いろいろと不具合や不便なところも少なくないけど間違いなく楽しい。
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4月5日に海外では解禁されたQuantum Break PC版ですが、やっと第2章の途中までプレイできた(単純にプレイが遅いのもありますが、DX12ゲームのビデオキャプチャの試行錯誤に時間を取られた)のでネタバレはほぼなしでレビューしておきます。なんといっても最先端PCグラフィックが可能にした時間を自由に操るアクションとSFを織り交ぜた海外ドラマの融合は新鮮で強烈な印象です。
実写パートを見て初めて気づいたのですがゲーム内のキャラメークは実写の俳優に合わせていたんですね。
ゲームのポール。

実写のポール。

流石に最高設定のCGでも実写には届きませんがそれでもかなりの再現度です。アクション中心のゲームパートと、人物描写中心の実写ムービーパートを行ったりきたりする構成が没入感を高めます。
タイムラインというシステムで平行世界やタイムリープといったSF要素をゲームシステムに組み込まれ。プレイ済みのパート(過去)に戻って核心に迫るための情報を回収したり、未来の展開を選択する分岐など、ただの海外ドラマでは不可能な演出も可能になっています。

時間操作を利用したアクションも第1章では時間停止、跳躍、シールドの3つだけですが、第2章からはタイムブラストというボムっぽい溜め攻撃も加わりSFアクションとしてどんどん派手になっていきます。それぞれの能力のクールタイムは個別に設定されているので、連続で別の能力を繋げていくことも可能になっています。TPSとしてはエイムアシストも結構強めなのでゲームパッド使いなカジュアルゲーマーでも十分楽しめます。


ゲーム自体は面白いので50FPS上限とか不具合を早めに直して欲しいです。あとマルチGPUとかOSDモニタへの対応も。またXBOX版では実写ムービーをすべてインストール可能なのに、PC版では実写パートはインスト不可でストリーミングのみとなっており回線が死んでたりするとストリーミング失敗の表示が出てムービーをスキップしなくてはならなくなります。シナリオの把握には実写パートも必須なのでこれはつらい。PC版もインスト可能にして欲しいです。加えてストリーミングだからなのか実写ムービーが異常にガクガクするのも修正希望。
なお管理人はこれ以上プレイ動画を撮るのは諦めました。サブ機のスペック(6700K,4.4GHz、R9 NANO,1050MHz)ですら快適なゲームプレイがやっとなんだよ……。DX12が特殊過ぎて使えるキャプチャも限られるし、音ズレ、コマ飛びの原因究明&解消に疲れました。OSDも使えないので動画取れてないのに気づかないままリプレイしてたりとかも……。
R9 NANOの1050MHz OCでもWQHD・最高設定でプレイするのは第1章までで諦めて、第2章からはスケーリングで画質は落ちますがフルHD・最高設定でプレイしています。正直現行のグラボだとWQHD以上の解像度で最高設定で快適にプレイするのは無理。敵やオブジェクトが多い場面では目に見えてFPSが落ちてガクガクし始めます。この辺りはグラボ別パフォーマンス比較では見えてこない部分だと思います。
実写と最先端CGの融合が肝と管理人は考えるので、最高設定で快適プレイを目指すとなると現状ではFuryシリーズでフルHD・最高設定の一択になる、というかその構成でのプレイがお勧めです。今のところ修正前の推奨動作環境が正解なので、公式ページのは信じないほうがいい。

WQHDや4Kはスクショ撮影専用にするか、マルチGPUに対応するのを待ったほうがいいです。
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このためにwin10にしたような物だし