Lexar Hades RGB DDR4


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8分割アドレッサブルLEDイルミネーション搭載したゲーマー向けOC DDR4メモリキット「Lexar Hades RGB DDR4(型番:LD4BU008G-R3600GDLH)」をレビューします。
「Lexar Hades RGB DDR4」のLEDイルミネーションが発光する様子や、専用アプリケーション Lexar RGB SyncによるARGB LEDイルミネーションのライティング制御を紹介していきます。
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製品公式ページ:https://www.lexar.com/ja/product/lexar-hades-rgb-ddr4




Lexar Hades RGB DDR4 レビュー目次


1.Lexar Hades RGB DDR4の外観
2.Lexar Hades RGB DDR4のLEDイルミネーション




【機材協力:Lexar】



Lexar Hades RGB DDR4の外観

まず最初に「Lexar Hades RGB DDR4」の外観をチェックしていきます。
「Lexar Hades RGB DDR4」は紙製パッケージ内にプラスチック製スペーサーという一般的な梱包です。
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「Lexar Hades RGB DDR4(型番:LD4BU008G-R3600GDLH)」は8GB×2枚組み=16GBの2枚組メモリキットなので2枚のメモリが収められています。
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「HyperX Predator RGB」にはアルミニウム製メモリヒートシンクが装着されています。
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メモリ側面の大部分を覆うアルミニウム製ヒートシンクは、薄っすらとヘアラインが見えるシルキーな黒色塗装が施されています。中央にLexarのメーカーロゴがある以外は装飾もなく、シンプルでスタイリッシュな外観です。
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真上から見ると中央にLEDイルミネーションの発光を拡散する白色半透明ディフューザーがあります。
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マザーボード装着時に下側に位置する左端にはLexarのメーカーロゴが刻印されていました。
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「Lexar Hades RGB DDR4」を実際にマザーボードメモリスロットに装着するとこんな感じになります。
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Lexar Hades RGB DDR4のLEDイルミネーション

「Lexar Hades RGB DDR4」のLEDイルミネーションをチェックしていきます。
「Lexar Hades RGB DDR4」のメモリモジュール上に実装されたLEDイルミネーションは8つのアドレスに分割されており、個別にライティング制御が可能なアドレッサブルLEDイルミネーションになっています。
「Lexar Hades RGB DDR4」はソフトウェア制御を行わなくても、アドレッサブルな発光パターンでLEDイルミネーションが点灯します。標準発光パターンではCPUソケットを左、メモリスロットを右として、各メモリで上から下へオーロラ状に7色に変化していきます。


ただしソフトウェア制御を行わない場合、起動直度は色の変化が一致しているのですが徐々にズレてきてランダム然とした発光パターンになってしまいます。複数のメモリ間で発光パターンを綺麗に同期させたい場合は純正アプリ「Lexar RGB Sync」やマザーボードのライティング制御機能で同期させるのがおすすめです。
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「Lexar Hades RGB DDR4」に搭載されたLEDイルミネーションは、純正ソフトウェアのLexar RGB Syncから任意に制御できます。
今回は純正ソフトウェアLexar RGB Syncを使いますが、「Lexar Hades RGB DDR4」は、ASRock Polychrome RGB Sync、ASUS AURA Sync、GIGABYTE RGB Fusion、MSI Mystic Lightなど主要4社のマザーボードで使用可能なライティング制御機能とも互換性があります。
Lexar RGB SyncのDLページ:https://www.lexar.com/ja/download_cat/memory-ja/
MB-Lighting

「Lexar RGB Sync」のインストール自体は普通のインストーラー同様にポチポチクリックするだけです。
Lexar RGB Sync_install

「Lexar Hades RGB DDR4」にはメモリ1枚当たり8分割のアドレッサブルLEDイルミネーションが搭載されており、各アドレスはLED 1~8としてアプリ上に表示されます。
Lexar RGB Sync_1

「Lexar RGB Sync」からはシステムに設置されているメモリを一括制御や個別制御が可能です。左に配置されたメモリアイコンを選択すると「Sync」「DRAM〇」と表示され、「Sync」なら全てのメモリモジュールを同期設定し、「DRAM〇」は選択したメモリモジュールだけをライティング制御します。
Lexar RGB Sync_2

「Lexar RGB Sync」において発光パターンはウィンドウ右側にあるLighting Effectから選択できます。
選択可能な発光パターンとしては、「Static(固定発光)」「Breathing(ゆっくり明滅)」「Strobing(点滅)」「Cycle」「Rainbow」「Breathing Rainbow」「Comet」「Comet Rainbow」「Flash」「Flash and Dash」「Wave」「Glowing yoyo」「Starry-Night」「Default」、以上の14種類が用意されています。
Lexar RGB Sync_3

まず「Static(固定発光)」「Breathing(ゆっくり明滅)」「Strobing(点滅)」の3種類については、名前の通り選択した発光カラーに固定して発光、もしくはゆっくり明滅、点滅させることができます。
具体的な設定方法として、カラーサイクルもしくはカラースライダーから発光カラーを選択でき、右端のスライダーは輝度(Brightness)を設定できます。中央上のLED〇というアイコンから発光カラーを設定する部位を選択できます。
Lexar RGB Sync_1
「Lexar Hades RGB DDR4」のLEDイルミネーションは1つのメモリモジュール上の発光部分は8分割されており、それぞれに発光カラーを設定することが可能なアドレッサブル型になっています。
今回は2枚のメモリモジュールを使用しているので16か所のLED発光カラーを個別に設定できました。以後、個別に発光カラーを設定できるものについては「カラーセット」と呼ぶことにします。
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また発光カラー編集アドレスアイコンの一覧の右上にある同期ボタンを使えば全て部位の発光カラーを統一して変更することができます。
Lexar RGB Sync_4
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「Color Cycle」では全てメモリ全てのアドレスのLEDイルミネーションの発光カラーが同期して七色に緩やかなグラデーション変化を行います。
「Rainbow」ではマザーボード毎のメモリスロット番号順に(検証機材ではCPUソケットから順に3/1/4/2)、上から発光カラーが次の色に変化していき右下まで次の発光カラーに変化すると右上が次の発光からに変化して……を繰り返します。変化する範囲は七色のカラーサイクルを一周する「Cycle」とカラーサイクルの一部を切り取る「Gradient」から選択可能で、変化スピードも5段階で設定できます。
「Breathing Rainbow」ではゆっくり明滅しながら、赤→オレンジ→黄色→緑→……、と発光カラーが七色で順番に変化していきます。
「Comet」では任意の発光カラーで全てのメモリが同期して上から下へ順番に発光していきます。点滅箇所以外は消灯しています。「Comet Rainbow」は基本的な発光パターンはCometと同じですが、発光カラーが七色で順番に変化します。
「Flash」はCometに似ていて任意の発光カラーで全てのメモリが同期して上から下へ順番に発光していきますが、Cometでは点滅箇所以外は消灯しているのに対して、「Flash」は輝度最小で全体が点灯しています。「Flash Rainbow」は基本的な発光パターンはFlashと同じですが、発光カラーが七色で順番に変化します。
「Wave」は波のように上から下に明るくなっていき、発光カラーも七色で次々に変化していきます。
「Glowing yoyo」は各アドレスの発光カラーが異なる既定のカラーセットで輝度最小で発光した状態で、上から下に順番に点滅し、さらに全体が明滅してから、カラーセットを変えて同様の変化を繰り返します。
「Starry-Night」は任意のカラーセットについて、輝度最小で全体が点灯した状態で星が瞬くようにランダムにいずれかのアドレスが点灯します。

上の発光パターンの中からLexar Hades RGB DDR4の動画をいくつか撮影してみました。








以上、「Lexar Hades RGB DDR4」のレビューでした。
Lexar Hades RGB DDR4


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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)



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