XPG VALOR AIR JP


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エアフローに優れたメッシュフロントパネル、内部を一望できる強化ガラス製ウィンドウパネルによるショーケースデザインを採用し、6千円程度で購入できる高コストパフォーマンスなゲーマー向けのコンパクトミドルタワーPCケース「XPG VALOR AIR JP」をレビューします。


製品公式ページ:https://www.xpg.com/jp/xpg/918
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レビュー目次


1.XPG VALOR AIR JPの梱包・付属品

2.XPG VALOR AIR JPの外観
3.XPG VALOR AIR JPの内部構造の概要


4.XPG VALOR AIR JPの裏配線スペース
5.XPG VALOR AIR JPのストレージ設置スペース
6.XPG VALOR AIR JPのグラフィックボード設置スペース
7.XPG VALOR AIR JPの電源ユニット設置スペース
8.XPG VALOR AIR JPのファン・ラジエーター設置スペース


9.XPG VALOR AIR JPのビルドギャラリー

10.XPG VALOR AIR JPのレビューまとめ



【機材協力:ADATA XPG 国内正規代理店 タイムリー】



XPG VALOR AIR JPの梱包・付属品

早速パッケージを開封して、XPG VALOR AIR JPの外観からチェックしていきます。
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「XPG VALOR AIR JP」では製品のオリジナルプリントがされた茶色の段ボール箱にPCケース本体が収められています。パッケージサイズは非常にコンパクトです。
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段ボール箱の天面を開くと、スペーサーで保護されたPCケース本体が現れます。
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強化ガラスサイドパネルには傷防止の保護フィルムが貼られています。
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各種付属品は強化ガラス製サイドパネルを外してPSUカバー上に針金で固定されています。
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XPG VALOR AIR JPの外観

続いて「XPG VALOR AIR JP」の外観について詳しくチェックしていきます。
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「XPG VALOR AIR JP」の寸法は奥行371mmm×幅210mm×高さ460mmで、ATXサイズマザーボードに対応するミドルタワーPCケースとしては非常にコンパクトなサイズ感です。
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「XPG VALOR AIR JP」は長さの違う斜めの平行四辺形を平行に並べたエアスリットが特徴的なフロントパネルデザインが採用されています。フロントパネルはスチールパネルなので安っぽさは感じません。
フロントパネルの左下には表面塗装との少しだけ異なる色味の白色文字でXPGのブランドロゴが刻印されていますが、主張し過ぎないちょうどいい塩梅です。
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「XPG VALOR AIR JP」の左側面は強化ガラスパネルが採用されていますが、フロント・トップ・右側面の3面はスチールパネルとなっており、傷や指紋の目立ちにくい粒度小さめのシボ塗装です。
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「XPG VALOR AIR JP」のフロントI/Oはトップパネルの前方右端に実装されています。(ディスプレイ右側に置く一般的なレイアウトだとIOポートがユーザーから遠い位置になるので少々腑に落ちない設計ですが)
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前方から順にパワースイッチ、リセットスイッチ、ヘッドホン出力&マイク入力用4極3.5mmジャック、2×USB3.0 Type-A端子が実装されています。
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「XPG VALOR AIR JP」のフロントパネルはPCケースシャーシから取り外しが可能です。フロントパネルはPCケース下部にあるネジで固定されています。PCケースを横倒しにしてネジを外すと作業しやすいと思います。
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フロントパネルとシャーシの間にはマグネット式で簡単に取り外せる防塵ダストフィルターがあります。
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「XPG VALOR AIR JP」はマザーボード側に強化ガラス製サイドパネルが搭載されています。ホワイトモデルのガラスパネルは無色透明でした。
下側はPSUカバーがそのままサイドパネルになっており、マザーボードのある上側だけがウィンドウパネルで一望できるショーケース風デザインです。
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裏配線側サイドパネルはフラットなスチールパネルです。透明なガラスパネルではないので裏配線にこだわるのが面倒という人には嬉しい設計です。
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「XPG VALOR AIR JP」の左右サイドパネルは背面のハンドスクリュー2個で固定されており、ネジを解除してから後方にスライドさせると取り外すことができます。
左右サイドパネルはシャーシに下側で保持する部分はあるものの、外に滑って脱落するのを防止する構造はないので、スライドさせてしっかりとロックがかかるまではパネルを落とさないように注意が必要です。
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「XPG VALOR AIR JP」のPCケースボトムを見ると、後方の電源ユニット部分にエアスリットがあるものの、それ以外はスチール板で塞がっており、シンプルな形状です。
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PCケースボトムの四隅には円柱形のプラスチック製のケース足があります。ケース足の先端に貼られた保護剤はゴム製ではなくスポンジ製なので卓上で多少滑らせて動かせます。ケース足の高さは20mmほどです。
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XPG VALOR AIR JPの内部構造の概要

続いて「XPG VALOR AIR JP」の内部構造について各種要素ごとに細かく見ていく前に内部構造の概要をチェックしていきます。
サイドパネルを外してマザーボード側を俯瞰すると次のようになっています。
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「XPG VALOR AIR JP」のマザーボードスペース前方はストレージベイや5インチベイなど何もなく開放されている近年主流なオープンレイアウトが採用されています。
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「XPG VALOR AIR JP」には近年のPCケースの流行としてPCケースボトムに設置される電源ユニットをチャンバー分けして、電源ケーブルを隠すPSUカバーが採用されています。
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XPG VALOR AIR JPのマザーボードトレイやその周辺レイアウト、および各種マザーボードとの互換性についてチェックしていきます。
XPG VALOR AIR JPのマザーボードトレイには標準でATXに合わせて左と中央の6カ所には最初からスペーサーが装着されています。PCIEスロット数はATXフォームファクタに合わせて7段です。
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使用するフォームファクタに合わせて各自で装着するスペーサー3つと、スペーサーを着脱するためのプラスネジ変換六角ソケットが付属します。
プラスネジ変換六角ソケットをスペーサーに被せれば一般のプラスドライバーを使用して簡単にスペーサーの着脱が可能です。
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「XPG VALOR AIR JP」にATXマザーボードを設置すると下のようになります。マザーボードトレイの上下と右にはケーブルホールが開けられているので各種配線もスムーズに行えます。
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空冷CPUクーラーの高さクリアランスについて、公式仕様では全高166mmまでが確保されているとのことでしたが、実測の高さクリアランスも165mmでした。
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XPG VALOR AIR JPの裏配線スペース

「XPG VALOR AIR JP」の裏配線スペースについてチェックしていきます。
左サイドパネルを取り外すとXPG VALOR AIR JPのマザーボード裏スペースにアクセスできます。XPG VALOR AIR JPの裏配線スペースの全体は次のようになっています。
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マザーボードトレイのCPUクーラーメンテナンスホールも大きくとられています。バックプレート型のCPUクーラーでもマザーボードをPCケースに装着したままで着脱が可能です。
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裏配線スペースの厚さはマザーボードトレイやシャーシの凹凸で若干前後しますが、おおむね25mm弱程度は確保されています。前方は30mm程度のスペースがあるのでケーブルが太いATX24PIN電源ケーブルも余裕をもってケーブルマネジメントが可能です。
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XPG VALOR AIR JPのストレージ設置スペース

続いて「XPG VALOR AIR JP」のストレージ設置スペースをチェックしていきます。
「XPG VALOR AIR JP」のストレージ積載について、マザーボードトレイ裏に2基の2.5インチストレージ、PSUカバー裏のストレージトレイに2基の3.5インチストレージを設置できます。

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2.5インチストレージ設置スペースについて

まずは2.5インチストレージ設置スペースについてチェックしていきます。
「XPG VALOR AIR JP」のマザーボードトレイ裏、メンテナンスホールの下には2基の2.5インチストレージを設置可能な2.5インチストレージトレイが装着されています。
2.5インチストレージトレイは2.5インチストレージを1基設置可能なスチール製プレートになっており、トレイ短辺下向きにある2カ所の爪と、上側のハンドスクリューでPCケースに固定する構造です。
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3.5インチストレージトレイについて

PCケースボトムに固定されている3.5インチストレージトレイについて詳しくチェックしていきます。
「XPG VALOR AIR JP」のPSUカバー裏、前方寄りには3.5インチストレージ用トレイを装着できます。
3.5インチストレージトレイは、PCケースシャーシボトムのひょうたん型穴にスライドさせ、底面から付属のハンドスクリューでネジ止めする形で固定できます。固定穴は後方寄りと前方寄りの2つから選択できます。
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3.5インチストレージトレイはコの字の形状になっており、中央に左右からのネジ止めで1基の3.5インチストレージ、上部に3.5/2.5インチストレージと、計2基のストレージを設置できます。
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XPG VALOR AIR JPのグラフィックボード設置スペース

「XPG VALOR AIR JP」のグラフィックボード設置スペースについてチェックしていきます。
まず製品スペックを見ると、「XPG VALOR AIR JP」のグラフィックボード設置における長さ方向のクリアランスについて、最大335mmのスペースが確保されています。
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「XPG VALOR AIR JP」のグラフィックボードのクリアランスは、フロントに設置しているファン・ラジエーターの厚みに影響されます。
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ケースファンだけであれば300m以上のクリアランスですが、ファン&ラジエーターで52~55mmの一般的な簡易水冷クーラーの場合、スペースが280mm程度になってしまうので、TGP300W超GPUを搭載する一部のオリファンモデルは干渉する可能性があるので注意してください。
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グラフィックボードの高さ方向について、PCIEブラケットからサイドパネルまで60mm程度と十分な余裕があるので、補助電源ケーブルはもちろん、背の高い基板のオリファンモデルにDIY水冷のフルカバー水冷ブロックを装着してもターミナル部分がサイドパネルと干渉する心配はありません。
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「XPG VALOR AIR JP」はPCIEスロットの固定ネジ穴が外にあるので、拡張ボードをPCIEブラケットを装着する構造上、PCIEブラケットの手前に穴が開いてしまうのですが、ここを隠すための着脱式カバーも設置されています。
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管理人がPCケースをチェックする時の重箱の隅をつつくような細かい項目、PCIEスロットの固定ネジとシャーシの干渉についてですが、「XPG VALOR AIR JP」では固定ネジ上にシャーシが被っておらずしっかりとクリアランスが確保されています。これならドライバーを使用した拡張ボードのネジ止めも簡単です。
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XPG VALOR AIR JPの電源ユニット設置スペース

XPG VALOR AIR JPの電源ユニットの設置個所付近をクローズアップしていきます。
まずは電源ユニットの設置についてですが、XPG VALOR AIR JPでは最近のPCケースで主流なボトム吸気型の電源ユニットのボトム配置構造を採用、マザーボード側からは電源ユニットや電源ユニットから伸びるケーブルを隠してケース内をキレイに見せるPSUカバーも採用されています。
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高級なPCケースでは専用のPSUアダプタを使用して外から電源ユニットをスロットインする構造が採用されていることもありますが、「XPG VALOR AIR JP」についてはコストパフォーマンス重視な製品ということもあり、単純にPCケース内から電源ユニットを配置して外側からネジ止めする構造です。
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ケース内部に注目してみると、吸気スリットの両サイドには電源ユニットの安定した固定と電源ユニット冷却ファンの振動によるPCケースとの共振を防止するためスポンジ製の丸足がスタンドとして設置されています。
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電源ユニットの奥行のクリアランスについて、「XPG VALOR AIR JP」のPCケースボトムは完全に開放されているので、そのままであれば300mm程度のスペースを自由に使用できます。
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一方で付属の増設オプションである3.5インチストレージトレイを使用すると、奥行方向の電源スペースは制限されます。
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ストレージの章で説明した通り、PSUカバー内の3.5インチストレージトレイは後方寄りもしくは前方寄りの2種類から設置位置を選択でき、後方寄りの場合170mm程度のスペースを使用できます。
前方寄りにするとフロントファンマウントで360サイズ簡易水冷ラジエーターが非対応になる代わりに、電源スペースは200mm程度に増えます。
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一例として、奥行140mmの電源ユニット「XPG Core Reactor 850W」を使用すると、『電源ユニットの設置、電源ケーブルの装着、ストレージトレイの設置』の順番で作業する必要はありますが、下段に3.5インチHDD、上段に2.5インチストレージの構成ならPSUカバー裏に後方寄りにストレージトレイを使用できるスペースがありました。
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「XPG VALOR AIR JP」は電源ユニットがPCケース底面から吸気を行う構造なので、PCケース底面にはナイロンメッシュの防塵ダストフィルターが付属しています。
ダストフィルターはマグネット式やスライド式ではなく、枠にあるツメに引っ掛ける構造なので取り外しはともかく、取り付けにはPCケースを横倒しにする必要はあります。
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PCケース底面には電源ユニット冷却ファンが吸気するためのエアスリットがありますが、幅120mm、奥行(後端から)20mm~140mmまでのレイアウトになっています。少し奥行は小さめですが、近年主流な140mm角ファンを冷却ファンとして搭載する電源ユニットでも十分なサイズです。
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XPG VALOR AIR JPのファン・水冷ラジエーター設置スペース

続いて「XPG VALOR AIR JP」の冷却ファンと水冷ラジエーターの設置スペースについてチェックしていきます。

ファン・ラジエーター設置スペースの概要

XPG VALOR AIR JPのファン・ラジエーター積載可能数について簡単にまとめると、PCケースリアには120サイズ、PCケースフロントには最大で360サイズ(120mm*3) or 280サイズ(140mm*2)、PCケーストップには最大で240サイズ(120mm*2、ファンのみ140mm*2)のファンもしくはラジエーターを設置することが可能です。
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ファン・ラジエーター設置スペースを実機でチェック

上で解説した概要を念頭に、「XPG VALOR AIR JP」のファン・ラジエーター設置スペースについて実機写真からチェックしていきます。


PCケースリアのファン・ラジエーター設置スペースについてですが、標準で120mmファンが排気構成で設置されています。
ファン・ラジエーターの固定ネジ穴は縦長のスリット状になっているので、上下方向に若干のオフセット配置が可能です。120サイズのラジエーターを採用する簡易水冷CPUクーラーや簡易水冷グラフィックボード用にも使用できます。
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PCケースフロントのファン・ラジエーター設置スペースについてですが、フロントパネル裏には標準で1基の120mmサイズ冷却ファンが吸気構成で設置されています。
PCケースフロントのファン・ラジエーター設置スペースのサイズ・数量については上で紹介したとおり、360サイズ(120mm*3) or 280サイズ(140mm*2)です。ファン・ラジエーター固定用のネジ穴は縦長スリットなのでラジエーターのネジ穴間隔に合わせて設置が可能です。
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PCケース内への埃の混入を抑えるためツールレスで着脱可能な防塵ダストフィルターも用意されているので吸気スペースに使用するのがおすすめです。
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上端寄りに設置した場合、240サイズや280サイズのラジエーターであればPSUカバーよりも上側に収まりますが、360サイズのラジエーターや3台目の120mmファンはPSUカバーの下側に潜る形になります。
ボトムスペースはPSUカバーで分離されていますが、PCケースフロント寄りにはファン・ラジエーター用に奥行60mm程度のホールが設けられているので、PSUカバーとの干渉は基本的に心配する必要はありません。
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ストレージの章で説明した通り、3.5インチストレージトレイは前方寄りにも設置できますが、前方寄りに移動させた場合、フロントのファンスペースは制限されます。
後方寄りの場合は60mm程度のスペースがあるのでファン&ラジエーターで55mm厚程度の360サイズラジエーターも設置可能ですが、前方寄りに移動させると非対応になります。
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PCケーストップのファン・ラジエーター搭載スペースについて、最大で240サイズ(120mm*2、ファンのみ140mm*2)のファン・ラジエーターに対応します。
天面にはヘックス型で天面に広くエアスリットが設けられており、ネジ穴スリットは120mm幅をサイドパネル寄りとマザーボード寄りに設置できる2列2組があり、外側の2つで140mm幅に対応します。
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天面について、ファン・ラジエーターを固定するシャーシ内壁からマザーボード上端までは40mm程度のクリアランスがあるので、一般的な25mm厚のケースファンであれば120mm角でも140mm角でもマザーボードやメモリとの干渉の心配はありません。
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一方でファン&ラジエーターで52~55mm厚になる一般的な簡易水冷クーラーの場合、公式仕様で対応と表記されている120mm幅でもマザーボードやメモリと干渉する可能性があります。
今回のサンプルビルドで使用している「ASUS ROG STRIX Z690-A GAMING WIFI D4」のように、ハイエンドクラスのマザーボードではCPUソケット上側のVRM電源ヒートシンクが大きいので干渉する可能性が高くなります。
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また「XPG VALOR AIR JP」の天面にはマグネットで簡単に着脱可能なナイロンメッシュフィルターが装着されています。
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「XPG VALOR AIR JP」の天面はフラットなのでキーボードなど物を置くこともできますが、天面にファン・ラジエーターを設置する場合はエアフローの妨げになってしまいます。
「XPG VALOR AIR JP」の天面を物を置くスペースとして活用したいのであれば、「PC MAGLAS ガラストップ」というPCトップガラスカバーがオススメです。


続いてPCケースフロントで対応が明記されている240サイズラジエーターについて、今回は検証機材として240サイズ簡易水冷CPUクーラー「XPG LEVANTE 240 ARGB」を使用して具体的にチェックしていきます。
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XPG LEVANTEはゲーミングPCに最適なCPUクーラーだ!
XPG LEVANTE 240 and 360

「XPG LEVANTE 240/360 ARGB」の最新ロットにはIntel第12世代CPUのLGA1700ソケットに対応したマウントパーツも標準で付属します。
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「XPG VALOR AIR JP」のPCケースフロントは最大で360サイズや280サイズのラジエーターにも対応するので、240サイズ簡易水冷CPUクーラー XPG LEVANTE 240 ARGBは余裕を持って設置できます。
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ただしグラフィックボードの章で説明したように、PCケースフロントにマルチファン水冷ラジエーターを設置すると、設置可能なグラフィックボードの長さに制限がかかるので注意してください。
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XPG VALOR AIR JPの自作PCギャラリー

「XPG VALOR AIR JP」を使用した自作PCを組んでみたのでその作成例のギャラリーとなります。

今回、「XPG VALOR AIR JP」のサンプルビルド用に同社から色々とPCパーツをお借りしたので、これも使ってサンプルビルドを組んでいきます。
XPGからは上で紹介した簡易水冷CPUクーラーに加えて、DDR4/DDR5のシステムメモリ、最新規格PCIE4も含めた高速NVMe M.2 SSDなど自作PCを組むうえで必須となる主要パーツだけでなく、ARGB LEDストリップやファイバーケーブル型ARGB LED搭載の延長電源ケーブルといったライトアップアクセサリも発売されています。
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「XPG VALOR AIR JP」は付属LEDコントローラーのLEDチャンネル数が1つしかないので使用しませんでしたが、ARGB LEDストリップやファイバーケーブル型ARGB LED搭載の延長電源ケーブルを使用した作例は「XPG DEFENDER PRO」のレビューを参考にしてみてください。


前置きはこの辺りにしてビルドギャラリーです。
裏配線側は少々雑然としていますが(どうせスチールパネルで隠せるので)、強化ガラスパネルで一望できるマザーボード側はスッキリとしています。
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通電して各種LEDイルミネーションによってPCケース内外をライトアップするとこんな感じになります。
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XPG VALOR AIR JPのレビューまとめ

最後に「XPG VALOR AIR JP」を検証してみた結果のまとめを行います。簡単に箇条書きで以下、管理人のレビュー後の所感となります。

良いところ
  • シンプルでスタイリッシュなデザイン、ブラックとホワイトの2色
  • 奥行371mmm×幅210mm×高さ460mmで、ATX対応としてはコンパクトなサイズ
  • マザーボード側は内部を一望できる強化ガラス製ウィンドウパネル
  • 裏配線側はスチール製ソリッドパネルなのでケーブルマネジメントが気楽
  • トップ/フロントはマルチファン大型水冷ラジエーターに対応
  • トップ/フロント/ボトムには着脱の容易な防塵ダストフィルター搭載
  • 6000~7000円程度と非常に安価 (2022年6月現在)
悪いところor注意点
  • グラフィックボードの長さスペースはフロント設置のファン・ラジエーターによって増減
  • PCケーストップのラジエーター&ファンはマザーボードと干渉する可能性あり

「XPG VALOR AIR JP」はシンプルかつスマートな外観になっており、内部構造についてもPSUカバーの採用、マルチファン大型水冷クーラーや300mm超大型グラフィックボード対応など、近年の自作向けPCケースのトレンドに忠実な設計です。

電源をボトム配置するATX対応PCケースとしては最小サイズに近い設計なので、『マザーボードのCPUソケット上側ヒートシンクが大きいと、PCケーストップにラジエーターを設置できない』、『PCケースフロントにファン&ラジエーターを設置するとグラフィックボードの長さクリアランスは280mm程度に制限される』といった制限はあるので、その辺りは注意が必要です。
PCケーストップに水冷ラジエーターを設置できるかどうかはマザーボード次第なので、『グラフィックボードの長さスペースをトレードオフにしてPCケースフロントに水冷ラジエーターを設置する』、もしくは『長さ300mm以上のグラフィックボードを使用したいなら空冷CPUクーラーを組み合わせる』という構成がオススメです。

「XPG VALOR AIR JP」は2022年の最新環境でゲーミングPCを構築する上で必要十分な内部設計となっており、一方で製品価格は税込み6000~7000円程度と安価なところが魅力です。

以上、「XPG VALOR AIR JP」のレビューでした。
XPG VALOR AIR JP


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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)



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