500Wを上回ると強制的にファンが始動し、逆に消費電力が十分に低くなるとファンは即座に停止します。ファン始動でフル回転になることもなく、始動時も静かです。
上記の通り、セミファンレス機能の主たる制御は電源出力ですが、電源内部温度を参照するセーフティ機能も備わっており、300~400W程度の負荷でも内部温度が上昇するとファンは動作を始めます。温度セーフティによるファン始動でも高速回転になることはなく、始動時も静かです。
また「Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860W」にはOSをシャットダウンした後に、電源ユニット冷却ファンを1分程度動作させて電源ユニット内部をクールダウンさせる機能も搭載されています。この時のファンノイズも32dB以下なのでPCケースに組み込んでしまえば、基本的に聞こえないレベルです。
Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860Wのレビューまとめ
最後に「Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860W(型番:FD-P-IA2P-860)」を検証してみた結果のまとめを行います。簡単に箇条書きで以下、管理人のレビュー後の所感となります。良いところ
- 電源容量860W、80PLUS Platinum認証取得のハイパフォーマンス電源ユニット
- ATX電源としてはコンパクトサイズな奥行150mm
- +12Vはシングルレールで最大71.6Aに対応
- 実用的な負荷全域に対してノイズレベルは32dB以下
- 電源負荷50%以下でファンレス動作が可能
- ファンレス機能は背面のハードウェアスイッチで簡単にON/OFF切り替えが可能
- UltraFlexケーブルの”フニャフニャ”質感は極上の組みやすさ
- シャットダウン後に1分程度ファンを動作させるクールダウン機能
- ATX24PINはリボンケーブルではなくスリーブまとめ型
「Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860W」は電源容量860Wの大容量、50%負荷時に92%以上の非常に優れた変換効率を証明する80Plus Platinum認証取得、+12V出力はシングルレール71.6Aとなっており、GeForce RTX 3090/3080やRadeon RX 6900/6800 XTなどTGP300W超級グラフィックボードにも余裕で対応できます。
「Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860W」はATXサイズ電源ユニットとしてはコンパクトな奥行150mmであるところも魅力です。コンパクトゲーミングPCを一から組む時に最適なのはもちろん、電源ユニットスペースの制限が決まっている既存PCにおいてPCケースとの干渉を気にせず、古くなった電源を交換したり、より大容量・高静音な電源へアップグレードしたりもでき、そのコンパクトさゆえに多様なニーズにマッチします。
「Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860W」を含めFractal Design Ion+ 2 Platinumシリーズにおいて「UltraFlexケーブル」という名でアピールされている非常に柔らかい電源ケーブルは間違いなく同シリーズの最大の魅力の1つです。UltraFlexケーブルは”フニャフニャ”という擬音で形容するのが相応しい柔らかさとなっており、非常に曲げやすく取り回しに優れているので極上の組みやすさを実現してくれます。
冷却ファンの静音性についても「Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860W」は、一般的なシングルグラフィックボード環境における400W程度から、TDP300W超な最新ハイエンドGPU環境における500W程度、さらには実用的な上限となる700W程度まで負荷全域においてノイズレベル32dB以下という極めて優れた性能を発揮しました。
Fractal Design Ion+ 2 Platinumシリーズはファン速度が1000RPM以下(一般には600~800RPM程度での運用になるはず)なので、ベンチ台に平置きしていても近づいて注意深く聞いてみないとファンの動作を確認できないレベルの非常に小さいファンノイズしか発しません。
Fractal Design Ion+ 2 Platinumシリーズには電源負荷50%前後を閾値とするセミファンレス機能「Zero RPM Mode」も搭載されており、ハードウェアスイッチで簡単にON/OFFの切り替えが可能、温度セーフティ機能付きなど使い勝手も良好です。またシステムのシャットダウン後に一定時間の間、電源ユニット冷却ファンを動作させるクールダウン機能も実装されており、電源回路の耐久性向上に嬉しい配慮です。
以上、「Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860W」のレビューでした。
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80PLUS Platinum認証を取得する電源容量860Wのハイパフォーマンス電源ユニット「Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860W」をレビュー。
— 自作とゲームと趣味の日々 (@jisakuhibi) August 20, 2021
RTX 3090やRX 6900 XTでピーク負荷が500Wオーバーに達する環境において静音動作が可能なのか徹底検証。https://t.co/qmmdSsrcuZ pic.twitter.com/uNDIptkWFM
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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)
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