Windows 11Windows 11では右クリックメニューこと、コンテキストメニューで”編集”の項目からペイントを起動できなくなったのが絶妙に不便だったので、復活させる方法を紹介します。



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メイン機をXeon w7-2475X&RTX 4090に換装したついでに、管理人もついにOSをWindows 11にアップデートしたのですが、右クリックメニュー(正確にはコンテキストメニュー)で”編集”の項目からペイントを起動できなくなったのが絶妙に不便だったので、復活させる方法を紹介します。
Windows11 編集でペイントを開く


作業としてはオプション項目を含めて3つ。
  1. Windows 10のペイントアプリを復活 (オプション)
  2. 新バージョンのコンテキストメニューを無効化 (オプション)
  3. 本題の、右クリックメニューに編集(ペイント)を復活
1番と2番がいきなりオプション扱いですが、3つ全て揃って初めて意味があると思うので順番に紹介していきます。

2番と3番はどちらもレジストリエディタの作業になるので、まずは1番の『Windows10のペイントアプリを復活』からです。
Windows 11ユーザーはすでにご存知の通り、ペイントアプリがバージョンアップ?して機能が追加され、UIも変わっています。慣れなのかもですが、新UIがやはり使いにくいのでWindows 10に搭載されていたペイントアプリが使いたいところ。

ということで「Classic Paint (mspaint)」の名前で配布されているのでダウンロードしてインストールします。
Classic Paint (mspaint)をインストールすると自動的にコンテキストメニューに”Classic Paintで編集”という項目が追加されてしまいます。
C:\Program FilesにインストールされたClassic Paintをファイルコピーで丸ごとバックアップしてアンインストールし、再びファイルだけコピーし直しました。(もっとスマートな手段もあると思いますが、どのレジストリ情報を削除すればいいのか調べるのも面倒だったので)

続いて、2番の『新バージョンのコンテキストメニューを無効化』です。
新しいバージョンのコンテキストメニューからも一番下にある”その他のオプション”を選べば従来のコンテキストメニューが表示できますが、明らかに二度手間ですし、コピー・ペースト等のアイコン表示も逆に分かり難いので新バージョン要らんやろと。

レジストリエディタ(regeditをタスクバーから検索すればOK)を起動し、
 コンピューター\HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\CLSID
上をアドレスバーにコピペして移動したら、右クリックメニューの新規 - キーで『{86ca1aa0-34aa-4e8b-a509-50c905bae2a2}』を作成します。
screenshot.1695628478
さらに新規 - キーで『InprocServer32』を作成し、既定の値のデータが空なのを確認してください。OSを再起動すると、右クリックで従来のコンテキストメニューが直接表示されるようになります。
screenshot.1695628498


さて最後の3番目というか本題の『本題の、右クリックメニューに編集(ペイント)を復活』です。
作業自体は従来のコンテキストメニューを復活させるのと同じくレジストリエディタで行います。
まずは、
コンピューター\HKEY_CLASSES_ROOT\SystemFileAssociations\image\shell
をアドレスバーに入力して移動します。shellの項目の下に新しいキーとして、editとcommandを順番に作成します。
commandを作成したら既定をダブルクリックして編集メニューを開き、『"C:\Program Files\Classic Paint\mspaint1.exe" "%1"』をコピペしてください。ダブルクオーテーション(")も含めて。
プログラムのファイルパスは1番で紹介したWindows 10のペイントアプリですが、別のアプリでもまいません。『"mspaint.exe" "%1"』にしたらWindows 11のペイントアプリで開けます、たぶん。
screenshot.1695638418


以上、『Windows11の右クリックメニューに編集(ペイント)を復活させる方法』でした。



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