Lexar SL660 BLAZE Gaming Portable SSD 1TB


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接続帯域20GbpsのUSB3.2 Gen2x2によって連続読み出し2000MB/sに達する超高速な外付けUSBモバイルストレージ「Lexar SL660 BLAZE Gaming Portable SSD 1TB(型番:LSL660X001T-RNNNG)」をレビューします。
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製品公式ページ:https://www.lexar.com/ja/product/lexar-sl660-blaze-gaming-portable-ssd/




Lexar SL660 BLAZE Gaming Portable SSD 1TB レビュー目次


1.Lexar SL660 BLAZE Gaming Portable SSD 1TBの外観・付属品
2.Lexar SL660 BLAZE Gaming Portable SSD 1TBの性能
3.Lexar SL660 BLAZE Gaming Portable SSD 1TBのレビューまとめ




【機材協力:Lexar】



補足:USB3.2 Gen2x2規格について

2022年現在USB規格が新旧入り乱れて分かり難くなっていますが、簡単にまとめると下のようになっています。

接続帯域5Gbps : USB3.2 Gen1 = USB3.1 Gen1 = USB3.0 (Type-AとType-C)
接続帯域10Gbps : USB3.2 Gen2 = USB3.1 Gen2 (Type-AとType-C)
接続帯域20Gbps : USB3.2 Gen2x2 (Type-Cのみ)


厳密にいうと違いもあるのですが、USB外付けストレージの接続規格としては上のように簡単に理解しておけばOKです。

PlayStation 5やXbox Series X/Sなど最新コンソールゲーム機のUSB接続規格は、ポート毎に違いはあるものの、最速の通信規格はUSB3.2 Gen2 ( = USB3.1 Gen2)です。
PS5_Xbox-SX

今回レビューする「Lexar SL660 BLAZE Gaming Portable SSD 1TB」は接続帯域20GbpsのUSB3.2 Gen2x2に対応した外付けSSDですが、ホスト側に対して下方互換があるので、USB3.2 Gen2など下位の規格でも外付けSSDとして使用できます


Lexar SL660 BLAZE Gaming Portable SSD 1TBの外観・付属品

まずは「Lexar SL660 BLAZE Gaming Portable SSD 1TB」の外観や付属品について紹介していきます。
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製品イメージがカラープリントされたスリーブを外すと、真っ赤なカラーリングの化粧箱が現れます。
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化粧箱を開くとスポンジ製スペーサーの中央に「Lexar SL660 BLAZE Gaming Portable SSD 1TB」のSSD本体が収められています。
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SSD本体の下にはもう1つ紙製パッケージがあり、その中には付属トラベルポーチがありました。
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トラベルポーチの中には各種付属品が収納されています。
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「Lexar SL660 BLAZE Gaming Portable SSD 1TB」の付属品は、上で紹介したトラベルポーチに加えて、USB Type-C to Type-Cケーブル、USB Type-A to Type-Cケーブル、スタンドです。
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続いて「Lexar SL660 BLAZE Gaming Portable SSD 1TB」のポータブルSSD本体をチェックしていきます。
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「Lexar SL660 BLAZE Gaming Portable SSD 1TB」の製品寸法は縦57mm×横112mm×高さ11mmです。小型スマートフォンよりも一回り小さいサイズ感で、コンパクトかつ薄型です。重量も80g程度と軽量です。
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「Lexar SL660 BLAZE Gaming Portable SSD 1TB」の外装はアルミニウム製となっており、傷が付きにくく目立ちにくいサンドブラスト仕上げの高級仕様です。金属製筐体によって優れた耐衝撃性と耐振動性を実現しています。
シャープさと曲線が組み合わさったスマートな外観に加えて、サンドブラスト仕上げの表面は手触りも優れています。
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「Lexar SL660 BLAZE Gaming Portable SSD 1TB」の右側にある白色半透明のリング部分にはLEDイルミネーションが内蔵されています。
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LEDイルミネーションはアドレッサブルRGBタイプなのでオーロラ状に七色に変化します。
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LEDイルミネーションは常時点灯するわけではなく、通電直後やデータの読み書き中など、SSDに対してアクセスがある時だけ点灯し、アクセスがない状態が20~30秒程度続くと自動的に消灯します。


スマートなデザインの縦置きスタンドも付属しているので、ゲーミング環境のデスクトップに置いても映えると思います。
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「Lexar SL660 BLAZE Gaming Portable SSD 1TB」のLEDイルミネーションが内蔵された白色半透明のディフューザーの反対側、左側面の中央にはUSBケーブルを接続するためのUSB Type-C端子が実装されています。
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SSD本体のType-C端子にUSBケーブルを接続して使用します。Type-C用とType-A用の両方のUSBケーブルが付属するので接続に困ることはありません。
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「Lexar SL660 BLAZE Gaming Portable SSD 1TB」は最新ゲーム機のPlayStation 5に接続する外付けUSBストレージとしても問題なく使用できます。コンパクトサイズなので、PS5が縦置き、横置きのどちらでもポータブルSSDが邪魔になりません。
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付属のUSBケーブルの長さは30cmなので、1.0mなど長いケーブルが欲しい場合は「エレコム USB-Cケーブル C-C USB3.1Gen2」や「エレコム USB-Cケーブル A-C USB3.1Gen2」がオススメです。いずれもUSB3.1 Gen2(帯域10Gbps)を正式にサポートしています。
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エレコム USB3.1 Gen2ケーブル Type C to Type-C 0.5m/1.0m
エレコム USB3.1 Gen2ケーブル Type C to Type-A 0.5m/1.0m
エレコム
Amazon.co.jpで詳細情報を見る



Lexar SL660 BLAZE Gaming Portable SSD 1TBの性能

続いて本題となる「Lexar SL660 BLAZE Gaming Portable SSD 1TB」の性能を検証していきます。

「Lexar SL660 BLAZE Gaming Portable SSD 1TB」はアウトボックス時点でファイルシステムがexFATにフォーマット済みとなっており、使用可能な空き容量は953GBでした。
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アウトボックス時点で、「Lexar SL660 BLAZE Gaming Portable SSD 1TB」はexFATにフォーマット済み、初期状態でアロケーションユニットサイズは256MBでした。
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アロケーションユニットサイズは小さい方が物理容量を最大限使用できるのですが、デメリットとして、特にランダム性の高い書き込みアクセスにおいて大幅な速度低下が発生する傾向があります(逆に速くなるケースもあるものの程度は小さい)
当サイトのレビューではexFAT形式の外付けストレージのアロケーションユニットサイズは512KBに統一し、検証前に再フォーマットしています。Windows11によるフォーマットの既定サイズはストレージ容量によって変わるのですが速度重視で2TB容量の既定サイズで統一しています。
allocation unit size
アロケーションユニットサイズはドライブの右クリックメニューで表示されるフォーマットによってWindows11 OSの場合、128KB、256KB、512KB……と複数の候補から選択できます。フォーマットを行うとアロケーションユニットサイズを変更できますが、初期化作業のためストレージ内のデータは全て消えるので注意してください。
また現在のアロケーションユニットサイズは、コマンドプロンプトを管理者実行してチェックしたいドライブパス(アルファベット)に対して、『chkdsk E:』のように入力すると確認できます。


「Lexar SL660 BLAZE Gaming Portable SSD 1TB」の基本的な読み出し性能と書き込み性能を確認するため、CrystalDiskMark8.0.4(NVMe SSD, Default, 8GiB)のベンチマークを行いました。
「Lexar SL660 BLAZE Gaming Portable SSD 1TB」は公式に発表されている仕様値通り、連続読み出しが2000MB/s、連続書き込みが1900MB/sという超高速なアクセススピードを発揮します。
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なお上記のベンチマークはUSB3.2 Gen2x2に対応するASMedia ASM3242コントローラーのUSB Type-Cポートに接続した場合のスコアとなっています。
Intel第12世代CPUに対応するZ690など600シリーズマザーボードはチップセット内コントローラーによってUSB3.2 Gen2x2接続に対応しており、多くのマザーボードでリアI/OにUSB3.2 Gen2x2接続対応Type-Cポートを備えていますが、これに接続すると書き込み速度が大幅に低下しました。
またIntel 600シリーズチップセットがコントローラーの場合、USB3.2 Gen2対応のType-C/Aポートに接続しても300~400MB/s程度の書き込み速度でした。
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Intel 600シリーズチップセットと相性が悪いのか、USBドライバやWindows11 OSの問題なのか、原因は不明ですが、現時点ではIntel第12世代CPU&600シリーズチップセット搭載マザーボード環境において「Lexar SL660 BLAZE Gaming Portable SSD 1TB」は理想的な性能を発揮できない可能性があるので注意してください。


「Lexar SL660 BLAZE Gaming Portable SSD 1TB」に対して大容量データの連続書き込みを実行してみたところ、使用済み容量がゼロの状態では100GB近い大容量なSLCキャッシュを使用でき、理想的な1700MB/s程度の書き込み速度を安定して発揮しました。
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実際のファイルコピーでも、使用済み容量0GBの状態で10GB動画ファイル×10を連続してコピーしていったところ、90GB程度を書き込んだところで、書き込み速度の低下が発生しました。
以降はSLCキャッシュの超過と開放を繰り返して、書き込み速度が80MB/s程度から800MB/s程度で波打つような挙動になります。時間平均の書き込み速度は200MB/s程度になるようです。
ちなみにSLCキャッシュ超過後の書き込み速度が80MB/s程度なので、「Lexar SL660 BLAZE Gaming Portable SSD 1TB」にはQLC型NANDのNVMe SSDが内蔵されているようです。
Lexar SL660 BLAZE Gaming Portable SSD 1TB_slc-cache-empty

続いて500GB程度を書き込んだ状態で(空き容量は450GB程度)、SLCキャッシュが十分に開放されるように通電したままで放置してから、同様に100GB程度の書き込みを実行してみました。
「Lexar SL660 BLAZE Gaming Portable SSD 1TB」は空き容量が半分程度、400GB程度の状態で実効値として10~15GB程度のSLCキャッシュを使用できました。
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「Lexar SL660 BLAZE Gaming Portable SSD 1TB」は容量の大部分を使用した状態でも10~15GB程度のSLCキャッシュを使用でき、数分も経てばSLCキャッシュは解放されるので、SLCキャッシュが解放されるまで一定のインターバルをおいて総容量が10GB以下のデータを取り扱う限りは、実用上SLCキャッシュ超過後の書き込み速度低下で不便を感じることはないと思います。

ただしSLCキャッシュを超過すると書き込み速度は80MB/s程度まで大きく低下してしまうので、10~15GBを大きく超えるデータを頻繁に読み書きする用途には向きません。その点は注意してください。



Lexar SL660 BLAZE Gaming Portable SSD 1TBのレビューまとめ

最後に「Lexar SL660 BLAZE Gaming Portable SSD 1TB(型番:LSL660X001T-RNNNG)」を検証してみた結果のまとめを行います。簡単に箇条書きで以下、管理人のレビュー後の所感となります。

良いところ
  • USB3.1 Gen2x2接続により連続読み出し2000MB/sの高速アクセスを実現
  • USB3.1 Gen2x2接続により連続書き込み1900MB/sの高速アクセスを実現
  • 外部電源不要なUSB端子からのバスパワー駆動
  • 縦57mm×横112mm×高さ11mmのコンパクトサイズかつ、80g程度と軽量
  • PlayStation 5やXbox Series X/Sの外付けストレージとして使用すれば、
    ネイティブタイトルの避難先や広報互換タイトルのインストール先にできる
  • HDD内蔵ゲーム機なら外付けストレージにすることでゲームロード時間を最大で半分に短縮
悪いところor注意点
  • USBフラッシュメモリと比べるとサイズは大きい
  • SLCキャッシュ(10~15GB)超過後の書き込み速度が80MB/s程度と遅い

「Lexar SL660 BLAZE Gaming Portable SSD 1TB」はNVMe SSD相当の内部SSDを帯域20Gbpsの高速規格USB3.2 Gen2x2に変換するタイプのUSB外付けSSDです。
基礎的なベンチマークではSATA3.0 SSDを大幅に上回り、読み出し/書き込みで2000MB/s前後の高速なアクセススピードを発揮しています。


「Lexar SL660 BLAZE Gaming Portable SSD 1TB」はQLC型NANDが採用されたSSDなので連続した大容量書き込みによってSLCキャッシュ容量を超過してしまうと書き込み速度が80MB/s程度までガクッと落ちるという弱点があります。
ただし、残り容量が1000GBと容量の大部分が使用済みの状態でも実効値で10~15GB程度のSLCキャッシュを使用できるので、SLCキャッシュの開放が間に合わない短期でも、読み書きを行うデータ容量がそれ以下という条件なら、実用上、SLCキャッシュの超過で不便を感じることはないはずです。SLCキャッシュの開放自体も数分程度と早めだった印象です。

また「Lexar SL660 BLAZE Gaming Portable SSD 1TB」はコンソールゲーム機の外付けUSBストレージとしても使用できます。
最新ゲーム機のPlayStation 5やXbox Series X/Sではネイティブ対応タイトルの起動には非対応なものの、内蔵SSDが満杯になった時にネイティブ対応タイトルの避難先としては使用できますし、旧型下方互換タイトルであれば起動も可能なので、次世代ゲーム機用の外付けストレージとしても最適な製品です。

以上、「Lexar SL660 BLAZE Gaming Portable SSD 1TB」のレビューでした。
Lexar SL660 BLAZE Gaming Portable SSD 1TB



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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)



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