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対応機器が増えつつあり不足すると代替が効かず地味に困る内部USB2.0ヘッダーを増設可能なPCケース内蔵型USBハブ「Thermaltake TT Premium H200 PLUS 内部用USB2.0ヘッダーHUB(型番:PS-ACC-IU2H00R-2)」を購入したので簡単にレビューしていきます。
代理店公式ページ:https://www.ask-corp.jp/products/thermaltake/accessory/h200-plus.html
「Thermaltake H200 PLUS」のパッケージの中には、プラスチック製スペーサーに収められた製品本体とケーブル、および簡易マニュアルが入っていました。
付属するケーブルは「Thermaltake H200 PLUS」とマザーボードを接続するための内部USB2.0ケーブルと補助電源となるSATA電源ケーブルです。
内部USB2.0ヘッダーには1つあたり2ポート端子(9PINのうち4PINずつ)が割り当てられていますが、接続ケーブルのマザーボード側端子に注目してみると、そのうち1ポート分しか使用しない構造になっていました。まれに4PINの内部USB2.0ヘッダーが実装されているマザーボードもありますが、そういったマザーボードでも使用できます。
「Thermaltake H200 PLUS」の本体についてチェックしていきます。
「Thermaltake H200 PLUS」は横76mmと縦65mmで正方形に近い形状となっています。
「Thermaltake H200 PLUS」は公式のサンプルイメージでも掲載されているように、PCケースの裏配線スペースへの設置が想定されており、厚みは21mmに抑えられています。最近のPCケースでは20~30mmの厚みで裏配線スペースが確保されていることが多いですが、互換性を考えると欲を言えば20mm未満にだと良かったとも思います。
「Thermaltake H200 PLUS」の上下の長辺にはそれぞれ3基の内部USB2.0ヘッダーと3基のType-A型USB端子が実装されており、USB機器を6つまで接続できるハブとなっています。
「Thermaltake H200 PLUS」は専用の内部USB2.0ケーブルを使用してマザーボードと接続しますが、本体側の端子は内部USB2.0ヘッダーではなくMicroUSBでした。またMicroUSBと並んでDC端子が実装されており、付属ケーブルを使用してSATA電源から電力供給を行います。
「Thermaltake H200 PLUS」の背面には四隅にゴム足が貼られています。
「Thermaltake H200 PLUS」の裏面内部にはマグネットが内蔵されているのでスチール製PCケースのシャーシ、特に裏配線スペースなどに簡単に設置することが可能です。
「Thermaltake H200 PLUS」はマザーボード側の内部USB2.0ヘッダーによるバスパワー駆動には対応しておらず、使用する上でSATA電源の接続は必須でした。SATA電源を接続しない場合、製品本体の青色LEDも点灯せず、USB機器を全く接続できないので注意してください。類似製品の「NZXT INTERNAL USB HUB」はバスパワー駆動も可能なので、若干物足りなさも感じます。
最後に「Thermaltake H200 PLUS」と類似製品の「NZXT INTERNAL USB HUB」について機能を比較して簡単にまとめました。
Thermaltake H200 PLUS | NZXT INTERNAL USB HUB | |
寸法 | 横76mm × 縦65mm 高さ(厚み)21mm |
横105mm × 縦36mm 高さ(厚み)24.5mm |
M/B側 | 内部USB2.0ヘッダー 1ポート、4PIN |
内部USB2.0ヘッダー 2ポート、9PIN |
内部USB2.0ヘッダー | 3基 | 3基 |
Type-A端子 | 3基 | 2基 |
バスパワー | 非対応 | 対応 |
外部電源 | SATA (必須) | 4PINペリフェラル |
マグネット |
内蔵 | 内蔵 |
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(注:記事内で参考のため記載された商品価格は記事執筆当時のものとなり変動している場合があります)
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